午前8時過ぎに目覚める
のろのろと起き上がっていたらゴミ収集車が通り過ぎる音が聞こえた
ゴミ出しはあきらめて朝飯作りに取りかかる
冷蔵庫から納豆を取り出したら旧友が教えてくれた青森風納豆を思い出し
黄ザラを納豆に少し加えて良く掻き辛子と醤油を垂らし焼き海苔を並べた冷やし蕎麦に乗せる
砂糖を加えた納豆はやけに糸を引く しかもそれが白い
肝心の味だが特に甘過ぎるということも無い
考えてみれば大抵の納豆は甘辛いタレが付いている
とっくのとうに我々は甘辛い味付けで納豆を喰っていたというわけだ
それで思い出したのは昔の醤油はもっと塩辛くて焦げ臭かったということで
そこには冷蔵庫の性能が良くなったことが関係しているに違いなくて
それで今の醤油の風味が格段と良くなっている のだろうが
なぜか昔の焦げ臭い醤油で刺身を喰いたくなってくるのは単なる懐古趣味なのだろうか
過去の記憶さえあればそれを振り返って楽しめる齢になった
齢を重ねるのも悪くない
もう少し生きていたいと思う
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