あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

ユーチューブ撮影・狂騒曲

2023-03-16 | 奮闘中

「グラウンドゼロに立って」の

ライブ動画はインパクトが

薄くて使えないと分かった。

原爆ドーム前でロケしたり

レコ―ディングと同時に

動画撮影をしてみたが

どれもイマイチだ。

先だって日本語バージョンの

動画をユーチューブにアップした。

自分のあごのラインや頬が

いつの間に垂れているのを

確認して萎えた。

それはどうしようもないのだが、

「顔が丸い」のはどうにかしたいと

2日間あまり食べなかった。

撮影よりもレコ―ディングが不安で

寝ながらも歌詞をリピート。

何日か夢見が悪かった。

浅い眠りとお腹がすいたまま

スタジオに駆け込みレコーディング。

そんな苦労&気苦労をしても

撮影動画を見ると髪の毛はバサバサ、

化粧っけも飛んでいた。

「シュッとなった」とは言い難く

やつれていた。

もう笑うしかない。

ここまでで相当疲れたが

画像がとにかく問題だから

自宅で自撮りに挑んだ。

時間が押していてぎりぎり

だったがなんとか撮れた。

が、ギターに向かい側の

カーテンが映り込み白いものが

ヒ~ラヒラしていて使えない。

先日の原爆ドーム前のロケ分も

やり直ししたくなった。

お天気を考えたら今日だ!と

当日の朝思い立った。

疲れた体に鞭打って車で1時間半。

平和公園前の「平和の門」についた。

メディアであまりお目に

かからないが絵になる。

そこで歌っておけば良かった。

ドーム前で歌うことに拘っていて

チャンスを逃した。

ギターとビデオカメラ2台

三脚を抱えて移動。

ドーム前や元安川でカメラを

立てて自撮りした。

歌詞とコードが頭に入らない人

と信じて生きてきたが

いつのまにか覚えていた。

それだけ良く歌ったってこと。

そばで聞いていたチュニジア人に

ほめてもらった。

 

ユーチューバ―か?と聞かれて

不本意ながらイエスと答えたが、

ユーチューバーってユーチューブ

動画を広めるのが目的な人だ

と思っている。

私は、歌を多くの人に

聞いてもらいたい。

願わくばヒロシマの精神を

汲みとってもらいたいから

歌っている。

撮影にはばっちりのお天気で、

空が青くてきれいだった。

2時間ほどで完了。

素人が一人でやることだ。

半ば諦めた。

さすがにくたくた。

帰宅して20分横になって出勤。

翌日、カーテンが映り込んだ

自宅撮影をもう一度やった。

ここまで来たら意地。

化粧をして、衣装を着て

カメラ、ギター、照明、

ラジカセと音源を用意。

麻呂が寝ている隙をついて撮影だ。

カーテンがギターに反射して

映りこむという同じ轍を

あやうく踏むところだったが

気づいて良かった。

まあ気が済んだ。

本当にくたくたになった。

こそっとノンアルで乾杯した頃

母がデイサービスから帰宅。

何事もなかったように

私はひたすらくたびれて出勤。

後は大崎さんの編集にお任せ。

これまで気にしなくて済んだ

身体的な「あれれ」がいつの間にか

増えたのだと思い知る。

残念なことだ。

活動25年だが目標とする

活動からはほど遠い。

還暦をとっくに過ぎて

ユーチューブアップだと頑張っている

自分が変なのだと思うに至る。

「気が済む」というのを目的に

絞った方が身のためだ。

 


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