平成25年(2013年)の京都紅葉巡り、最初に訪れた東福寺から南下し、宇治にある三室戸寺を目指します。
実は、観光目的で宇治を訪れるのはこれが初めてという衝撃?の事実w
「初めての地」ということにも心を動かされ、宇治行を決心しました♪
<三室戸寺>
京阪電車の本線と宇治線との分岐駅である、中書島(ちゅうしょじま)で宇治線宇治行の電車に乗り換えて13分、終着駅の宇治の1つ手前の駅である、三室戸で下車します。
お寺の名前は「みむろ『と』じ」ですが、駅名は「みむろ『ど』えき」なのですね。
三室戸駅から三室戸寺へは、徒歩約15分。
三室戸寺へと近付くにつれ、周囲の景色ものどかな風情を増していきます。
好天に恵まれた秋の一日、暑からず寒からず、とても爽やかで快い散策日和でした。
三室戸寺の山門。
手前には大きな紅葉の木が一本、既に葉を真っ赤に色付かせて、迎えてくれました。
拝観に訪れる人出も少なく、落着きのある、静かな佇まいでした。
山門に掲げられているとおり、三室戸寺は、西国三十三所の第十番札所です。
創建以来、約1200年の歴史を閲する古刹です。
山門から本堂へ至る、長いアプローチ。
正面の階段を上った先に、本堂があります。
三室戸寺境内の紅葉も、色付き始めといった感じです。
三室戸寺の境内は、山の斜面一帯に広く開けていて大変日当たりが良く、色付き始めた紅葉も鮮やかな色彩に輝いているようです。
いつしか、青空には雲一つない快晴となっていました。
本堂への階段を上りきって、来た道を振り返ってみます。
流石に山腹の斜面に位置する境内だけあり、見晴らしも抜群です!
紅葉越しに遙か遠景を望むのも、乙なものですね^^
紅葉の見頃にはまだ少し早いとはいえ、色付いた葉をメインに構図を切り取ってみると、秋らしい風情を感じ取ることができますね♪
紅葉は本当に、日光に透ける様子がとても素晴らしいです。
どうして、こんなにも魅力的な紅になるのか、自然の神秘には毎度驚かされます。
光に透き通る明るい部分と、葉が重なり合って影となった暗の部分との、鮮やかなコントラストには、見とれずにはいられません!
三室戸寺の本堂。
ご本尊で秘仏の千手観音像が納められている、堂々たる風格を備えた造りです。
斜めのアプローチで、見栄えの良いアングルで眺めることができます。
本堂の前に鎮座する、宝勝牛。
狛犬ならぬ、狛牛です。
口の中に石の玉があり、この玉を撫でると勝運が付くそうです^^
宝勝牛を対を為すように、狛兎が!
兎ちゃんは石像になっても、何処か可愛らしい雰囲気が出ますねw
前脚を乗せている球体の中にはこれまた石の卵があり、この卵を立てると願いが叶うとか^^
三室戸寺の紅葉の画像には、必ずと言っていい程被写体となっている、阿弥陀堂。
色とりどりの木々の葉との取り合わせが、その理由を納得させてくれます。
この阿弥陀堂もとても日当たりの良い場所に建てられているので、周囲の紅葉同様、燦々と降り注ぐ日の光を浴びた、美しい眺めを楽しめました。
決して大きな塔とは言えない三重の塔ですが、風景に欠かせないアクセントとしての存在感は抜群です!
眺めの点では、本堂を差し置いて、三室と寺のランドマーク的な存在といえるかもしれません。
緑から紅へと色を変え始めた木々の、グラデーションのような色の移ろいに、目を奪われます。
阿弥陀堂の上部二層をスッポリと包み隠したような、絶妙の張り出しを見せたモミジの木。
葉の緑の部分が図らずも阿弥陀堂のシルエットの如く、影のように見えるのもまた、天の配剤というべきでしょうか^^
阿弥陀堂の塔頂部だけでも、絵になってしまいます!
こうして色付いた部分だけを切り取ってしまうと、全山が紅に染まった見頃を迎えたと、錯覚してしまいそうですね(^^;)
もちろん、モミジだけでなく、色々な草木が植えられている境内です。
モミジがまだ色付き初めのこの頃では、この実の方が綺麗な赤をしていますね。
本堂のすぐ背後には、山の斜面が迫っています!
