関空旅博2013～見て歩き編

　5月19日の日曜日に、「関空旅博2013」へ行ってきました。

　関西国際空港を訪れるのは、年始に南イタリア（アマルフィ海岸）旅行からの帰国以来となります。

　当日は雨模様という、生憎の天気でしたが、旅博の会場は大勢の来場者で混雑していました。

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　関西国際空港へのアクセス拠点の1つ、南海電車のなんば（難波）駅。

　特急「ラピート」で、関空へ出発です！

　「関空旅博2013」の会場は、関西空港駅をぐるりと囲むように配置されています。
　お昼過ぎに到着し、かなりの雨も降っている悪天候にもかかわらず、既に大勢の来場者でごった返していました；

　世界のグルメのコーナーもあって、何か食べようとも思いましたが、お昼時というのもあり長蛇の列だったので；、後回しにして、空腹を抱えながらしばらく会場をブラブラすることにしました。

　会場に設営されているステージでは、国内外の出展者による、様々なイベントが行なわれていました。

　熊本県の営業部長であり、絶大な人気を誇るこのお方も、お仕事に励んでいらっしゃいました（＾＾）

　風貌は「ゆるキャラ」でも、ステージ上を縦横無尽に動き回る俊敏さ？！で、観衆の目を釘付けにｗ

　ステージイベントから数時間後には、会場内を巡回…このお方の往くところ、常に物凄い人垣も一緒に移動していました（＾＾；）

　老若男女問わず、人気者ですね～♪

　出展していた熊本県のブースでもPR。

　お仕事お疲れさまでした！

　会場は、国内の自治体や、外国の観光当局、航空会社、旅行会社に税関や検疫所等の公的機関までが出展していました。

　目を引いたところが、ご存じドイツ（Deutschland）の首都ベルリン（Berlin）の信号機のマークである、アンペルマン（AMPELMANN）のグッズを販売していたブース。
　東京にショップがあり、その他国内でも入手が可能なようですね。

　栞を買ってみました！
　見る角度によって、上部の信号機に見立てた部分が、青になったり赤になったり…下部の横断歩道を渡る足跡も、進んだり止まったりします(＾-＾)

　外国の観光局もたくさん出展、話し掛けるとどの国の皆さんも気さくに、お国の見所をPRしてくださいました♪
　私の場合、関心の対象がヨーロッパに偏っているせいで、立ち寄ったブースもヨーロッパ関係中心でしたが；

　素敵な笑顔でブレッド湖（Blejsko jezero）やポストイナ鍾乳洞（Postojnska jama / 公式サイト）、シュコツィアン洞窟群（Škocjanske jame / 公式サイト）等について詳しく語ってくださった、スロヴェニア政府観光局のスタッフさん。
　日本語でとても丁寧に、スロヴェニア（Slovenija）の魅力を話してくださいました＾＾

　私としては、壮大な地下世界が広がる、カルスト地形のシュコツィアン洞窟群に心惹かれました！

　航空会社のブースも、各社趣向を凝らせていました♪

　各社人を集める企画に腐心しているように見受けられる中、我が道を往く…といった風の展示を行なっていたのが、エールフランス（AIRFRANCE）。
　平成24年（2012年）に日本就航60周年を迎えたことを記念しての、芸術的なポスターの復刻展示を行なっていました！

　他には人寄せの為の何をするでもなく、「興味のある人だけ寄っていけば？」とでも言いたげな、天の邪鬼（ツンデレ？？ｗ）の徹底ぶりは天晴れｗ…エールフランスを愛してしまいそうです(＾＾；)

　…提灯で日本風をアレンジしていた、ポーランドのブース。
　大らかで陽気なお国柄を感じます＾＾

　しっかり白と赤の、ポーランド国旗カラーにしてあるのは、流石です！
　同色のツートンカラーである日の丸の色にも掛け合わせてくれているのかな？

　中国ブースの、倦怠感漂う、やる気なさげなパンダｗ
　何やらクイズ大会等で大盛り上がり中のブース中央部からは完全に隔離され、隅っこのベンチに追いやられてスタッフさんにも目を向けてもらえない態で哀愁を漂わせている姿が、却って印象的でした。

　たまに駆け寄ってくる子供にナデナデされていたのが、せめてもの慰めだったでしょうか(/-｀)

　会場の一角では、航空会社からの放出品等を販売する「KIXジャンク市」のコーナーも、多くの人で賑わっていました。

　機内食で使われた食器類も数多く並べられていました。

　その値段と共に目を引いたのが、この和食器のセット。
　平成13年（2001年）まで関空に就航していた、アンセット・オーストラリア航空（ANSETT AUSTRALIA）が使用していた食器とのことです。

　アンセット・オーストラリア航空は、上記の関空就航最後の年に倒産、翌年営業を停止、2011年（平成23年）に最終的な会社清算の手続きを終えています。

　こうした経緯から、この値段設定となったのでしょう。

　機内で機内食等を収納するカート類も販売、「ジャンク市」らしい品揃えです！
　左の小さい目のハーフカートは2万円、右の大きなロングカートは5万円！
　…更に、ロングカート手前に置かれた、謎の？オイル缶（4千円）…買う人いるのでしょうか？？？

　実際に買わなくても、何か面白いものはないか探してみるだけでも、楽しいジャンク市でした。

　関空旅博の目玉の1つに、旅行会社や航空会社、観光局等のスタッフさんから直にお話を伺うことができる「海外旅行セミナー」の開催があります。

　私が参加したのは、スロヴァキア共和国（Slovenská republika）大使館開催のセミナー。
　振る舞われた、スロヴァキアワインの試飲を嗜みながら、大使館スタッフさん等のお話を拝聴し、セミナー終了後は参加者の個人個人が聞きたいことを直接スタッフさんに質問等する形で、セミナー終了時刻が来るまで懇談していました。

　気の毒ながら、ヨーロッパでも目立たない地味な国、スロヴァキア（Slovensko）、参加者も決して多くはありませんでしたが、それだけに懇談はアットホームで、スタッフさんも親切に参加者の質問等に答えていらっしゃいました＾＾
　私も、スロヴァキアのランドマーク的存在でもあるタトラのこと等を尋ねたりしてしばし歓談…楽しいひと時を過ごせて、参加して良かったです！

　スロヴァキア旅行にあたっては、東京の大使館に連絡すると、情報収集の便宜も図ってくれるとのことで、地道ながら好感の持てる対応でイメージ大幅アップのスロヴァキアでした(＾o＾)

　スロヴァキアのセミナーが終了時刻（17時）は、旅博の終了時刻でもありました。

　ターミナルへ移動して、国際線の出発ロビーである4階へ。
　チェックインカウンターの並ぶロビーの雰囲気を、5ヶ月ぶりに触れに来ました！

　国際空港の出発ロビーの雰囲気は、やっぱりイイですねぇ…！

　またいつの日か、ここから旅立てる日の来ることを祈念して、この日は高揚した空気を感じるだけにして、出発ロビーを後にしました。

　関空からの復路は、大阪のなんば（難波）まではラピートで戻ります♪

　天気は悪かったけれど、旅がテーマのイベントに参加して、私の中の旅心が再び疼く幸せな気分に浸りながらの帰途でした♪

　次回は、食べ歩き編です(＾г＾)