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For the Time Being

黄龍・九寨溝 中国四川省(2004年9月5日・6日)

2004年9月4日、広州経由で成都に到着。



9月5日の朝、成都から2003年に完成したばかりの四川九寨黄龍空港へ飛びました。この空港は3448mの高地にあり、空港がなかった頃は、九寨溝・黄龍に行くのに成都からバスで10~12時間かかったそうですが、今は飛行機で45分ほどです。

滑走路がかなり長いので、大丈夫なのでしょうが、山の頭を削り取ったような空港で、オーバーランしたら、山肌を滑り落ちそうな感じがしました。

空港で、飛行機を降りた途端、高度が高く空気が薄いので歩いても足が浮いた感じがしました。

空港からツアーバスで山を下り、50キロ余り走って黄龍へ向かいました。

昼食後、黄龍風景区(中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州松潘県にある景勝地)へ行き、標高3100mくらいから登り始めました。 



黄龍は、カルスト地形で5000m級の山から溶け出す水に含まれる石灰分が、溜まり、蓮の花びらのようなたくさんの池をつくっています。その池が龍の鱗のように見え、巨大な龍が頂上に向かって昇るように見えるため黄龍と名がついたと言われています。

迎賓彩池???(その頃、まだ、フイルムカメラを使っていて、写真の順番がよく分かりません。)標高3199m。



飛瀑流輝、標高3233m。



全行程3キロ余り、木道の上を歩くようになっていて、靴底で石灰棚を傷つけないように保護されています。














黄龍寺



こんな風に設置された木道の上を歩きました。



黄龍五彩池、標高3553m。世の中にこんなに美しい所があるのかと思いました。


登り初めのところから五彩池まで3キロ余りです。2006年にロープウェイができたそうですが、私たちが行った頃は籠に乗って登る人もいました。

歩きやすい木道の上とはいえ、薄い空気の中、私は軽い高山病にかかっていたのだと思います。無事登り口まで降りてきましたが、降りてきても依然として3000m以上の高度の所なので、気分がすっきりしませんでした。




次の日、9月6日は、九寨溝へ行きました。チベット族の村が9つあるからその名で呼ばれているとか・・・。Y字の40キロほどの谷になっていて、標高は2000m余り~3000m余りあるそうです。地域内エコバスで走り、所々ハイキングをしました。

珍珠灘瀑布???たぶん。幅310m、高さ21m。






エコバスから見た風景。積もった落ち葉や枝が砂洲を作り、そこに植物が生えて、美しい景色を生まれていました。



Yの字の左側、一番奥の標高3103mの長海でバスを降りて、五彩池の方へ木道を歩いて下ってきました。

その後、Yの字の右側へも行き、映画「HERO」で無名と残剣が湖面で闘うシーンに使われた箭竹海も見ましたが、人物の入った記念写真ばかりで、投稿できません。

五花海では、水に沈んだ木が朽ちず、石灰が積もっていたり、静かな鏡池などまるで観光ガイドブックそのままの景色を楽しみました。

九寨溝民族文化村:土産物屋さんが並んでいました。


夜に、国内線で成都迄戻って、成都で宿泊。

次の日、9月7日広州経由で日本に戻りました。

投稿した写真は、フイルム写真をデジタルカメラで写し直しました。
















コメント一覧

nohoho-n
Zhen さま、

はい、四川大地震の少し前でした。
黄龍のことを何で知ったか忘れたのですが、
行きたくて行きたくてたまらず、思い切って行きました。
今でも私の中で訪れて良かった場所の一、二を争っています。
Zhen
nohoho-nさんへ

2004年というと九塞溝地震はもちろん四川大地震より以前、九塞溝が破損していない良い頃ですね。

四川省には友人がいるので、一緒に行こうと思いつつ、行けず仕舞いで、コロナ禍です。

2004年の時点で、九塞溝まで行かれているとは、上級者ですね、素晴らしい!

では、また。

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