本堂の影の部分が黒くつぶれてしまう程に、明る過ぎる位の日射しの素晴らしい天気です!
日を浴びて輝く紅葉はやはり美しく、ついついカメラを向けてしまいますね。
この道も、見頃を迎えた頃には、大勢の人が繰り出してくることでしょう。
まだ色付く前の緑色の葉を付けている木もあるかと思えば、既に紅く色付いた葉を地面に落としている木もあります。
爽やかな陽気の中、ゆっくりと色付き始めた風景を楽しみながらの、すこぶる快適な散策です^^
本堂へ向かって上った階段の上り口附近です。
同じ場所でも、下から見上げるのと、こうして上から眺めるのとでは、雰囲気が変わるものですね。
明るい日射しの下、鮮やかなコントラストで魅せる、見事な石庭。
非常に分かり難いですが、黄色く色付いている木の右の方に、阿弥陀堂の塔頂部が見えています。
こうした、ちょっとした木立の影で目立たないような場所にも紅葉が植えられていて、ふと目に入れば、鮮やかな色彩のスポットに見入ってしまいます。
「隠し球」的な趣向のようにも思えて、最後まで楽しませてくれます♪
見頃には少し早かったおかげで混雑することもなく、ゆっくりと拝観することができた三室戸寺をそろそろ辞去して、宇治の中心部へと向かいます。
実は、観光目的で宇治を訪れるのはこれが初めてという衝撃?の事実w
「初めての地」ということにも心を動かされ、宇治行を決心しました♪
<三室戸寺>
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京阪電車の本線と宇治線との分岐駅である、中書島(ちゅうしょじま)で宇治線宇治行の電車に乗り換えて13分、終着駅の宇治の1つ手前の駅である、三室戸で下車します。
お寺の名前は「みむろ『と』じ」ですが、駅名は「みむろ『ど』えき」なのですね。
三室戸駅から三室戸寺へは、徒歩約15分。
三室戸寺へと近付くにつれ、周囲の景色ものどかな風情を増していきます。
好天に恵まれた秋の一日、暑からず寒からず、とても爽やかで快い散策日和でした。
三室戸寺の山門。
手前には大きな紅葉の木が一本、既に葉を真っ赤に色付かせて、迎えてくれました。
拝観に訪れる人出も少なく、落着きのある、静かな佇まいでした。
山門に掲げられているとおり、三室戸寺は、西国三十三所の第十番札所です。
創建以来、約1200年の歴史を閲する古刹です。
山門から本堂へ至る、長いアプローチ。
正面の階段を上った先に、本堂があります。
三室戸寺境内の紅葉も、色付き始めといった感じです。
三室戸寺の境内は、山の斜面一帯に広く開けていて大変日当たりが良く、色付き始めた紅葉も鮮やかな色彩に輝いているようです。
いつしか、青空には雲一つない快晴となっていました。
本堂への階段を上りきって、来た道を振り返ってみます。
流石に山腹の斜面に位置する境内だけあり、見晴らしも抜群です!
紅葉越しに遙か遠景を望むのも、乙なものですね^^
紅葉の見頃にはまだ少し早いとはいえ、色付いた葉をメインに構図を切り取ってみると、秋らしい風情を感じ取ることができますね♪
紅葉は本当に、日光に透ける様子がとても素晴らしいです。
どうして、こんなにも魅力的な紅になるのか、自然の神秘には毎度驚かされます。
光に透き通る明るい部分と、葉が重なり合って影となった暗の部分との、鮮やかなコントラストには、見とれずにはいられません!
三室戸寺の本堂。
ご本尊で秘仏の千手観音像が納められている、堂々たる風格を備えた造りです。
斜めのアプローチで、見栄えの良いアングルで眺めることができます。
本堂の前に鎮座する、宝勝牛。
狛犬ならぬ、狛牛です。
口の中に石の玉があり、この玉を撫でると勝運が付くそうです^^
宝勝牛を対を為すように、狛兎が!
