今日(2023年6月5日)は、釧路市内にある多機能型事業所すてっぷを視察してきました。
施設の中では、障がい者の方々がクッキーをはじめ、ジャム、雑巾、タペストリーなど様々なものを手作りしています。🍪
重度の知的障がいがある方でも、はさみを使って、丁寧にタオルを切ってウエスにしていました。自動車工場などに出荷されるそうです。
ここはNPO法人すてっぷが運営しています。
代表理事の伊藤厚子さんは「今は通所で利用者さんが来ていますが、やがて親亡き後問題が起きます。そのためにも何としてもグループホームを作りたい」と力説します。
しかし北海道の補助金はとても狭き門のため、力を貸してほしいと要請されました。
釧路でも、障がい者が安心して暮らせるグループホームは不足しています。補助金なしでは建設も運営もできません。このような分野にこそお金を使うべきではないでしょうか。
丁寧に心をこめてウエスを作っています