５年前リスボンで（ポルトガル旅行最終日）

注：5年前の金銭勘定帳から今日の日付の項を抜粋し、思い出すことを書いています。当時ポルトガルの通貨単位はエスクード、$100=50円くらいのつもりで使ってました。

2001年1月6日のお買いもの：B&B FAMILY MACEDO宿泊代 $4400
サンタ・ジュスタ塔入場料 $175
ハイソックス $890
スカート $5990
シャツ $6590

あらら、最終日に一泊目の宿に逆戻りしています。これも予約してあったのか、全く覚えがありません。値段から推し量るに２回目以降の利用は少し割引してもらえたか何かで舞い戻った可能性大です。宿の主人はその日ついでがあるとかで空港まで自家用車で送ってくれました。
そのときに私のでかいZARAの紙袋を見て、したり顔に「あぁ～」と言ったものです。
ZARAはMANGOみたいな安カワ系のスペインブランドで（あれ、日本にもう入ってるのかな？）、MNGよりは対象年齢層が広めです。ポルトガルで初めて目にして安さに釘づけになり、そこかしこで店を見つける度にふらふらと入っていっては物色していたのです。そして最終日に目星をつけてたヤツをまとめ買い、と。さすが値段だけのことはあって、今手元にはハイソックスがかろうじて残っているだけです。
サンタ・ジュスタ塔へは最後の記念に勇気を奮って昇ったとみえます（高いところは得意ではありません）。思ったほど高くはなくて、たてこんだ建物の途切れた向こうに水面がきらきらして見えました。最終日はいい天気に恵まれてじんわりうれしかったです。手元のガイドブックに拠れば、あの塔はエッフェルの設計と思われていたけど、別のフランス人の手になるものだとか。この記事を書くまでエッフェルだと思っていました。
さてこれで今さらながらの旅行記はおしまいです。これまでアルバムを作る以外に旅行を振り返る作業をしたことがなかったので、思い出そうと数字やガイドブックを眺めたりするうちに、ささいな瞬間のイメージがフラッシュバックで浮かんできたりして、面白い体験ではありました。