これまで、月一で通っていたメンタルクリニック
どれだけ消えたい気持ちがあっても、変わりないと繰り返していた診察
自分の行動力なさ歯痒さに
消えたいと期限を決めて過ごしていたが、未だに行動出来なくて辛いと漏らしてしまった
辛いよね
と医師は話し別室へ誘導され
夜間精神科窓口の案内をわたされた
そんなんじゃない
そんなどこ行く動力があれば消えたいよ
苦しかった
夜、飛び出したい衝動にかられながら
普段の生活が夜間にまで慌ただしく
身体の方が悲鳴を上げ
動く動力がなくなっていた
あれだけシュミレーションしたのに
季節は短い春
寒い季節に凍死の計画は崩れた
行動できない自分に苛立った
消えたいのに消えられない苦しみ
メンタルクリニックで吐き出してしまった
二月
父の一周忌が終わった
私がいなければ、一周忌までこなせなかったと母に感謝されたが
どうでもよい事だった
やっと自分のことが行動出来る
毎日シュミレーションしていた
消えること
海辺にて、ありったけの薬を…
消えるにあたり
父の一周忌までは乗り切ると決め
お盆の後から、消えるカウントダウンを始めた
カウントダウンの事は誰にも話さず
夜布団に入ると、一日が消化されたと
当日をどのように過ごすかを想像しながら眠りについた
身も心も疲れた時に見た
納骨
疲れたからもう消えたい
あそこに入りたい
気持ちはどんどん膨らみ
息子達には
もしもの時は、直葬で最安値
墓は旦那の実家墓ではなく
自分の父の墓に行きたい
と普通に雑談するほどだった