雪は一段落した。
朝晩の気温が低い。
先日のことだが午前7時で
マイナス8度!
車全体が霜に覆われている。
一昼夜、寒空の下で
私を待っている車が
かわいそうだった。
それでも8時半には0度になった。
太陽光線って偉大だわ。
今朝もそこそこ冷えていたが
特別寒いとは感じなかった。
晴れて気持ちのよい朝だった。
はきなれた靴ではなく
少しヒールがある靴を選択して
「行ってくるね~」
と玄関を出た。
その朝はいつもより
ちょっとはりきっていた。
一日の段取りを思い描きながら
小走りで倉庫に向かっていたら
いきなり天地がひっくりかえった。
滑りこけた。
一瞬のことだ=「秒でこけた」
っていうやつ。
この言い回し大丈夫ですか?
後頭部に激痛。
べったりと寝るように
こけたってことだ。
したたかに打った左ひじも
ジンジンと痛む。
凍結するほど寒くないー
というのは体感の誤作動で
坂になっている箇所が
しっかり凍っていた。
かかとで滑った。
この日に限ってわざわざ
ハイヒールにした自分を恨んだ。
「いった~~~っつ!!」
動けないほどではないが
想像以上の激痛に耐えて発車。
10分先に到着するや
滑りこけたと訴えて
同情を買いながら、
誰それさんも滑りこけて
脳震盪を起こしたそうだ、
などとおばさん同士の会話に
なっているのが余計に
悲しかった。
その後で別の角度から
自分の頭部がアブないと気づく。
白髪が目立つようになった。
こちらは頭頂部。
先だって生え際の色が
薄くなったのが気になり
カラートリートメントしたのに
今度は頭頂部。
老化の二文字が心に刺さる。
もう若くない。
重々分かっているけれどね、
抵抗しているわけよ。
アイドルだった女性を
久しぶりにテレビで見たのは先週。
「声は〇〇ちゃんだけれど
えらく劣化したよね~」なんて
どこか誇らしげなトーンで
ヒトにしゃべったな私。
同じことを誰かから
言われる身の上。
大人の女性として内面で
勝負できるようになっとくべし。
お風呂で確認したら
左ひじが赤紫色になっている。
内出血だわ。
翌朝から左の首の筋肉が痛い。
指で触っただけでイタッ
と思うくらい痛い。
首の筋肉が「ぎゅっとなった」
のでしょうね。
情けない。
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