兎ちゃんは石像になっても、何処か可愛らしい雰囲気が出ますねw
前脚を乗せている球体の中にはこれまた石の卵があり、この卵を立てると願いが叶うとか^^
三室戸寺の紅葉の画像には、必ずと言っていい程被写体となっている、阿弥陀堂。
色とりどりの木々の葉との取り合わせが、その理由を納得させてくれます。
この阿弥陀堂もとても日当たりの良い場所に建てられているので、周囲の紅葉同様、燦々と降り注ぐ日の光を浴びた、美しい眺めを楽しめました。
決して大きな塔とは言えない三重の塔ですが、風景に欠かせないアクセントとしての存在感は抜群です!
眺めの点では、本堂を差し置いて、三室と寺のランドマーク的な存在といえるかもしれません。
緑から紅へと色を変え始めた木々の、グラデーションのような色の移ろいに、目を奪われます。
阿弥陀堂の上部二層をスッポリと包み隠したような、絶妙の張り出しを見せたモミジの木。
葉の緑の部分が図らずも阿弥陀堂のシルエットの如く、影のように見えるのもまた、天の配剤というべきでしょうか^^
阿弥陀堂の塔頂部だけでも、絵になってしまいます!
こうして色付いた部分だけを切り取ってしまうと、全山が紅に染まった見頃を迎えたと、錯覚してしまいそうですね(^^;)
もちろん、モミジだけでなく、色々な草木が植えられている境内です。
モミジがまだ色付き初めのこの頃では、この実の方が綺麗な赤をしていますね。
本堂のすぐ背後には、山の斜面が迫っています!
本堂の影の部分が黒くつぶれてしまう程に、明る過ぎる位の日射しの素晴らしい天気です!
日を浴びて輝く紅葉はやはり美しく、ついついカメラを向けてしまいますね。
この道も、見頃を迎えた頃には、大勢の人が繰り出してくることでしょう。
まだ色付く前の緑色の葉を付けている木もあるかと思えば、既に紅く色付いた葉を地面に落としている木もあります。
爽やかな陽気の中、ゆっくりと色付き始めた風景を楽しみながらの、すこぶる快適な散策です^^
本堂へ向かって上った階段の上り口附近です。
同じ場所でも、下から見上げるのと、こうして上から眺めるのとでは、雰囲気が変わるものですね。
明るい日射しの下、鮮やかなコントラストで魅せる、見事な石庭。
非常に分かり難いですが、黄色く色付いている木の右の方に、阿弥陀堂の塔頂部が見えています。
こうした、ちょっとした木立の影で目立たないような場所にも紅葉が植えられていて、ふと目に入れば、鮮やかな色彩のスポットに見入ってしまいます。
「隠し球」的な趣向のようにも思えて、最後まで楽しませてくれます♪
見頃には少し早かったおかげで混雑することもなく、ゆっくりと拝観することができた三室戸寺をそろそろ辞去して、宇治の中心部へと向かいます。
どうも平等院の方に人は流れてしまうようで私が行った時も人が少なくゆっくり散策できた記憶があります。
紅葉も綺麗ですね。
狛牛、私もしっかり触らせて頂きましたよ~^^
そう、京都市内在住者はなかなか宇治には行かないですよね。今日はお天気も良く絶好の紅葉日和だったので市内は大渋滞!という訳で京都在住者がよっぽどでなければ行かない奈良に逃げ紅葉狩りしてきてしまいました(笑)
当然ながら秋のこの時期には、アジサイ園は閉鎖されていましたが、見晴らしの良い境内からの眺めが素敵でした♪
紅葉も少し早めでしたので、淡い色付き初めの葉のグラデーションが綺麗で、人も少なめでゆったりした気分で風情を楽しめる、いいお寺ですよね。
狛牛&狛兎、不思議でどこかユーモラスな、微笑ましい取り合わせに、玉を撫でる皆さんの表情も和やかでした^^
何故かは謎ですが、どういう訳か、宇治へは本当に足が向かないものですねぇw
宇治川べりの広々とした感じや、源氏物語ゆかりのロマンも纏った独特の雰囲気で、いい所だなぁ、と感じたのですが(^^;)
この週末は、宇治の紅葉も見頃であったのではないでしょうか?
やはり、紅葉が見頃の宇治も見ておくべきなのでしょうね!