時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

年越しアマルフィ海岸探訪-19~年末・昼下がり ラヴェッロ<11>

2013-05-17 22:25:08 | イタリア
 ヴィッラ・チンブローネから、ドゥオーモのあるラヴェッロの街の中心へと引き返します。

 太陽を背にして歩きながら眺める景色は、風光明媚そのものの素晴らしさ!

 往路同様に、気ままにのんびり散歩気分で、温かな午後を満喫します。

 <ヴィッラ・チンブローネ→ラヴェッロ市街

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 素晴らしい眺めを堪能した、ヴィッラ・チンブローネ(Villa Cimbrone)を後にして、ラヴェッロ(Ravello)の街の中心部へと戻る散策のスタートです。

 高い石壁に挟まれた路地…正面の小さなアーチをくぐった先の風景も、素敵な予感♪



 暗い石壁を抜け出ると、急に周囲が明るく開けて…抜けるような青空の下、背後の海の方向から差す陽の光を惜しみなく浴びた山肌や家々が眩しい程に浮き立つ、爽快な風景が広がっていました。



 この特徴的な姿をした松の木は、群生していても、一本だけでも、どちらでも絵になりますねぇ。。。

 目の前の風景は、海の方向(画像では左の方向)へ近付くにつれて、輝きを増していきます。



 「猛犬注意!」でしょうか…?

 手作り感に溢れる、微笑ましいタイル製のプレートでした^^



 ヴィッラ・チンブローネへの往路に立ち寄って、プレセーピオ(Presepio)を拝見した、サン・フランチェスコ教会(Chiesa di San Francesco)まで戻ってきました。

 すっきりシンプルな外観で、すらりとした感じで建つ鐘楼。
 イタリアのこうしたセンスの良い美しさは、本当に素晴らしいです!



 …身動ぎすることなく佇んでいました(^-^)

 穏やかな気候の故なのか、おおらかで穏やかそうな子が多かったですね^^



 ふと目に留まった、タイルのプレート。

 戸口や門に、こうしたタイルのプレートをはめ込んだ家も多くて、これらを眺めながらの路地歩きも楽しそうですね。



 ラベッロにて宿泊している、ホテル・ルフォロHotel Rufolo)前から、再び海を眺めます。
 空と海との境界も朧気となって、まるで水平線で互いが融け合っているかのようです!
 相変わらず、両者共に素晴らしいブルーで、見る者を魅了します。



 左端の建物がホテル・ルフォロ、正面の松の大木の右側がヴィッラ・ルフォロ(Villa Rufolo)です。

 松の大木に重なってしまいましたが、その背後に見えているのが、ドゥオーモの鐘楼です。

 ここでも、光と影とのコントラストの虜に。



 ホテル・ルフォロからドゥオーモへと延びている、ルフォロ通り(Via dei Rufolo)を進みます。

 ドゥオーモ広場(Piazza Duomo)までの短い道のり(約50m位?)の間にも、つい立ち寄りたくなるような素敵なお店が建ち並んでいます。



 ドゥオーモ広場を過ぎて、前夜に食事を摂ったレストラン「クンパ・コジモ」へと至る、ローマ通り(Via Roma)にも小さなお店が沢山あり、ラヴェッロの商店街といった雰囲気♪

 地元の食品等が揃った、ちょっとしたスーパーもご覧のとおり、お洒落ですね^^



 適当にウロウロ歩き回っていたら、14時を回っていました…;

 流石に空腹も我慢できなくなり、こちらの「ヴィットリア(Vittoria)」でお昼をいただくことにしました。



 せっかくの南イタリア、それもナポリ(Napoli)のあるカンパニア州(Campania)まで来ているのですから、一度はこれにしないと!…と頼んだ、マルゲリータ

 何というか…でか!!
 まぁ、こちらの方々にしてみれば、フツーのサイズなのでしょうが…(^^;)

 アツアツのモッツァレッラとトマトもたっぷり…正午から2時間以上胃袋を空の状態に放っておいたこともあって、気持ち良く完食!
 固めの生地も食べ応え満点、美味しくいただきましたが、ボリュームの多さで、顎が疲れましたw



 高台上にあるラヴェッロの街は坂と階段の街でもあります。

 誘い込まれてしまいそうな、魅惑的な門が扉を開けています^^
 門扉の幾何学模様に見とれていました。



 オート三輪!!
 現役での走行姿を見たのは、子供時代以来かもしれません!

 結構なお年(に見えた)のお爺ちゃんが運転していましたが、ポップなカラーリングは、流石にイタリアです♪



 同じ場所も二度三度ブラブラと当てもなく歩き回って、ドゥオーモ広場へ戻ってきました。

 暖かな一日とはいえ、真冬の大晦日…15時を回って、眩しい日射しも西に傾きだしたような色合いの光を放ち始めていました。



 夕刻を前に、一段と深みを増したかのような蒼い空を背景にして、白い外壁を浮き立たせているドゥオーモ(Duomo di Ravello)。
 広場の影も、この白壁をより明るく引き立てています。

 小さな街ながら、同じ場所を何度巡っても飽きのこない、不思議な魅力にみちたラヴェッロ。
 一時空腹すら忘れて歩き回った、散策日和な南イタリアの2012年大晦日の午後でした。



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2 コメント

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Unknown (kiki)
2013-05-18 23:47:09
私もピザは必ずシンプルなマルゲリータをどこででも注文します。縁の部分も厚めで食べ応えありそうですね。
「顎が疲れた」のtaろうさんの表現にちょっと笑ってしまいました^^
坂と階段の街ラヴェッロ、足腰鍛えられそうですね(笑)
私もイタリアに行った時、オート三輪をよく見かけました。狭い道、小さな街の中心部を走るにはこのサイズがちょうどいいと思いました。
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kikiさん。 (taろう)
2013-05-19 00:49:37
イタリア、それもナポリのあるカンパニア州なら、尚更ピザはマルゲリータ!ですよね~^^
日本だったら、絶対2~3人前のボリュームでしたが、美味しいものは、普段より胃袋のキャパが拡大するみたいですw
縁のボリュームも半端なく、たっぷりなチーズを余すところなく、美味しくいただいました!
食べ終えた時には、満腹の胃袋よりも、しっかり硬めの生地を噛み続けた顎のグッタリ感が堪えました;
仰るとおり、ラヴェッロの散策は、イイ運動になります!
オート三輪、イタリアにピッタリですよね。
イタリアナイズ?で魅力倍増です♪
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