※2016年07月26日内容更新(新画像追加等)
於:世界らん展日本大賞2016
■Rlc. Vasin‘Yen Jitt’HCC/AJOS
リンコレリオカトレヤ ベイシン‘エン・ジット’
(Rlc. Greenwich x Rlc. Elizabeth Hearn (01/01/1987))
旧属名表記 Blc. Vasin、Rsc. Vasin
※以下、箇条書きにて
・両親の特長を上手く継承した精悍な印象の巨大輪系極美花だと思います。
・世界蘭展日本大賞2008での奨励賞受賞花です。
・全日本蘭協会(AJOS)での HCC 入賞時の花径は1花茎3輪咲きで207mmにも達しています。
・本種の親の Rlc. Greenwich はさらに親の Rlc. Lester McDonald に巨大輪花を着ける傾向があるようですし、もう一方の親 Rlc. Elizabeth Hearn は巨大輪銘花 Rlc. Peggy O'Neill の親として有名ですので、今後、巨大輪花を着ける子孫を生む交配親としても期待できそうです。
・本種の親 Rlc. Greenwich や、その親の C. Ann Follis の個体の中にはペタルにクサビの入るものが存在しますので、本種のクサビはそこに由来しているものと思われます。
・下記に、福岡のSさんからの情報提供で書いていますが、この画像の花はメリクロン変異個体とのことです。事実「Vasin‘Yen Jitt’」でネット検索すると、たしかに海外のサイトでは、Rlc. Greenwich 似のペタル幅の狭い花の画像が出てきます。
<福岡のSさんからの情報!>※今回、台湾の台大蘭園さんから、このメリクロン変異個体のOG分け株を購入された福岡のSさんから情報提供を頂きました。
・写真の個体はメリクロン変異して、スプラッシュが入り、ペタルが広くなった個体です。
・元々の個体はもっと細いペタルにセミアルバ(環境によって薄いピンクの縁取りが入る)の花が咲きます。
・花色は完全にセミアルバみたいです(ほぼ Rlc. Leaflet‘Taida’と同じ)。
・株自体は50センチぐらいで葉が長く伸びて少しねじれますが、リゾームはそれほど伸びないので株自身の暴れはあまり感じません。
・メリクロンを行ったのも台大蘭園みたいです。
・この品種自体ほぼ流通がなく、台湾の蘭園に通常個体と変異個体のOG分け株が1株ずつ残っているだけだそうです。
◎Rlc. Vasin の親品種の交配
・Rlc. Greenwich = C. Ann Follis x Rlc. Lester McDonald (01/01/1968)
・Rlc. Elizabeth Hearn = Rlc. Nacouchee x Rlc. Déesse (01/01/1969)
※Rlc. Vasin の親品種(於:世界らん展日本大賞2007)
■Rlc. Greenwich‘Elmhurst’AM/AOS, SM/JOGA
リンコレリオカトレヤ グリニッジ‘エルムハースト’
(C. Ann Follis x Rlc. Lester McDonald (01/01/1968))
●Rlc. Greenwich についての記事は、こちらをクリック!
※Rlc. Vasin の親品種(画像提供=東京のOさん)
■Rlc. Elizabeth Hearn‘Pink Mist’
リンコレリオカトレヤ エリザベス・ハーン‘ピンク・ミスト’
(Rlc. Nacouchee x Rlc. Déesse (01/01/1969))
●Rlc. Elizabeth Hearn についての記事は、こちらをクリック!
<Rlc. Vasin‘Yen Jitt’画像集>
於:世界らん展日本大賞2016
■Rlc. Vasin‘Yen Jitt’HCC/AJOS
リンコレリオカトレヤ ベイシン‘エン・ジット’
於:世界らん展日本大賞2016
■Rlc. Vasin‘Yen Jitt’HCC/AJOS
リンコレリオカトレヤ ベイシン‘エン・ジット’
於:世界らん展日本大賞2008 画像提供=埼玉のMさん
■Rlc. Vasin‘Yen Jitt’HCC/AJOS
リンコレリオカトレヤ ベイシン‘エン・ジット’
(上記、記事中の属名表記は最新属名を採用しました。そのため一部、過去記事との表記の相違等が発生する場合がございます。)
◎情報提供・お問い合わせ等の連絡先メールアドレスは、こちらをクリック!
