意外なことと思うのだけど、わが国で絶滅が確認されている魚は、種としては3種しかない。
その一種が、このクニマス。田沢湖に棲んでいた。
クニマス 環境省 レッドリストより
レッドリスト検索 環境省
この写真は、琵琶湖博物館に展示してある標本を写したもの。色は無くなってしまったが、形からこの魚が、サツキマスに近い姿をしていることに気づかれるかもしれない。
クニマスは、戦時中、電力発電のために、強い酸の川を田沢湖に流し込んだことから絶滅してしまった。いわば、戦争の犠牲者だ。
サツキマスは、ほんとに獲れない。
今日こそは長良に帰って、明日朝、漁師さんを訪ねようと思っていた。でも、
「来てもらっても、マスがいない。」 電話先で、息子さんは、そう言うのだった。
クニマスの写真をアップしたのは、サツキマスも同じ運命をたどるのでは、という意味ではない。
たぶん、種として絶滅は、もっと破壊的な状況下で起きるものだろうと思う。
ただ、ボクがかなり本気で恐れていることがある。それは、ボクの敬愛するサツキマス漁師さん達がいなくなるということなのだ。
にいむら
その一種が、このクニマス。田沢湖に棲んでいた。
クニマス 環境省 レッドリストより
レッドリスト検索 環境省
この写真は、琵琶湖博物館に展示してある標本を写したもの。色は無くなってしまったが、形からこの魚が、サツキマスに近い姿をしていることに気づかれるかもしれない。
クニマスは、戦時中、電力発電のために、強い酸の川を田沢湖に流し込んだことから絶滅してしまった。いわば、戦争の犠牲者だ。
サツキマスは、ほんとに獲れない。
今日こそは長良に帰って、明日朝、漁師さんを訪ねようと思っていた。でも、
「来てもらっても、マスがいない。」 電話先で、息子さんは、そう言うのだった。
クニマスの写真をアップしたのは、サツキマスも同じ運命をたどるのでは、という意味ではない。
たぶん、種として絶滅は、もっと破壊的な状況下で起きるものだろうと思う。
ただ、ボクがかなり本気で恐れていることがある。それは、ボクの敬愛するサツキマス漁師さん達がいなくなるということなのだ。
にいむら
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