父が亡くなった時、実家には私だけ帰っていた。
暦の都合があり数日後に通夜葬儀することを決めた。
モラ夫に予定を報告する。こちらの気持ちとしては皆にモラハラな態度を見せたくないのと、モラハラが発動しない様気を使う苦痛があった。しかし旦那なのには間違いなく、仕事の都合もある為と理由をつけ、通夜葬儀の時間には個別で来てもらう様お願いした。
そうしたら、義夫が参列したいと言い譲らないとモラ夫から連絡が入る。義夫の家からは車で1時間の道のり。自分では来れない。そのうちに義姉も参戦すると連絡がきた。
だから、あいつらをオレが迎えに行く。
？？
義姉が義夫を連れてくるのではなく、モラ夫に迎えに来いと！？
つくづく考えが合わない一族だと思った。
全く知り合いのいないアウェイの中、お客様気取りに見えた義夫。火葬場に行かず帰りたいと言う義姉に合わせ、モラ夫も火葬場に向かわず帰りの送迎に徹していた。
送り届けたら戻ってくる！骨上げには間に合うだろうと自信たっぷりに言うモラ夫であったが、モラ夫の到着に合わせて事が進むわけでもなく、だからといってタイミングがずれたらモラハラ発動間違いない。父を送り出す事に気持ちを置きたいのに、モラ夫一族が気になって気持ちが違う面からボロボロになっていた。
結果的には、義姉の指示通り葬儀が終わるとモラ夫は送迎に向かった。戻ってくるのも大変だからと骨上げには来なくて大丈夫だよと優しく？！話しモラ夫は自宅に戻って行った。
後に、あの一行はどこの親族だったのか？！と父母の親族から聞かれて、恥ずかしい思いで答えなければならない自分だった。
義夫は、会場で孫と語り合う時間が少なかった不満と、モラ夫が迎えにくる時間が早かったと終始文句ばかり帰り道は言っていたらしい。こちらから見たら、言いたい事を一方的にかなりの音量で喋り倒してお帰りになったと思うが…何様？！何しに来たんだよ！言えるものならぶつけてやりたいところだったが、父を見送る場だという事に気持ちを集中させて胃を痛くして過ごした。