為せば成る為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり

やろうと思えば何でもできる。できないのはやろうと思わないから。やろうとすることは他人のためではなく、自分のためになる。

またまた雪と風邪。。

2006-02-09 | 今日の出来事
最近はまた寒波が到来し雪を目にすることが多くなっている。
そして自分も風邪が治ったり再び到来したり…。

金曜日から月曜日まで公休なので申し送りやカルテ等の業務を
残ってこなしていたが途中で気分が悪くなってしまった。
今年はどうやら本当に風邪と相性がいいらしい…(涙

年末まで担当し、内科的問題で転院した患者が再び入院。
表情もよく何か元気になった(??)気がした。
前回は痺れや痛みが大きな問題として訴えていた。
前病棟の知り合いの患者やNsの元へ連れて行くと
涙を流しながら「ただいま」と一言。
約10分、表情よく話をしていた。
話し終わって部屋に帰る途中、
「痺れや痛みはどうですか…??」と問うと、
「全くありません。何処か飛んでいったみたい!!」
「不思議ですね。前の病院では夜も眠れなかったのに…」
精神面の重要性を改めて感じました。

また、病棟スタッフより業務終了後の申し送りにて
「○さんは認知症が転入時よりかなり進んだ気がします…」
という情報が以前入ってきていた。

○さんの担当理学療法士に尋ねると、
「進んだというよりは若干改善している傾向にあると思う」と。

実際にMMSEを実施すると前回(1ヶ月前)より3点向上していた。

○さんはdysarthriaがあり、また担当してから
書字(何か書くこと)に対する意欲があったため、
書字を介してのコミュニケーションを行うことがある。

初期時の内容は…。
「今から仕事で東京に行かなければなりません」

「隣の人と妻が浮気をしている」

「今から妻を捜しに行きます。トイレから帰ってきません」

「私は明日から○○刑務所に明日から転入します。
今までありがとうございました。
これからも妻○○の介護を宜しくお願いいたします」
etcの記載があった。

今日の内容は…。
「早く家に帰れるように頑張ります」
「ねる・おきる・すわる・たつ・トイレ・風呂などの練習を
特にしなければならない」
「家はトイレ(和風)で風呂(五右衛門風呂)だから特に注意が
必要だと思われる」
etcの記載があった。

徐々にではあるが現実的な内容に変化してきている。
できることやできないこと。家族へのメッセージ。
可能な限り現実検討の機会を提供し、モチベーションや
動作の意味や目的などを伝えることができればと考えている。

何故か最近になって患者と接するのが楽しいと思える。

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