あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

センバツ。母校が初戦を制す

2021-03-26 | 半径30メートルの事件

3月22日母校である広島新庄が

選抜出場を果たした。

昨年は中止になったが3回目の出場。

第2試合ではやくも

今大会の優勝候補同士が対決した。

結果、智辯学園が制した。

初戦を突破すれば智辯学園と

2回戦で対決になるんだと

誰もが思いながらの第3試合。

まずは何が何でも初戦を突破するのが

ナインのミッション。

試合前の学校紹介で

女子高として地域の人が

創った学校だと女子が紹介した。

「地域の人」には祖父も名を連ねる。

ちょっと前に創立100年を迎えた。

その記念事業で学園に伝わる

たくさんの歌・・

応援歌や創立記念の歌、寮歌

を散逸する前に楽譜や音源にして

残すというミッションを

与えられたのはあたくし。

30曲近い歌を

色々な人の尽力でCDにした。

驚異的な速さで多彩なアレンジと

歌を盛り込んだ

アルバム「桜の若葉」が完成。

他校ならば数百万円掛けるところを、

たったの100万円。

音楽活動の経験が役にたった。

音楽仲間や同窓生のおかげでもある。

私はひとりで悦に入ったが

「そんなに掛かるのか」

と呆れられた。

誰からも褒められていませんが

なかなかの出来と自負している。

お買い求めは広島新庄へ。

ピッチャーの花田君も秋山君も

緊張した様子もなく

のびのび投球。

優勝した上田西は全出場校で

打率が一番だそう。

広島県大会で打率一番は広島新庄。

チームカラーや若い両監督の

経歴など「似ている」と

解説者に言わせた。

色々な意味でまったくの互角。

試合が進んでも0点が並ぶだけ。

7回裏で息がつまるほど辛くなった。

更に0点が並び延長12回。

これで点が入らなければ

サドンデス方式へ。

というところでランナーが出て

ピッチャーの花田君が右側へ

痛烈な当たり!

ヒット~~~~~!!!!

瀬尾君が帰った時は思わず

ワーーンと泣いた。

は~~~疲れたぁ。

皆あきらめずによく頑張った。

負けた上田西のピッチャー、

涙が止まらない。

一人でよく投げ切った。

この接戦はBSニュースでも

取り上げられた。

甲子園ならではのドラマの行方は

時に神がかかっていることもある。

「精いっぱい」を発動するから

奇跡が生まれるし、感動が生まれる。

若さって良いなと思うのは

計算がないからだろうな。

これ打ったらナンボ、

取ったらナンボ、

格好よくやろう、

終わったらビールだ。

なんて果てしなく計算が働くオトナは

彼らの無防備なほどの一生懸命さに

とうてい及ばない。

第2戦は明日27日(土)第1試合。

万が一智辯学園に勝ったら大騒ぎだ。

テレビで大写しになるので

校歌は覚えておくべし。

(覚えにくい校歌です)

前回も同じことを思った(笑)

で、そうなればまさかの優勝も

見えてくる・・?

で、もし勝ったら翌日が試合。

現地へ応援に行く妹は

2泊分を用意して

午前1時に出発するそうだ。

※コロナ下、

校歌は斉唱してはいけないルール

だそうです。

 


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