宇佐神宮境内のモノレールに乗り、本殿である上宮へ、小椋山(亀山)の急斜面を一気に上がります。
独特の作法で参拝し、人の姿も疎らな、上宮の静かな雰囲気の中をしばらく佇んでいました。
上宮からの復路は下りとなるため、下り坂や石段をゆっくりと下りていき、下宮へも参拝してから境内を辞去。
それ程長い間の滞在とはなりませんでしたが、心安らかなひと時を過ごすことができた参拝でした。
<八幡総本宮 宇佐神宮>
お年寄りや身体の不自由な方、ベビーカーを伴う家族連れ等も参拝しやすいようにと、設けられたモノレール。
中々愛嬌のあるマスクをした籠が、ソロソロと上の乗降場から下りてきました。
こうも縦長だと、左右のバランス次第ですぐ横倒しになりそう…;とか思ってしまいました(^^;)
(当たり前ですが)ホームドアピッタリの位置に停止、ドアが開いたら、乗り込みます!
ホームドアには、「手水をしてから上宮へ」とあり、流石は神社です。
ちょっとワクワクしていますw
乗り込むと、すぐに出発。
籠の中から、この勾配を見ると、直角に近い角度に見えます;
モノレールは、この急勾配をものともせず、力強く確実に上っていきます♪
(これも当然ですが)揺れたりふらついたりもせず、安定した乗り心地でした。
乗っている時間は、1分程でしょうか…あっという間に、上宮のある小椋山頂上に到着。
大人2人が座ることができるベンチが置かれたミニ空間での、瞬く間の移動でした。
足の悪い同道者がお参りできたのも、このモノレールによるバリアフリーのおかげ。
小粋なモノレールに感謝です^^
籠の中から、上ってきた下の方向を。
やはり、かなりの高低差を実感します。。。
見えている軌道の天井の上に、歩いて上り下りすることができる石段があります。
その石段。
踊り場を付けたのが納得できる位に、転げ落ちそうな急勾配ですね;
人を喰らいたい鬼が、神様に言われたとおり一夜のうちに百段の石段を作ろうとして、九十九段まで作ったところで、神様が鶏を鳴かせて夜が明けたとしてしまい、鬼は池に身投げをしてしまった…という伝説にまつわる、百段と呼ばれる石段です。
宇佐神宮の本殿である上宮の、南中楼門(勅使門)。
百段を上がりきった正面に建っています。
南中楼門の背後に本殿たる上宮の御殿があるのですが、工事中であるらしく、足場に覆われていました。。。
上宮の本殿は、「八幡造」と呼ばれる、独特の建築様式とのことで、国宝に指定されています。
由緒ある神宮に相応しい、風格と優美さとを併せ持つ南中楼門の佇まい。
門の前に立ち、参拝します。
上宮本殿は、祭神である三柱の神をお祀りしている、一之御殿(八幡大神/はちまんおおかみ)、二之御殿(比売大神/ひめおおかみ)、三之御殿(神功皇后/じんぐうこうごう)とが横並びに建っていて、南中楼門の対応する位置で、それぞれ三回参拝します。
神社の参拝は、「二礼二拍手一礼」が一般的ですが、宇佐神宮では、「二礼四拍手一礼」の参拝を行ないます。
参拝を済ませて、上宮を辞去、下り坂を気を付けながら、下宮へ向かいます。
木立の中の参道も、風情があるものですね。
宇佐神宮の下宮である、御炊宮(みけみや)。
上宮のある、小椋山の西の麓すぐの場所に建ちます。
下宮も、上宮と同じ三柱の神をお祀りしていて、やはり三つの御殿が並んでいました。
宇佐神宮参拝の間、雨が降ったり止んだりの、生憎の空模様でしたが、そのおかげで、却ってしっとりと落ち着いた境内の情緒を味わうことができました。
だいぶ表参道の商店街近くまで戻ってきた所にあった、ポスト。
「立派な」御殿を戴くポスト…ここまで大きなオブジェを載せたものは、所見でした。
神橋のすぐ西側に見えていた、古風な橋。
