為せば成る為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり

やろうと思えば何でもできる。できないのはやろうと思わないから。やろうとすることは他人のためではなく、自分のためになる。

学会2日目。。

2006-02-27 | 研修会
学会2日目。
またまた「もっちゃんさん」と一緒に参加してきました。

主演題である『Essence of occupational theraphy
講師:矢谷令子先生。

その中でも…。
作業療法の歴史から科学性・非科学性の融合について、
今後、作業療法士がしていかなければならないことまで…。
分かりやすく咀嚼して話して頂きました。
久しぶりに良い刺激を貰いました。

【主な講演内容】
①役割意識の誤算
②作業療法、本質の把握
③作業療法は今昔未来、医療が基盤
④作業療法の本質は不変且つ柔軟
という内容の流れでした。

我々はPT・OT・STの前にひとりの人間
人間を知らずとして専門職にはなれない
強烈なインパクトを感じました…。

作業療法の原点となっているBC時代の、
Socrates、Hippocrates、Celsus、Phaedraなどの思想。

作業療法の原点とされる提唱として、
仕事をするということは自然の最も優れた医師であり、
それは人間の幸福に不可欠なものである
」(Galen 1c)。

「地球上に生まれてきた人間が求めている究極は幸せである」
「幸せを求めない人間はいない」
「Occupationalの語源であるOccupy(何かをする)ということ」

作業療法の核を受け継いだ方々の話として、
野村先生、Barton(米国の大工さん)、Danton(作業療法の父)。

作業療法=科学(Sciences)&ヒューマニズム(Arts)。
2つの相異なるものが同時に成立することを和の哲学という
-中国古代生命の哲学より-

最後に(矢谷先生より)…。
「最近は科学的根拠という言葉がよく聞かれる」
「人間は科学だけでは生きていけない」
「科学性・数値etcで表すことだけではない」
目の前の真実を大切に、堂々と表明すること
と話された。

学生時代の自分は…。
似たような話を聞いたことはありましたが…。
正直、「きれいごと…(恥」としか思えませんでした。
でも今回は、やっと少しずつ理解できるようになった…。
と実感できる自分がいました。

講演終了後…。
県士会の役員と一緒に歩いてきた矢谷先生に一言。
「貴重なお話をありがとうございました」
矢谷先生より。
「あなた達にかかっています。頑張ってくださいね」
緊張しましたが、よい思い出になりました。

午後からはポスター発表。
以外に収穫がありました。

最後の講演は…。
『作業療法士が本質を見失わないために』
~医療・介護・福祉の改革を支える「生活」というActivity~
講師:東京女子医科大学病院 作業療法士 比留間ちづ子先生

色んな考え方を持っている作業療法士。
自分の印象では『真の作業療法士』。

講演内容は…。
福祉の分野でOTが活躍すること…。
本当に若干分かりました。

具体的な内容は…。
自分の中だけで封印させて頂きます。
(内容が難しすぎました…涙)

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2 コメント

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Unknown (ぷろPT)
2006-02-27 22:46:37
ブログを開設しているPTです。OTってなんなのかと、悩んでいるOTが多いように思います。なかなか内容のある講演だったようですね。
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そうんなんです。。 (Youzan)
2006-03-03 18:54:13
はじめまして『プロPT』さん。



そうなんです。



かなり自分が思っていること。

悩んでいたこと。



矢谷先生や比留間先生の講演を聴いて、

間違っていなかった…(笑



もっと自信をもって患者と向き合おうと思いました。
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