平成25年(2013年)も秋の深まる季節となり、年が明けるまで残すところあと1月半程になる11月半ばの先週末、紅葉狩りへと出掛けてみました。
西九州の旅の記事が継続中ですが、以後、紅葉の記事を少々続けます。
京都市街の紅葉のシーズンは、大体例年でも11月下旬~12月初め頃ということに加えて、今年(平成25年 / 2013年)は11月に入っても中々冷え込むこともなかったように感じられて、紅葉にはまだ早いかとも思いましたが、私事の都合もあって、早めの時期に敢行することとしました!
まず訪れたのは、京都でも筆頭格の紅葉の名所である、東福寺。
頑張って早起きして(^^;)、早い時間に見て回りました。
<東福寺>
京都に数多くある寺院の中でも指折りの名刹・東福寺。
臨済宗東福寺派の大本山です。
11月から紅葉の季節(12月8日まで)は、開門時間も30分繰り上げの8時半となり、大混雑を避けて早い時間帯での拝観を狙ってみました。
9時前には境内随一の眺めを誇る、東福寺のシンボルでもある、通天橋を望む臥雲橋に到着。
周囲の拝観者の方々同様に、通天橋に向けて早速撮影開始です!
やはり紅葉は色づき始めた頃合いで、見頃まではまだ少し掛かりそうな感じでした。
拝観開始から30分も経っていないというのに、通天橋上には既に人だかりが…;
流石に東福寺です(-_-;)
この臥雲橋や通天橋の下は、結構深い谷状の地形となっています。
木々の緑から赤へのグラデーションが美しい眺めを楽しむことができました。
色づき始めた木々に覆われるように佇む通天橋です。
鮮やかな赤い紅葉とは一味違う微妙な色の移ろいを見せる黄色い色づきも、不思議な魅力がありますね。
臥雲橋でいつまでも時間を潰す訳にもいかないので、境内へと進入します。
この時期は、正面の本堂の前に、通天橋の拝観券売り場が設えられていました。
拝観券を買い、通天橋へと続く順路を進みます。
臥雲橋からは結構混雑していそうに見えましたが、順路へは行列もなく、スムーズに入れました。
やはり、早い時間帯(できれば9時前)が狙い目ですね!
明暗のコントラストで、庭園のもみじの赤がより燃えるように引き立ちます。
苔むす地面に落ちた葉の赤もまた、素敵なアクセントとなって、拝観者の目を楽しませてくれます♪
今度は通天橋上から臥雲橋の方向を眺めた、錦の絶景。
深く抉れた谷いっぱいに生える木々のそれぞれ異なる紅葉の進み具合によって、正に錦の絨毯のような、素晴らしい眺めが目の前に広がります。
見頃の頃には、東福寺のサイトにあるように、この谷全体が真っ赤に染まる様も大変に美しいのでしょうが、こうした色とりどりのカラフルな景色もまた、思わず溜め息をついてしまう程に目を奪われてしまいますね。。。
多くの拝観者が訪れる、京都屈指のスポットたる由縁を、訪れる度思い知らされる東福寺です。
通天橋同様に、臥雲橋もまた木立に埋没せんばかりに見えます!
通天橋も臥雲橋も、足下にこんなにも深く錦絵が広がっているとは、互いの場所から眺めてみないことには、想像すらできませんね。
ズームにしてみると、臥雲橋の「埋もれ具合」がより強調されますね!
臥雲橋上の人並みも、途切れることはありません;
通天橋を渡り終えて、開山堂への入口にあたる位置には、見頃を迎えた紅葉が1本、鮮やかな紅葉を披露していました。
不思議と人を惹き付けて止まない、もみじの紅です。
通天橋は下から見上げるように眺めても、実に様になります^^
様々な色が重なり合って、不思議な浮遊感を感じさせる紅葉がまた絶妙な位置で色付いて、こうした巧みな配置の技も京都の紅葉の魅力の一つなのでしょう。
まるで紅葉が弾けているようです!