■索引 - Index -(アルファベット順)は、こちらをクリック!
※当ブログ内の画像の使用をご希望の方はメールにてご連絡下さい。ご好意でご提供頂いている画像がございますので無断転用はご遠慮下さい。
於:世界らん展日本大賞2016
■Rlc. Vasin‘Yen Jitt’HCC/AJOS
リンコレリオカトレヤ ベイシン‘エン・ジット’
(Rlc. Greenwich x Rlc. Elizabeth Hearn (01/01/1987))
旧属名表記 Blc. Vasin、Rsc. Vasin
※以下、箇条書きにて
・両親の特長を上手く継承した精悍な印象の巨大輪系極美花だと思います。
・世界蘭展日本大賞2008での奨励賞受賞花です。
・全日本蘭協会(AJOS)での HCC 入賞時の花径は1花茎3輪咲きで207mmにも達しています。
・本種の親の Rlc. Greenwich はさらに親の Rlc. Lester McDonald に巨大輪花を着ける傾向があるようですし、もう一方の親 Rlc. Elizabeth Hearn は巨大輪銘花 Rlc. Peggy O'Neill の親として有名ですので、今後、巨大輪花を着ける子孫を生む交配親としても期待できそうです。
・本種の親 Rlc. Greenwich や、その親の C. Ann Follis の個体の中にはペタルにクサビの入るものが存在しますので、本種のクサビはそこに由来しているものと思われます。
・下記に、福岡のSさんからの情報提供で書いていますが、この画像の花はメリクロン変異個体とのことです。事実「Vasin‘Yen Jitt’」でネット検索すると、たしかに海外のサイトでは、Rlc. Greenwich 似のペタル幅の狭い花の画像が出てきます。
<福岡のSさんからの情報!>※今回、台湾の台大蘭園さんから、このメリクロン変異個体のOG分け株を購入された福岡のSさんから情報提供を頂きました。
・写真の個体はメリクロン変異して、スプラッシュが入り、ペタルが広くなった個体です。
・元々の個体はもっと細いペタルにセミアルバ(環境によって薄いピンクの縁取りが入る)の花が咲きます。
・花色は完全にセミアルバみたいです(ほぼ Rlc. Leaflet‘Taida’と同じ)。
・株自体は50センチぐらいで葉が長く伸びて少しねじれますが、リゾームはそれほど伸びないので株自身の暴れはあまり感じません。
・メリクロンを行ったのも台大蘭園みたいです。
・この品種自体ほぼ流通がなく、台湾の蘭園に通常個体と変異個体のOG分け株が1株ずつ残っているだけだそうです。
◎Rlc. Vasin の親品種の交配
・Rlc. Greenwich = C. Ann Follis x Rlc. Lester McDonald (01/01/1968)
・Rlc. Elizabeth Hearn = Rlc. Nacouchee x Rlc. Déesse (01/01/1969)
※Rlc. Vasin の親品種(於:世界らん展日本大賞2007)
■Rlc. Greenwich‘Elmhurst’AM/AOS, SM/JOGA
リンコレリオカトレヤ グリニッジ‘エルムハースト’
(C. Ann Follis x Rlc. Lester McDonald (01/01/1968))
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※Rlc. Vasin の親品種(画像提供=東京のOさん)
■Rlc. Elizabeth Hearn‘Pink Mist’
リンコレリオカトレヤ エリザベス・ハーン‘ピンク・ミスト’
(Rlc. Nacouchee x Rlc. Déesse (01/01/1969))
●Rlc. Elizabeth Hearn についての記事は、こちらをクリック!
<Rlc. Vasin‘Yen Jitt’画像集>
於:世界らん展日本大賞2016
■Rlc. Vasin‘Yen Jitt’HCC/AJOS
リンコレリオカトレヤ ベイシン‘エン・ジット’
於:世界らん展日本大賞2016
■Rlc. Vasin‘Yen Jitt’HCC/AJOS
リンコレリオカトレヤ ベイシン‘エン・ジット’
於:世界らん展日本大賞2008 画像提供=埼玉のMさん
■Rlc. Vasin‘Yen Jitt’HCC/AJOS
リンコレリオカトレヤ ベイシン‘エン・ジット’
(上記、記事中の属名表記は最新属名を採用しました。そのため一部、過去記事との表記の相違等が発生する場合がございます。)
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