浅草にあるベトナム料理レストラン「オーセンティック」さんで相当に美味しい一皿をいただきました。それが「ジョートゥ」。
一言でいうならば、ベトナムにある旨い食材を片っ端から集めて固めたような夢のあるベトナムのテリーヌです。
これを食べたとき、なんてベトナムは恐ろしい国なんだ、こんなお料理を毎日食べていたら、いくら日本にベトナム人が増えても、日本料理が太刀打ちできなくなっちゃうじゃなかろうか、と思うくらいすごく感銘を受けました。
しかも作り方は簡単で、豚の耳を刻んで、煮て焼いて巻くだけ。固まるまでに時間はかかるけれど、その後、1週間日持ちするので毎日ゆっくり堪能できます。
すでに12月に「ジョートゥ」を習った生徒さんが気に入ってくださって「まさか自分が豚の耳を買いに行くなんて」といって買いに行き皆さん家で作り始めたようです。
豚の耳というと癖がありそうな感じがしますが、まったくなく、それ以外の旨味食材を固める糊(のり)の役目と、ほんのりコリコリっとした食感をこのテリーヌに与える役割を持っています。
昔ベトナムを統治していたフランスにもやはり似たようなお料理がありました。
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塩味とニョックマムと旨味の3つ巴のこのお料理は、まさにフランス、中国、そしてベトナムといった3つの食文化が融合されて生まれお酒が美味しくなる最高の一皿です。