同じもみじなのに、木によって色づき方がまるで異なっているというのも不思議なものです。
通天橋の下の、深い谷へと落ち込んでいく庭園。
地面をびっしりと覆う苔ともみじの取り合わせも、日本庭園ならではの様式美ですね。
一歩進む度に素敵な撮影スポットが現れて、中々先へと進みませんw
私に限らず、訪れている方々が皆思い思いの地点でインスピレーションを刺激されて、景色に見とれ、カメラのシャッターを断続的に切り続けていました^^
紅葉が光に透ける、見上げたアングルも、好きな構図です♪
モロに逆光になるので、私の拙い技量では感じた美しさが全く表現できないのが悲しいところです(T-T)
まだ濃い緑に茂る木の葉の隙間から覗く、鮮やかに色付いた紅葉。
大変に見応えのある美しさでした!
思いかけずに、ハッと気付くこうした驚きも、紅葉狩りの魅力ですね。
通天橋を巡る順路は、その出口の直前、最後の最後まで、素晴らしい紅葉で魅せてくれます。
ベタ過ぎる程にベタな紅葉スポットですが、訪れる度に新たな感動を得られる東福寺。
毎年訪れたくなる魅力に溢れるお寺です。
今回も、盛りにはまだ少し早かったとはいえ、素敵な景色を堪能しました!
東福寺の拝観を終えて、最寄駅の一つである京阪電車の鳥羽街道駅から、宇治方面へと向かいます。
反対側のホームを通過する京都の出町柳行の特急を見送っていると、乗車する大阪の淀屋橋行の準急が到着しました。
京阪電車の中書島(ちゅうしょじま)駅。
ここで、乗車してきた準急を降りて、降りたホームの反対側に停車していた、この宇治行の電車に乗り換えます。
紅葉の季節は、例年京都市街北部をメインに巡っているように思えたので、今回は主に南部にあるお寺等を巡ってみようと思います。
西九州の旅の記事が継続中ですが、以後、紅葉の記事を少々続けます。
京都市街の紅葉のシーズンは、大体例年でも11月下旬~12月初め頃ということに加えて、今年(平成25年 / 2013年)は11月に入っても中々冷え込むこともなかったように感じられて、紅葉にはまだ早いかとも思いましたが、私事の都合もあって、早めの時期に敢行することとしました!
まず訪れたのは、京都でも筆頭格の紅葉の名所である、東福寺。
頑張って早起きして(^^;)、早い時間に見て回りました。
<東福寺>
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
京都に数多くある寺院の中でも指折りの名刹・東福寺。
臨済宗東福寺派の大本山です。
11月から紅葉の季節(12月8日まで)は、開門時間も30分繰り上げの8時半となり、大混雑を避けて早い時間帯での拝観を狙ってみました。
9時前には境内随一の眺めを誇る、東福寺のシンボルでもある、通天橋を望む臥雲橋に到着。
周囲の拝観者の方々同様に、通天橋に向けて早速撮影開始です!
やはり紅葉は色づき始めた頃合いで、見頃まではまだ少し掛かりそうな感じでした。
拝観開始から30分も経っていないというのに、通天橋上には既に人だかりが…;
流石に東福寺です(-_-;)
この臥雲橋や通天橋の下は、結構深い谷状の地形となっています。
木々の緑から赤へのグラデーションが美しい眺めを楽しむことができました。
色づき始めた木々に覆われるように佇む通天橋です。
鮮やかな赤い紅葉とは一味違う微妙な色の移ろいを見せる黄色い色づきも、不思議な魅力がありますね。
臥雲橋でいつまでも時間を潰す訳にもいかないので、境内へと進入します。
この時期は、正面の本堂の前に、通天橋の拝観券売り場が設えられていました。
拝観券を買い、通天橋へと続く順路を進みます。
臥雲橋からは結構混雑していそうに見えましたが、順路へは行列もなく、スムーズに入れました。
やはり、早い時間帯(できれば9時前)が狙い目ですね!
明暗のコントラストで、庭園のもみじの赤がより燃えるように引き立ちます。
苔むす地面に落ちた葉の赤もまた、素敵なアクセントとなって、拝観者の目を楽しませてくれます♪
今度は通天橋上から臥雲橋の方向を眺めた、錦の絶景。
深く抉れた谷いっぱいに生える木々のそれぞれ異なる紅葉の進み具合によって、正に錦の絨毯のような、素晴らしい眺めが目の前に広がります。
見頃の頃には、東福寺のサイトにあるように、この谷全体が真っ赤に染まる様も大変に美しいのでしょうが、こうした色とりどりのカラフルな景色もまた、思わず溜め息をついてしまう程に目を奪われてしまいますね。。。
多くの拝観者が訪れる、京都屈指のスポットたる由縁を、訪れる度思い知らされる東福寺です。
通天橋同様に、臥雲橋もまた木立に埋没せんばかりに見えます!
