入湯求湯巡礼行記

これまでに訪れた温泉を紹介します。
時代に逆行し、写真は基本的に載せません。
変換できない残念な名称のブログです…

メールでのご連絡について

2020-07-17 | その他

ブログや記事に関するご意見、ご質問、または、温泉に関する情報などございましたら E メールにてご連絡ください。
迷惑メール対策のため、お手数ですが、メールアドレスの○に以下の設問の答えを順に入れてください。
設問は 5 問あります。メール世代でない方も、体裁など気にせず、お気軽にご連絡ください。


nitto_guto_○○○○○@yahoo.co.jp


(1) 次の鳴子温泉郷の温泉地の中から、最も南に位置する温泉の記号を選んでください。

  a 車湯温泉  b 川渡温泉  c 赤這温泉  d 中山平温泉  e 轟温泉

(2) 次の著名人と宿泊した温泉の組み合わせから、誤っているものの記号を選んでください。

  f 野口雨情-いわき湯本「新つた」  g 長塚節-塩原塩湯「玉屋」  h 藤田東湖-湯岐「和泉屋」
  i 横山大観-熱海「熱海大観荘」   j 誤ったものはない

(3) 次の二価の陰イオンとその説明の組み合わせから、正しいものの記号を選んでください。

  k 硫酸イオン-硫黄イオンと酸素イオン4個からなり、イオンとしては二重結合を持たず、両イオンが共鳴関係にある
  l 炭酸イオン-水溶液中では炭酸や炭酸ガスと平衡の関係にあり、pH6.35以下では炭酸や炭酸ガスの割合が大きくなる
  m 炭酸イオン-炭素イオンと酸素イオン3個の間で負の電荷をもつ電子を共有しており、最外殻電子が安定的な状態より2個多い
  n カルシウムイオン-負の電荷をもつ電子を最外殻に2個有するイオンで、これを含む湯は鎮静作用を持つ湯とされている
  o 正しいものはない

(4) 次の温泉の持つ健康への効果に関する文章を読み、その内容と合致しているものの記号を選んでください。

 温泉に含まれる成分には、古来から特別な薬効があると信じられてきた。ラドン温泉やラジウム温泉などと称される放射能泉もそのひとつで、微量の放射線が細胞を活性化させるとされている。温泉法上の放射能泉の定義は、30ナノキュリー以上/kgとされており、これは、温泉水1kgあたり1秒間に崩壊するラドンが111個以上と同義である。ただし、湯治など長期に及ぶ温泉療法を除いては、成分がすみやかに健康に影響を与えるとは言い難く、白湯と同様の温熱効果や水圧が与える影響がほとんどであると考えられる。一方で、転地効果が心のリフレッシュには寄与すると言えよう。

  p 一時的な温泉浴で健康になれるとは保証できない
  q 放射線は危険なもので、健康には寄与しない
  r 転地効果が最も健康に作用する効果である
  s 温熱効果や水圧が最も健康に作用する効果である
  t 合致しているものはない

(5) 次の文章の趣旨として最もふさわしいものの記号を選んでください。

 昨今、「本物の温泉」という言葉が温泉愛好家から発せられ、インターネット媒体等を介して一般に広く普及している感がある。これは、源泉そのままの状態を“本物”とし、加水、加温、循環、消毒など手を加えたものを“偽物”とするものである。ただ、温泉とは源泉および施設の特性と利用者のニーズがイコールになって存在しうるものである。多くの温泉の中で、いくつかの条件がそろい、湧き出でた源泉にそのまま浸かることのできる温泉は稀有であり、素晴らしいものであるが、源泉自体、あるいは、施設の特性により先述の処理のなされた温泉が社会的に断罪されるような風潮はあってはならないと考える。

  u 本物の温泉とは源泉そのままの状態の温泉で、素晴らしいものである
  v 加水や消毒などをした温泉にも良泉はある
  w SNS を使用し、匿名で誹謗中傷するのはよくない
  x 加水などされた温泉が非難されるべきではない
  y ふさわしいものはない


このブログについて

2020-07-10 | その他

このブログの名称は入湯求湯巡礼行記で、読みは“にっとうぐとうじゅんれいこうき”です。

入湯数は、温泉施設ごとによるものです。
 →【入湯数の定義】

湯の特徴やお気に入り度は、木勢の主観によるものです。
 →【お気に入り度】
 →【好みの温泉】

温泉分析表のデータは、訪問時のものです。

料金や営業時間は変更になる可能性があり、責任を負いかねるため、記載しません。

 

【入湯数の定義】

・施設を単位に 1 湯とします。
・1 つの施設が複数の浴室や源泉を有していても、1 湯とはしません。
・独立した足湯は 1 湯とします。
   当館には足湯があります→1 湯としない
   (敷地外に)当館の管理する足湯があります→1 湯とする
・手湯や指湯は 1 湯としません。
・施設の名称および経営者が変更になった場合、新たに 1 湯とします。
・湧出ポイントの近い野湯は、以下をもとに 1 湯とするか判断します。
   湯の特徴が異なる
   異なる名称がすでに愛好家に知られている
・立地上、または、安全衛生上、浸かることができない野湯の場合、浴びる、尻湯などの行為も 1 湯とすることがあります。

 

【お気に入り度】

・★の数で表され、5 段階になっています。あくまで、木勢の好みによるものです。

  ★★★★★ 別格の温泉。このために遠征を調整する
  ★★★★  最高の温泉。近くを訪れる際は、確実に押さえておく
  ★★★   充実した温泉。近くを訪れる際は、時間に余裕のある限り押さえておく
  ★★    可もなく不可もない温泉。近くを訪れる際の時間調整として
  ★     今後に期待を込めて

・立寄り入浴を想定しており、宿泊した場合には料理や客室の設えは反映されません。
・湯使いや泉質を基本としつつ、特筆される浴室の設え、景観、接客対応には★を上乗せすることがあります。
・湯使いや泉質を基本としつつ、不潔な要素が見受けられたり、あまりに失礼な接客対応には★を差し引くことがあります。

 

【好みの温泉】

・かけ流し量の多い温泉。床をオーバーフローがサーと流れているような温泉。
・澄んだ緑色の硫黄泉。
・清涼な香りのする澄んだ黄色のモール泉。
・無駄のない鄙びた設えの温泉。

温泉は個人のニーズに合わせて選択すればいいと考えており、加水、加温、循環、消毒されている温泉が“悪い温泉”とされている昨今の風潮には疑問を感じています。ただし、源泉に過度に手を加えた温泉は好みではありません。