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2010-08-04 14:41:15 | アユの流し目/雑記帳
「足のないカエル」…ヤゴ犯人説が有力に(読売新聞) - goo ニュース

 捕食実験までする必要があるのか否か?
 小野先生ご苦労様です。

 もともとの騒動はこちらに
あしのないカエル


 ☆テキスト版
「足のないカエル」…ヤゴ犯人説が有力に
読売新聞2010年8月3日(火)23:20

 北九州市八幡東区高見の 板櫃 ( いたびつ ) 川で、片方の後ろ足がないツチガエル46匹が見つかった問題で、生態学などの専門家でつくる調査検討委員会(委員長・小野勇一九州大名誉教授、5人)の初会合が3日、市役所で開かれ、原因について「ヤゴに捕食された可能性が高い」との見方を示した。

 市の調査によると、カエルに病気や寄生虫は見つからず、発見現場の放線線や水・土壌の化学物質の量も標準的だった。このため、委員らはいずれも原因となる可能性は低いと結論づけた。

 会合では、▽現場の川で20センチ四方当たり20~30匹のヤゴが見つかった▽米、英で後ろ足のないカエルが水生生物に捕食されたとする論文が発表されている――などが報告され、「オタマジャクシの後ろ足が出た段階で、ヤゴが食べた」とする見方が有力となった。

 委員会は今後、ヤゴによる捕食実験などを行い、原因の特定を目指す。


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片足ツチガエル46匹 寄生虫? 遺伝? 原因は不明 北九州市の板櫃川
2010年6月19日 00:22 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
板櫃川で見つかった後ろ足が欠損したツチガエル
板櫃川で見つかった後ろ足が欠損したツチガエル

 北九州市は18日、同市八幡東区高見2丁目の板櫃(いたびつ)川河川敷で、片方の後ろ足がない奇形のツチガエルが46匹見つかったと発表した。原因は分からず、7月上旬に専門家による原因究明検討会を設けて調査する。

 5月8日に市民から「板櫃川河川敷に足がないカエルがいる」との情報が寄せられ、市は計4日かけて現地で97匹を捕獲。その結果、46匹が、後ろ足の左右どちらかがなかった。市は「1カ所でこれだけ集中して奇形が見つかる例は、国内では聞いたことがない」としている。

 ツチガエルは国内に広く生息し体長は最大6センチほど。オタマジャクシの状態で越冬し、春に変態して足が生える。今回見つかった46匹はすべて今春変態した若いカエルで体長2-3センチだった。

 市は、河川敷の泥と水を採取し、有害物質などの有無を調べているが、今のところ異常は見つかっていないという。現場の河川敷は、有害物質がないことが確認されるまで立ち入りを制限する。

 小野勇一九州大名誉教授(動物生態学)は「カエルの奇形は世界で数多く報告され、寄生虫や化学物質、遺伝、紫外線などさまざまな原因が考えられる」と話した。

=2010/06/19付 西日本新聞朝刊=
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