通天橋も臥雲橋も、足下にこんなにも深く錦絵が広がっているとは、互いの場所から眺めてみないことには、想像すらできませんね。
ズームにしてみると、臥雲橋の「埋もれ具合」がより強調されますね!
臥雲橋上の人並みも、途切れることはありません;
通天橋を渡り終えて、開山堂への入口にあたる位置には、見頃を迎えた紅葉が1本、鮮やかな紅葉を披露していました。
不思議と人を惹き付けて止まない、もみじの紅です。
通天橋は下から見上げるように眺めても、実に様になります^^
様々な色が重なり合って、不思議な浮遊感を感じさせる紅葉がまた絶妙な位置で色付いて、こうした巧みな配置の技も京都の紅葉の魅力の一つなのでしょう。
まるで紅葉が弾けているようです!
同じもみじなのに、木によって色づき方がまるで異なっているというのも不思議なものです。
通天橋の下の、深い谷へと落ち込んでいく庭園。
地面をびっしりと覆う苔ともみじの取り合わせも、日本庭園ならではの様式美ですね。
一歩進む度に素敵な撮影スポットが現れて、中々先へと進みませんw
私に限らず、訪れている方々が皆思い思いの地点でインスピレーションを刺激されて、景色に見とれ、カメラのシャッターを断続的に切り続けていました^^
紅葉が光に透ける、見上げたアングルも、好きな構図です♪
モロに逆光になるので、私の拙い技量では感じた美しさが全く表現できないのが悲しいところです(T-T)
まだ濃い緑に茂る木の葉の隙間から覗く、鮮やかに色付いた紅葉。
大変に見応えのある美しさでした!
思いかけずに、ハッと気付くこうした驚きも、紅葉狩りの魅力ですね。
通天橋を巡る順路は、その出口の直前、最後の最後まで、素晴らしい紅葉で魅せてくれます。
ベタ過ぎる程にベタな紅葉スポットですが、訪れる度に新たな感動を得られる東福寺。
毎年訪れたくなる魅力に溢れるお寺です。
今回も、盛りにはまだ少し早かったとはいえ、素敵な景色を堪能しました!
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東福寺の拝観を終えて、最寄駅の一つである京阪電車の鳥羽街道駅から、宇治方面へと向かいます。
反対側のホームを通過する京都の出町柳行の特急を見送っていると、乗車する大阪の淀屋橋行の準急が到着しました。
京阪電車の中書島(ちゅうしょじま)駅。
ここで、乗車してきた準急を降りて、降りたホームの反対側に停車していた、この宇治行の電車に乗り換えます。
紅葉の季節は、例年京都市街北部をメインに巡っているように思えたので、今回は主に南部にあるお寺等を巡ってみようと思います。
見頃まではもう少し、との事ですが充分キレイ、綺麗~♪
早朝でもやはり東福寺、多くの人がいますね~。
taろうさんのお写真で充分堪能してしまったので「東福寺、もう行かなくてもいいかな」と橋の上の人混みを見てちょっと躊躇気味です^^;
やっぱり京都の紅葉は早起きしないとダメですね。もう時差ボケもすっかり治ってしまい遅起き気味に戻ってしまいました(笑)
今週末は頑張って早起きして私もどこか紅葉見に行こうかな^^ でも早朝の寒さ、厳しくなってきましたね・・・
やはり谷全体が赤く色付くには早かったですが、却って色とりどりのモミジの錦模様を楽しむことができました^^
早い時期には早い時期なりの美しさがあることを知ることができたのは、収穫でした♪
私も通天橋の人だかりを見て混雑を覚悟しましたが、行ってみると最前列に人が集まっているだけで、最前列へも難なく出ることができたので、開門直後の早い時間帯は、絶対狙い目ですよ!
kikiさんの早起き散策に触発されての、「早起きは三文の得作戦(今命名w)」、おかげさまで大成功でした(^o^)
ゆとりある東福寺の拝観を堪能できたのは、kikiさんのおかげでもあります。
ありがとうございました~^^
今週末からは、紅葉も進んで見頃の場所も多くなってきているでしょうね。