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春爛漫だ。
昨年は3月27日あたりに
ジャガイモを植えた。
4月になったので植えなくては。
そこで種芋を調達に行ったが
売り切れだった。
その周辺4店舗とも売り切れ!
最後のお店では
「年々早くなっているから
3月初めじゃないと。
遅すぎる。諦めた方が良い」
と叱られた。
「食べる分を植えるしかない」
と言われて
その手があったと思った。
昨年収穫したジャガイモは
10センチもの芽が一斉に出て
気色悪いほどだった。
だいぶ捨てたが残り15、6個
納屋に取ってある。
植えるとしても
それだけだと少ない。
母が自分の里へ行ってみよう
と言った。
厚かましいお願いに来ました
と、立ち寄った。
食べない芋があるからと
2種類30個ほどを譲ってもらえた。
「すみません」と恐縮すると
「そが~な時はうちへ寄ってね」
と慰めてもらい
凄くおいしい日本酒「獺祭」
がついてきた。
帰って早速芋植えだ。
2つにカット。
灰をまぶして畑に持って行き
畝を作ってそこへ芋を並べて
肥料を置いた土を被せた。
種イモ3キロ分くらいに
なっただろう。
お隣さんが見物に来た。
お隣さんはまだ種芋を買っても
いないそうだ。
もうどこにもないと
やや勝ち誇った気分で私は言った。
植え終わって安心した。
で、納屋で探し物をしていたら
小箱が2つ重ねてある。
なんと種芋3キロの2箱だった!
注文していないと思いこんでいたが
とっくにJAから届いていたのだった。
そういえば・・
私が納屋に置いたような記憶が
うっすらと蘇った。
およよ~。
「天然」は自覚しているが
思っている以上に脳が劣化している。
で、さっきのご近所さんに
種芋を売りつけようと決めた。
笑われたが250円引きで
ひと箱を買ってもらった。
そこで急に疲労を覚えたが
残りひと箱も頑張って植えた。
や~れやれだ。
考えようによっては
「獺祭」をゲットする為の
一連の流れだったのかと思えば
微笑むことができた。
この脳と共に下手をすれば
あと40年も生きていくのです。
母の物忘れを笑えない。
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