あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

Yoneアウェイの洗礼

2023-02-13 | ライブレポ

にいやの別キャラYoneの

出動となりました。

行先は美又温泉。

島根県の山沿いにある小さな

温泉街で昭和レトロの

ひなびた雰囲気が昨今の

流行に乗っているかも。

この保養施設で月一の寄席を

されているのが橋元屋幸守さん。

島根県落語協会の会長さん。

お客様が数人から地道に続けて

来られてこの日は25人。

新屋まりプロモーションに

ご協力下さった。

幸守さんの芸は流石で、

この日のは凄くオモシロかった。

貧しい武士が「豆腐屋」と

弱々しく呼ぶのが私のツボ。

マジックや踊りの出し物が

入る回もある。

この日の出演者3人は落語。

アラーキーさんは時々

オープンマイクで弾き語る人。

和服姿で落語は本当に意外だったが

さらに意外なことに大学の先輩だわ。

ご本人にまだ伝えていないけど。

で、Yone登場にあたり

音響がいつも問題。

前回はちょっと良い機材で臨んだ。

音だしは舞台影からラジカセを

つないだのだっけ。

今回はもっとイージーな機材にした。

タブレットを機材につないだ。

ボーカルはワイヤレスの

ヘッドセットで。

客席に出てカラオケを出す羽目になり

しかもヘッドセットの

つなぎ目が外れてしまいモタモタ。

Yone姿でしばし音響機材と格闘。

その間客席がし~~~んと

静まり返っていて「この人誰?」

っていう無言の圧よね。

やっと出た音が最悪。

持参の機材がそもそもまずかった

みたい。

とりあえず1曲終わって

「音が大きいですか?」と聞いたら

女性が大きくうなづいていた。

オケによって音量がばらけていて

歌いながらタブレットに駆け寄り

調節するYone。

客席に知り合いがいれば

笑ってくれるところだが、

一同し~~~んとして

成り行きを見守っている(;^ω^)

久しぶりに「アウェイで歌う」

厳しさを感じた。

Yoneから新屋まりになって

2曲でどうにか取り戻した・・

のかな。

そもそも新屋まりがYoneとして

登場するから受けるのに

アウェイでは意味がないのよね。

世間は狭い。

知っている人がお客さんにおられた。

「ノリが悪かったから」と

慰めてもらった。

そんなこともあろうかと

Yoneを3曲から2曲に変更して

臨んだ。

幸守さんからは次は全曲Yoneで

とのご依頼が。

そもそも持ち歌が3曲。

「どうする家康」は大河ドラマだが

「どうするYone」。

アイロン掛けたり

めったに発動しないので

歌を覚えなおしたり、

機材を出したりしまったり。

機材は小さいのにしたのだけれど

階段を運んだので股関節に軋みが。

寄席を終えてとろっとろのお湯に

ゆっくり浸かったらだいぶ回復。

大きなガラス窓に夕暮れ時の

かすんだ山と空。

あの気持ちよさを味わいにまた

出動するのかな~。

 


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