神橋は歩行者専用でしたが、こちらの橋は車も通行できそうです。
年期を感じさせる、苔生した欄干…派手さはありませんが、渋い印象が深く心に残る橋です。
今度は、こちらの橋から神橋を眺めてみます。
鮮やかな朱の欄干と共に、その下にも、緑の装飾が施されていたのですね。
ゆったりとした時の流れを感じた、どこか懐かしげな景色でした。
表参道の商店街との境にある、最初の鳥居の所まで戻ってきました。
良く掃き清められた様子が、やはり清々しいですね。
時間にしてちょうど1時間程の、宇佐神宮参拝でした。
程良いテンポのうちに、参道を一巡りしたような、心地良い満足感に浸ることができた、参拝の1時間。
「これが御利益かなぁ」と、満ち足りた気分で、宇佐神宮を辞去しました。
独特の作法で参拝し、人の姿も疎らな、上宮の静かな雰囲気の中をしばらく佇んでいました。
上宮からの復路は下りとなるため、下り坂や石段をゆっくりと下りていき、下宮へも参拝してから境内を辞去。
それ程長い間の滞在とはなりませんでしたが、心安らかなひと時を過ごすことができた参拝でした。
<八幡総本宮 宇佐神宮>
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お年寄りや身体の不自由な方、ベビーカーを伴う家族連れ等も参拝しやすいようにと、設けられたモノレール。
中々愛嬌のあるマスクをした籠が、ソロソロと上の乗降場から下りてきました。
こうも縦長だと、左右のバランス次第ですぐ横倒しになりそう…;とか思ってしまいました(^^;)
(当たり前ですが)ホームドアピッタリの位置に停止、ドアが開いたら、乗り込みます!
ホームドアには、「手水をしてから上宮へ」とあり、流石は神社です。
ちょっとワクワクしていますw
乗り込むと、すぐに出発。
籠の中から、この勾配を見ると、直角に近い角度に見えます;
モノレールは、この急勾配をものともせず、力強く確実に上っていきます♪
(これも当然ですが)揺れたりふらついたりもせず、安定した乗り心地でした。
乗っている時間は、1分程でしょうか…あっという間に、上宮のある小椋山頂上に到着。
大人2人が座ることができるベンチが置かれたミニ空間での、瞬く間の移動でした。
足の悪い同道者がお参りできたのも、このモノレールによるバリアフリーのおかげ。
小粋なモノレールに感謝です^^
籠の中から、上ってきた下の方向を。
やはり、かなりの高低差を実感します。。。
見えている軌道の天井の上に、歩いて上り下りすることができる石段があります。
その石段。
踊り場を付けたのが納得できる位に、転げ落ちそうな急勾配ですね;
人を喰らいたい鬼が、神様に言われたとおり一夜のうちに百段の石段を作ろうとして、九十九段まで作ったところで、神様が鶏を鳴かせて夜が明けたとしてしまい、鬼は池に身投げをしてしまった…という伝説にまつわる、百段と呼ばれる石段です。
宇佐神宮の本殿である上宮の、南中楼門(勅使門)。
百段を上がりきった正面に建っています。
南中楼門の背後に本殿たる上宮の御殿があるのですが、工事中であるらしく、足場に覆われていました。。。
上宮の本殿は、「八幡造」と呼ばれる、独特の建築様式とのことで、国宝に指定されています。
由緒ある神宮に相応しい、風格と優美さとを併せ持つ南中楼門の佇まい。
門の前に立ち、参拝します。
上宮本殿は、祭神である三柱の神をお祀りしている、一之御殿(八幡大神/はちまんおおかみ)、二之御殿(比売大神/ひめおおかみ)、三之御殿(神功皇后/じんぐうこうごう)とが横並びに建っていて、南中楼門の対応する位置で、それぞれ三回参拝します。
神社の参拝は、「二礼二拍手一礼」が一般的ですが、宇佐神宮では、「二礼四拍手一礼」の参拝を行ないます。
