「第24回 アユの産卵を見る会」のおしらせ
記
日時: 2013年11月9日(土曜日)
第1部 アユの産卵観察会:午後4時より午後5時まで
場所: 岐阜市 元浜町地先
長良橋下流400m左岸(金華山側)目印は「あゆをみる会」の青い旗です。
会場へは鵜飼乗船場から下流に向かい、美登里橋右横の道路を河原方向へ
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通路は通常は鍵が掛かっていますが、当日は午後3時から7時まで開放します。
参加費:無料
観察会は産卵場から水中カメラのLIVE映像を中継して川岸のスクリーン投影します。同時に、撮影地点から新村安雄(フォト・エコロジスト)がアユの生態、産卵等について解説をします。
アユの産卵は日没直前が見頃です。午後4時20分前後が観察をしやすい時間帯です。
当日は大雨で川が濁らない限りは小雨でも行います。天候が悪い場合には電話でお問い合わせ下さい。
連絡先: 当日のご連絡は 090-2686-0869 新村まで
過去記事 関連ブログはこちらからご覧ください。
第2部 アユを送る会 午後5時30分 ~ 朝まで
場所:産卵観察会 の近く
主催:山童(やまがき)
観察会終了後、河原でささやかな「持ち込みパーティ」を行います。
「アユを送る会」として産卵を終えた親魚(しんぎょ)にはお疲れ様ありがとう。 ふ化して海に旅立つ仔魚(しぎょ)には長良川河口堰を超えて海へ、そして、また川に帰ってこいよ!
という二つの旅を慈しむ会として行います。
主催者は 長良川の源流の街からくる山童のみなさんです。
(モクズガニがあるかもしれません?)
ニイムラ独白
私たちが長良川でアユの産卵を現地で観察する会「アユの産卵を見る会」を始めて今年で24年の歳月が流れました。
アユは長良川のシンボルであり、岐阜県 の産業(水産業・観光業)はその知名度に多くを依存してなりたってきました。しかし、アユという生き物の生涯 (生活史=生まれてから死にたるまでの生活)については 意外に知られてはいませんでした。
24年前、産卵観察会を始めたころ、長良川のアユは岐阜市内の生まれなのだ。とお話すると驚かれる方が大勢いらっしゃいました。
わたしたちは、観察会を通して、参加されたみなさんといっしょに、県都岐阜市を流れる長良川その市内 金華山の真下でアユが産卵して命を繋いでいる瞬間を見つめてきました。
今年も川原でおまちしております。
ご参考までに
○アユの産卵と木曽川導水事業
現在も進行中の「木曽川導水路事業」、この計画で、もっとも影響を受けるのは産卵期のアユであり、長良川のアユの産卵場所の環境です。
徳山ダムから導水されるダム由来の濁水が堆積して、産卵場の環境が悪化すること。その結果、ふ化して海に下るアユ仔(し)魚の減少することが懸念されています。
もし、この事業が強行された場合、私たちが観察会を行っている場所(長良橋下流)は、放水口(長良古津)から最も近く、最も影響をうける場所にあるアユの産卵場であるからです。
○定点観測
「アユの産卵を見る会」は長良川河口堰建設前より長良川の変化を見守る「定点観測」を目的として23年間開催してまいりました。新村が2000年に予測し た「長良川では大きなアユがいなくなる=産卵期初めの仔アユは海に行けない?」(参考資料)という現象を確認できるのも、私たちが23年にわたって「定点観測」としての観察会を行ってきたことの成果です。
「アユの産卵をみる会」代表世話人 新村安雄
今日から仕事なのでいけない.残念.
一度はみたいとおもう.
来年は行くぞ!?
貴重なお話ありがとうございました、なぜ産卵が遅くなったのかの話が一番印象的でした。
自分も写真を撮影するのですが明日が雨で月曜日位は又一杯産卵があるとお話でしたが撮影させて頂たいと思いますが如何でしょうか?
是非共長良川の鮎の産卵を撮影したいのですが何とかお願いできなでしょうか?