とある温泉地の源泉配湯中継基地で、余剰分が側溝に捨てられている。民家のすぐそばなので、ポリタンクに汲んで持ち帰ることにした。自宅で熱交換で温め、他の採取源泉と合わせて入浴した。現地での評価は無色透明無味無臭、53.1℃。
すぐ近くにちょろちょろと小川というにも小さな水の流れがあったのだが、少しぬるかった。配当所の湯が民家で常時かけ流されているなどしており、やはり余りが捨てられているのだろうか。
(2021 年 4 月)
◆源泉情報◆
源泉名:不明
とある温泉地の源泉配湯中継基地で、余剰分が側溝に捨てられている。民家のすぐそばなので、ポリタンクに汲んで持ち帰ることにした。自宅で熱交換で温め、他の採取源泉と合わせて入浴した。現地での評価は無色透明無味無臭、53.1℃。
すぐ近くにちょろちょろと小川というにも小さな水の流れがあったのだが、少しぬるかった。配当所の湯が民家で常時かけ流されているなどしており、やはり余りが捨てられているのだろうか。
(2021 年 4 月)
◆源泉情報◆
源泉名:不明
とある温泉地の源泉配湯中継基地で、第一配湯所でブレンドされた 3 源泉が引かれており、余剰分が側溝に捨てられている。面しているのが車通りの少ない道路なので、電動石油ポンプでポリバスに汲み上げようとも考えたが、カーブの先にあって危険と判断し、ポリタンクに汲んで持ち帰ることにした。
事前調査で側溝の幅と深さを確認し、ホームセンターでちょうどいい大きさだった塗料用のバケツを購入。捨て湯をバケツに貯め、バケツから電動石油ポンプで 20 L のポリタンクへ汲み上げる。しかし、湯温が高かったために石油ポンプのホースに支障をきたしてしまったため、結局、バケツと漏斗でポリタンクに汲むことになった。自宅で熱交換で温め、他の採取源泉と合わせて入浴した。現地での評価は無色透明無味無臭、52.0℃。
(2021 年 4 月)
とある温泉施設の跡地に、いまでも大量の源泉が捨てられているとのことで、現地調査に赴いた。当該の温泉施設は 2012 年に廃業しており、現在は更地になっている。有名な温泉地にあり、幾度となくその前を通っていたのだが、源泉が捨てられているとは全く知らなかった。
源泉は、砂利敷きの駐車場の最奥にあり、ドバドバと用水路に捨てられていた。湯は透明だが、温泉成分により用水路は赤く染まっていた。かなり高温で、とてもその場にタライを持ち込んで浸かれるような代物ではなかったので、漏斗をつかって 20 L のポリタンクに汲んで、自宅まで持ち帰って入浴した (他の採取源泉と合わせ、熱交換で加温)。現地での評価は、芒硝味、弱塩味と記録。
ネット情報によると、営業していたころの当該施設は、この源泉を加水、加温、循環かけ流し併用で使用しており、やや塩素臭の気になる湯使いであったそう。手を加えていない源泉に触れることができ、満足を覚えたが、その後、近くの足湯施設でも同じ源泉を使用していることがわかった。わざわざ採取する必要はなかったか?
(2021 年 4 月)
◆源泉情報◆
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
泉温:70.4℃
成分:pH6.3、溶存物質 1530 mg/kg、主要な成分は以下の通り(いずれも mg)。
ナトリウムイオン | 310.21 | 塩化物イオン | 338.3 |
カルシウムイオン | 78.7 | 硫酸イオン | 294.6 |
メタケイ酸 | 156.1 | 炭酸水素イオン | 155.7 |
メタホウ酸 | 31.7 | 遊離二酸化炭素 | 130.9 |
分析日:不明 (2010 年以前)
川沿いに建つ簡易な湯小屋のジモ専だったそうだが、壁面は川の増水で流されたのかなくなっており、支柱のパイプとプラスチックの波板屋根だけになっていた。湯舟は 1 人サイズのものがコンクリの地盤に埋め込まれているが、しばらく人が入った様子もなく、析出が堆積していた。
所有者らしい人にコンタクトすることが叶わなかったので、“控えめに”足湯だけさせてもらった。透明で、ぬるめ、炭酸味と泡付きのある湯で、投入量は湯舟のサイズからしたら十分な量であった。
川向には廃業した旅館「M 温泉」があり、その旅館の名を取り「新 M 温泉」と呼んでいた人がいたので、私もそう呼ぶことにした。尚、M 温泉は 2003 年にはすでに廃業していたそうだ。
(2019 年 11 月)