高級淡水魚ホンモロコ名物に 養殖スタート 山形・大蔵(河北新報) - goo ニュース
ホンモロコの養殖は技術的には完成されている。
埼玉県が激減したモツゴの代替として養殖技術を確立した。
その後、鳥取ではじまり、同じ頃、琵琶湖畔、複数の場所で始まった。
それ自体は難しくないんだが、品質となるとこれは別の話。
滋賀県では本物がいるからどうしても比較してしまう。琵琶湖を遊泳する「あの味」というのは、なかなか出すことが難しい。
山形だと、本物とは比較されないから案外、受け入れやすいかもしれない。
☆テキスト版
高級淡水魚ホンモロコ名物に 養殖スタート 山形・大蔵
河北新報2010年4月4日(日)09:00
高級淡水魚ホンモロコ名物に 養殖スタート 山形・大蔵
(河北新報)
山形県大蔵村の農商工関係者でつくる「おおくらむら産業おこし研究会」が、休耕田を活用した池で高級淡水魚「ホンモロコ」の養殖に乗り出した。新たな特産物に育てるとともに、加工も手掛けて雇用につなげる考えだ。会員らは「養殖に用いる豪雪地帯の水など産地の豊かな自然もアピールしたい」と意気込んでいる。
ホンモロコは休耕田だった村内五つの池約4000平方メートルで養殖。取り寄せた卵の半数に当たる約25万匹のふ化を目指す。昨年4月に発足した研究会が初めて取り組んだ試験養殖では水温管理が難しく、ふ化は約6000匹にとどまったが、今年はヒーターを配備して万全の構えで臨む。
11月上旬に水揚げする予定のホンモロコは「北限の里おおくら ホンモロ娘」と銘打って売り出す。試食会では、骨が軟らかく、くせのない淡泊な味わいを生かした素焼きや天ぷらなどが好評だったという。
販路は新たな名物メニューとして提供する地元肘折温泉の旅館に加え、料亭やレストランの高級魚の需要にも期待する。真空パック詰めの甘露煮など加工品も併せて開発し、村内の工場で雇用する構想を描く。
加藤正美村長は「特産品が少なかった村にとって喜ばしい動きだ。農商工連携の成功例となれるよう、財政面などでさまざまな支援を図っていく」と力を込める。
研究会の鈴木健一会長(60)は「本格養殖にこぎ着けたので、今後は村を支える産業として担い手を増やしたい」と展望を語った。連絡先は研究会0233(75)8056。
[ホンモロコ] コイ科タモロコ属の川魚で成魚は6~10センチ。カルシウムが豊かでコイ科で最もおいしいといわれ、広く普及するタモロコよりも高値で取引される。原産地の琵琶湖では外来種の侵入で生息数が激減した。養殖が盛んなのは埼玉、滋賀、鳥取各県で、山形県は養殖の北限になる。
ホンモロコの養殖は技術的には完成されている。
埼玉県が激減したモツゴの代替として養殖技術を確立した。
その後、鳥取ではじまり、同じ頃、琵琶湖畔、複数の場所で始まった。
それ自体は難しくないんだが、品質となるとこれは別の話。
滋賀県では本物がいるからどうしても比較してしまう。琵琶湖を遊泳する「あの味」というのは、なかなか出すことが難しい。
山形だと、本物とは比較されないから案外、受け入れやすいかもしれない。
☆テキスト版
高級淡水魚ホンモロコ名物に 養殖スタート 山形・大蔵
河北新報2010年4月4日(日)09:00
高級淡水魚ホンモロコ名物に 養殖スタート 山形・大蔵
(河北新報)
山形県大蔵村の農商工関係者でつくる「おおくらむら産業おこし研究会」が、休耕田を活用した池で高級淡水魚「ホンモロコ」の養殖に乗り出した。新たな特産物に育てるとともに、加工も手掛けて雇用につなげる考えだ。会員らは「養殖に用いる豪雪地帯の水など産地の豊かな自然もアピールしたい」と意気込んでいる。
ホンモロコは休耕田だった村内五つの池約4000平方メートルで養殖。取り寄せた卵の半数に当たる約25万匹のふ化を目指す。昨年4月に発足した研究会が初めて取り組んだ試験養殖では水温管理が難しく、ふ化は約6000匹にとどまったが、今年はヒーターを配備して万全の構えで臨む。
11月上旬に水揚げする予定のホンモロコは「北限の里おおくら ホンモロ娘」と銘打って売り出す。試食会では、骨が軟らかく、くせのない淡泊な味わいを生かした素焼きや天ぷらなどが好評だったという。
販路は新たな名物メニューとして提供する地元肘折温泉の旅館に加え、料亭やレストランの高級魚の需要にも期待する。真空パック詰めの甘露煮など加工品も併せて開発し、村内の工場で雇用する構想を描く。
加藤正美村長は「特産品が少なかった村にとって喜ばしい動きだ。農商工連携の成功例となれるよう、財政面などでさまざまな支援を図っていく」と力を込める。
研究会の鈴木健一会長(60)は「本格養殖にこぎ着けたので、今後は村を支える産業として担い手を増やしたい」と展望を語った。連絡先は研究会0233(75)8056。
[ホンモロコ] コイ科タモロコ属の川魚で成魚は6~10センチ。カルシウムが豊かでコイ科で最もおいしいといわれ、広く普及するタモロコよりも高値で取引される。原産地の琵琶湖では外来種の侵入で生息数が激減した。養殖が盛んなのは埼玉、滋賀、鳥取各県で、山形県は養殖の北限になる。
個人的には,本来の生息地以外でのホンモロコ養殖は反対です。きちんと囲い込みができた養殖なんて,見たことないです。近隣に流出するのは時間の問題だと思います。
ホンモロコと2年ほど付き合いましたが、器用な魚です。
飼育の条件によって、タモロコみたいのからカワバタモロコみたいまで、形態が変化します。
カワバタモロコの分布域では養殖に注意が必要ですね。
ボクはホンモロコの味でコイに目覚めましたが?養殖ものはげろげろです。
バスもアユもアマゴもモロコも同じだろうに。
日本に食料危機が訪れてるのなら一考の余地はあるが、
いつまで水産庁はこういうことをやるんだろうか。
水産庁所属の研究者達はなにしてるんだろうか???
でも水産業に関わる「コト」を許可、監視していこう、
っていう姿勢がないと、誰が...!?
地方水産部?
漁協すら難しいのに無理でしょう
本省でルールを掲げてくれないと動きようもない
食品関係行政、厚労省とか食糧庁?
礼賛か奨励する方ですよね
環境省?
絶対無理w
金銭、利権が絡むことには基本尻込みしますわね
釣り餌の輸入とかも、水産庁辺りがルール作って、地方水産部に許可申請、検疫所と連動しながら、
とかやらないと、大陸のエビも貝も入り放題。
最近はアメンボとかまで来てますわね
本来は環境省がピシピシすべきなんでしょうけど、
ねぇ!?
ということで、遺伝子とか分子レベルでの
御研究してお金貰ってるお役人様達が
いらっしゃる水産庁(今は農水省か)様に
その道徳、理念の礎を示して欲しいというのは
オカド違いではない
と、個人的には思ってます。
水研や水試でも遺伝子関係の研究して10年以上経ってるんだから、もうそろそろ。
アユを筆頭に、どの魚種にどの程度の制限を設けるか、
極端な発想なのかなぁ....。
コレって期待してもいいモノなんですかね?
どうも「人間本意の視点」臭が...。