「ヒロシマ発平和の歌」の
オリジナルがにいやの原点だ。
英訳してもらったのだし
ヒロシマサミットまでに
世界へ配信をしたい。
にわかに焦り動画撮影のため
原爆ドーム前でロケをした。
費用が掛けられないので
妹がホームビデオで録画する
といういつもの手法。
英語バージョンをスマホに録音して
口と手元を音源に合わせて撮った。
譜面台が必要というのが情けないが
ギターコードが頭に入らないし
英語だから仕方ない。
ピカピカの晴天だった。
原爆ドーム前はそこそこの人出。
平日で良かった。
「恥ずかしくないのか」と
同行してベンチに座っていた母が
言うがゼンゼン恥ずかしくない。
それほど注目されなかったし。
口パクだから気合・熱量が不足
していたせいもあるかも。
4テイクか5テイク撮った。
※上は宮角孝雄氏の作品。
カメラと腕とキャリアと感性
が素人とは全然違う。
母を待たせてのロケだから
1時間半がぎりぎり。
で、採れ具合の確認は帰宅してから。
顔が逆光でいまいちだったり、
足元がどれにも映っていないので
「グランドゼロに立って」という
視点がちょっと弱いかも。
後日のレコ―ディングで同時に
録画するので合わせたら
どうにかなると思っていた。
そして迎えたレコ当日。
ロケがまずかったか翌日から
喉の痛みと極度な肩こり
そしておそらく微熱があった。
花粉症と気づくのはちょっと後だ。
喉が痛いし鼻水と鼻声で
実は歌うどころではない状態
だった。
いつも自分にとって勝負だという
本番前に何等かの原因で喉が不調。
30年ぶりの花粉症がこれまた
良いタイミングではないかと
むしろ感心する。
市販薬を飲んで臨んだ。
先にアップした日本語バージョンの
「グラウンドゼロに立って」は
好評だ。
が、顔が丸い。
ちょっと絞らなくてはと思ったので
レコ前の2日はあまり食べずに臨んだ。
撮影は自分でビデオカメラを立てて
やることにしていたがSさん夫妻が
手伝って下さった。
午後3時入り。
英訳してもらった
「グラウンドゼロに立って」
「希望のメロディー」は
オケにギターとボーカルと
コーラスを入れる作業。
あと1曲はカバー曲「月光」。
1年半くらい前にレコしたが
想定外の難曲だったので
アップできなかった。
あれからボイトレに何度か通った。
自分の弱点を治した(つもり)。
ものすごく消耗する歌なので
2テイクが精一杯だけれど
なんとかなったと思う。
録り終えた頃にネイティブの
ジェシカさんが来てくれた。
日本語ペラペラ。
メールでやりとりしたとき
日本語は自動翻訳だろうと
思っていたら自分で書いた
というからね。
勉強熱心でオープンなキャラ。
発音の細かいことろを
何か所か録りなおした。
ネイティブのようには発音できない
けれどかなり良いと
太鼓判を押してもらった。
「やっぱり歌が上手」と
ほめてもらった(笑)
都合4時間掛けて終了。
消耗度激しく足がガクガク、
息が上がった。
ほぼ絶食でお腹もすいた。
が、疲労度が「トレダカ」に
比例しているわけではない。
作品作りを目指しているのであって
作業量や労力が報われるとは
限らない。
今回それを思い知った。
私の髪の毛がバサバサで
陰影も角度も作品には遠くて
「記録」でしかない出来だった。
レコ―ディングに気を取られて
「自分の状態」は後回しだったよね。
遠方から手伝いに来てくれたSさん
夫妻には申し訳ないことをした。
覚悟を決めて自分で撮るしかない。
前回の自宅録画の手法で臨んだ。
飲み過ぎ寝すぎの顔が
「起動」する時間を見計らって
この日も飲まず食わずで臨む。
モニターで見ながら撮った。
ライトの加減や自分の角度は
よさそうだった。
タイムアップちょうどにできた。
相当疲れた。
で、その夜確認したらば
ギターに白いカーテンが反射。
しっかりと映りこんでいる(涙)
モニターでは分からなかった(涙)
顔は前回より丸くないが
チェック項目は果てしなくある。
プロの撮影、照明、ヘアメイクさんが
存在しているのは必要だから。
素人なのだから仕方ないが
この際納得いくまでチャレンジする。
「で、完成がこれ?」だったりして。
チャレンジは続く。
(37) グラウンドゼロに立って / Niiya Mari - YouTube
自宅撮影「グランドゼロに立って」
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