カオスロワ8期に突如現れた謎の漫画家、山正川正。
今回は彼について解説したいと思います。
彼の出展作品は、「幕張」や「喧嘩商売」の作者である木多康昭氏の漫画「平成義民伝説 代表人」。
山正はその中で、長寿漫画「バイオレンスポリスマン」の作者として名前が出てきます。
主人公の佐倉惣五郎は、宇宙にいくための資金を彼に借りる……はずだったのですが、次の回では資金を借りる相手が日本政府になっていました。
そのことについて惣五郎の息子から突っ込みが入るものの、完全にスルー。
山正川正という男は、いなかったことにされてしまいました。
彼のモデルは、作品のタイトルなどから「こち亀」の作者・秋本治氏であると思われます。
「山正」という名前は、秋本氏のデビュー当時のペンネーム「山止たつひこ」に線を一本足したものでしょう。
察するに彼が登場する話があまりに危ない内容だったせいで、急遽別の展開に差し替えられたのではないでしょうか。
ちなみにこの「代表人」という漫画自体も、ブラックなネタが多すぎたせいか単行本の発行部数が非常に少なかったそうで、現在では入手困難となっています。
つまり山正川正とは、幻の漫画の中のさらに幻のキャラなのです。
以上、解説でした。
今回は彼について解説したいと思います。
彼の出展作品は、「幕張」や「喧嘩商売」の作者である木多康昭氏の漫画「平成義民伝説 代表人」。
山正はその中で、長寿漫画「バイオレンスポリスマン」の作者として名前が出てきます。
主人公の佐倉惣五郎は、宇宙にいくための資金を彼に借りる……はずだったのですが、次の回では資金を借りる相手が日本政府になっていました。
そのことについて惣五郎の息子から突っ込みが入るものの、完全にスルー。
山正川正という男は、いなかったことにされてしまいました。
彼のモデルは、作品のタイトルなどから「こち亀」の作者・秋本治氏であると思われます。
「山正」という名前は、秋本氏のデビュー当時のペンネーム「山止たつひこ」に線を一本足したものでしょう。
察するに彼が登場する話があまりに危ない内容だったせいで、急遽別の展開に差し替えられたのではないでしょうか。
ちなみにこの「代表人」という漫画自体も、ブラックなネタが多すぎたせいか単行本の発行部数が非常に少なかったそうで、現在では入手困難となっています。
つまり山正川正とは、幻の漫画の中のさらに幻のキャラなのです。
以上、解説でした。