参拝を済ませて、上宮を辞去、下り坂を気を付けながら、下宮へ向かいます。
木立の中の参道も、風情があるものですね。
宇佐神宮の下宮である、御炊宮(みけみや)。
上宮のある、小椋山の西の麓すぐの場所に建ちます。
下宮も、上宮と同じ三柱の神をお祀りしていて、やはり三つの御殿が並んでいました。
宇佐神宮参拝の間、雨が降ったり止んだりの、生憎の空模様でしたが、そのおかげで、却ってしっとりと落ち着いた境内の情緒を味わうことができました。
だいぶ表参道の商店街近くまで戻ってきた所にあった、ポスト。
「立派な」御殿を戴くポスト…ここまで大きなオブジェを載せたものは、所見でした。
神橋のすぐ西側に見えていた、古風な橋。
神橋は歩行者専用でしたが、こちらの橋は車も通行できそうです。
年期を感じさせる、苔生した欄干…派手さはありませんが、渋い印象が深く心に残る橋です。
今度は、こちらの橋から神橋を眺めてみます。
鮮やかな朱の欄干と共に、その下にも、緑の装飾が施されていたのですね。
ゆったりとした時の流れを感じた、どこか懐かしげな景色でした。
表参道の商店街との境にある、最初の鳥居の所まで戻ってきました。
良く掃き清められた様子が、やはり清々しいですね。
時間にしてちょうど1時間程の、宇佐神宮参拝でした。
程良いテンポのうちに、参道を一巡りしたような、心地良い満足感に浸ることができた、参拝の1時間。
「これが御利益かなぁ」と、満ち足りた気分で、宇佐神宮を辞去しました。
かなり小さめですが、一度に10人ぐらいは乗れるのでしょうか?総本宮ともなると、一年中参拝客で賑わっているのかと思ったら、神様と対話ができそうなぐらいの静けさ。
神社仏閣はお礼をするところであって、願いごとをするところではないと言いますが、参拝客が少ないと、つい願い事をしたくなってしまいますね(笑)
いかにも日本らしいポストですね。
伝統的なモノレールのカラーリング、中々締まりのある、スタイリッシュな感じにも見えますw
確か、定員は6名程であったと思います…本当にミニサイズの、可愛いモノレールでした。
年末を直前に控えたこの時期は、恐らく皆さん年の瀬で忙しく、神社も静かな雰囲気に包まれているのでしょうね。
この時期の参拝は、本当にお勧めですよ^^
「困ったときの…」の格言?のとおり、神様にはついつい「お願い」してしまいがちですよねw
日本の神様は優しそうなので、聞く耳だけは持っていそうです(叶えるかはともかく)。
ポスト上のオブジェの大きさには、ビックリでした!
私はきっと上りも下りも両方利用してしまいそう(汗)
あんなに急な階段を下りるのは怖くて無理そうです・・・。
二礼四拍手一礼の参拝、月末に出雲大社にでも行こうか?とちょうど先日調べていたところ、出雲も二礼四拍手のようで「へぇ~」と思っていたところです。
神宮と大社とで違いますが、なにかつながりがあるのでしょうかね?
朱色、やっぱり綺麗ですね!
このモノレールは、本来の参道の反対側の急斜面に設置されているので、参道の石段はもっと緩やかなのですが、こうした設備ができると、お参りできる人も増えるし、今回実際とても助かりました。
出雲大社も、二礼四拍手一例ですか…宇佐にお祀りされている神様も毎年出雲へ赴く訳ですし、やはり何らかの繋がりはあるのでしょうね?
作法の共通性があるのかは分かりませんが、神宮と大社、どちらも格式の高い、由緒ある神社のようですね。
こうした下調べのリサーチで、色々と知らなかったことが分かるというのも、旅のおもしろさでしょうか。
月末は出雲大社へいらっしゃるのですか!私もいつか訪ねてみたい場所です。
朱色は神社の色ですね…ポストまで完全一致というのには、改めて驚きました^^