海風にススキ揺れる相模川沿いを歩く夕暮れ

なんだか身体が重いなと思ったら熱があったので家でおとなしくしていたが　

日暮れが近づいてきたら河原を歩きたくなってきたので出かける　

夕陽に白く輝くススキの穂が強く吹き付ける海風にゆれている

草むらからは秋の虫の声が聞こえてくる　

狂い咲いたヒマワリに夕陽が射している　

川岸に出て釣り人が作った小径を草をかき分けかき分け進む　

茂みのなかではねぐらに帰った鳥たちが賑やかに鳴き交わしている　

 

水辺には野生化した蕎麦の花が白く咲いている　

 

あっ！ラピュタ！　

 

富士が夕焼け空に溶け込んでいく　

 

どんどん陽が落ちていく　

足元が見えなくなる前に家に帰る　

今夜は霜降りヒラタケと根菜で作ったキノコ汁と秋刀魚の刺身