あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

母娘で日帰りツアー(前編)

2023-11-06 | 

11月5日

母と日帰りのバス・ツアーへ。

朝4時45分起床。

麻呂(犬)を妹宅に預けて

広島駅に7時着。

行先は今治の「タオル美術館」と

道後温泉。

せっかくの道後温泉だが

滞在時間が短いし母は

お風呂が嫌い。

きっと温泉には入れない

だろうと思っていた。

今回の最大の楽しみは帰りの

Sea Paseo。

新しいフェリーだ。

前日に雨マークが消えて

秋晴れになった。

しまなみ海道を渡って

「よしうみ薔薇園」で休憩。

四国、特に高知県と愛媛県には

何度か行った。

しまなみ海道を下りたら必ず

「タオル美術館」の看板が目に

留まる。

その「タオル美術館」とお昼ご飯の

会場が同じ建物内だった。

 

広い敷地に綺麗な建物で、

ショップと結婚式場を兼ねていた。

ランチはコース料理。

そのために時間が決められていて

ランチ開始までの25分間で、

美術館を見るしかない。

母の足では無理だと思ったので

母を放牧させておいて私だけ

入った。

タオル製造の工程と機械も

もはや美術品。

分かりやすくきれいに展示

されていた。

タオル素材とは思えない

素敵な作品ばかり。

想像以上のクオリティーの高さと

圧巻の点数だった。

入場料は阪急交通のお客

ということで割引があったが、

正規の800円としても

見ごたえがある。

そして広い会場でランチを頂く。

おしゃれな中華だった。

フカヒレスープを出された時に、

お隣の女性と同時に「でかっ!」

と声が揃った。

フカヒレって高級食材でしたよね?

あのでかさで4枚くらい

お皿にのっていた。

きっとあれが私にとって

人生最大級のフカヒレだろうね。

中華だけれど和風だった。

鯛めしの後で五目かた焼きそばも

出て来ておなか一杯。

母が食べきれない料理は

同じテーブルの唯一の男性に

お願いした。

満足&満足。

昼食後からずっとホットコーヒーを

飲みたかったがバス移動なので

トイレが不安。

我慢していた。

後にこの我慢が災いすることに。

今治から道後温泉まで1時間。

気温がドンドン上がって

道後に着くころには初夏のような

お天気になっていた。

道後温泉駅でバスを下車。

集合時間まで45分くらい。

無料クーポン券をひとり3枚

もらったがお腹いっぱいなのに

「〇〇饅頭」とか「ぼっちゃん団子」付き

ドリンク、はたまたコロッケ1つを

もらいにアタフタしたくない。

アーケードは歩いたことがある。

時間をつぶせるほど大きな通り

でもない。

バスを降りた目の前に人力車を発見。

母は私が提案した事にはまず

「せんの、せんの」と言う。

「してはいけない」という意味。

沖縄で民族衣装を着て写真撮影を

してもらいたかったが、

一緒だった母に一蹴された。

後に一人で沖縄に行った時、

そのサービスに出逢わなかったが

「せんの、せんの」って言われたな

と思い出したほどだ。

何しろ子供の頃、私が楽しそう

と思う事すべてを拒否するか

我慢しろと言われてきたと

思っている。

何かの弾みでその時からの憎悪?

ともいうべき感情のマグマが、

私の中からわき上がることがある。

母にとって娘の私は「地雷原」(笑)

 

  <後編に続く>

 


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