先日シェアーキッチン(一つの台所を日替わりで違う調理師さんが使って、お店を開くシステム・本格的に自分のカフェを開く前のお試しであったり、副職としてやっておられたりするみたいです。)で見かけたストーブから色々な思い出がよみがえってきました。前回、ブログで書いた続きです。
山間部の小学校へ通ったので、冬はとても寒く、各教室で達磨ストーブを使っていました。
小学校一年生の時は用務員さんが火をつけてくれていましたが、二年生からは当番制で自分たちで準備をしました。
当番の日は、みんなよりも早く学校へ行って、石炭置き場から石炭を持ってきます。マッチを使い、新聞と焚き木で火を熾し、石炭に火を移すのですが、コツが要りました。たまにラッキーな日には、用務員さんが十能に火種を入れて持ってきてくれることがありました。
マッチで発火する時点から、擦った時の火花が恐くて(野生動物か?はい、野生小動物そのものでした。)、マッチ棒を長く持っていられないので、当番の日は悪戦苦闘をしました。新聞紙は一枚ずつ剥がしてクシャクシャにして空気を含ませてから火を点けます。火が十分焚き木に移っていない内に、大きな石炭を置いてしまうと、火が消えてしまうので、粉になっているような小さな石炭の欠片を使って工夫をする、というようなことを身をもって学びました。
当時はこんな立派なストーブではありませんでした。
ストーブの上に、金網の籠を置いて、その中にアルミの弁当を並べ、積み上げていました。中央に置くと熱すぎてご飯が焦げるので、中央に近い二段目くらいがベストポジションで、取り合いになりました。4時間目になると、授業中、ご飯の焦げる美味しそうな匂いが教室中に広がってきて、授業どころではない毎日でした。楽しい思い出です。
先日、このシェアーキッチンで食べたランチは、ランチ価格だったのにモーニングセットのようなメニューでちょっとがっかりしました。たぶん、その方が開かれる日にはもう行かないと思います。
当たりはずれはありますが、タウン紙やネットで新しいお店がオープンしたと知ったら、行ってみるようにしています。
***昨日、BSで映画「ピエロがお前を嘲笑う」を見ました。主人公はハッカーで、映画の中で、時系列で過去に戻ったり、仮想空間を列車の中に設定していたり、私はトリックを理解できないまま、映画は進み、DVDではないので巻き戻しができず、ちょっと消化不良ですが、でもとても面白い映画だと思いました。
ご訪問、ありがとうございました。
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