きょうは黄砂が舞っているのか、山がかすんで見える。春特有の空。桜も9分咲きといったところです。
思い出がなぜか食べ物と密接につながっている。春はたけのこ、空豆。
たけのこは小さい頃、とれたてのたけのこの皮に、おばあちゃんが梅をつけたときの、紫色の紫蘇の葉を包んで、三角にしてくれた。その三角形のとがったところから、吸うとすっぱい汁が少しずつ出てきて、すっぱいしょっぱいキャンデーといった感じ。だけど、今思うとこんなのが、なんで好きだったのかなあ、ほのかに竹の香りがして、一気に顔がしゅわっとなったのをなつかしく思い出す。
空豆は本当に今でも大好きな食べ物で、小さい頃は学校から帰ると、やっぱりおばあちゃんが大きなお鍋で、空豆をゆでていて、それは、ものすごーくおいしかった!
ふわふわとしたお布団にくるまれて眠っていたような、空豆のさやも手で触るのが大好きな子供だった。できればこの空豆のように、白いふわふわの綿のようなさやにくるまれて眠れたらどんなにいいだろうなあ、と思った。
母も家が商売をしていたので、忙しく働いていたから、おばあちゃんがいつもおやつをくれた。しわしわの手で、みそおにぎりを作ってもらって、階段の途中にすわって鼻歌歌いながら食べたりした。
食べ物はできるだけ今でもしゅんのものを食卓にのせるようにしている。そうすると、季節と食べ物は、なつかしい思い出に変わってくる。
旅に出てもその地で食べた味が、鮮明に思い出に変わってくる。タイでは熱くて、辛かったトムヤンクン、台湾の屋台のショーロンポー、ニューヨークのでかーいサンドイッチ、ベトナムの生春巻き、それは日本でも食べられるものだけど、そこの土地で食べた味と、旅の景色と思い出は、いっしょになって心に残っている。
春はキャベツもお豆類もおいしくなって、うれしい。きのうは春キャベツと新じゃがの料理をつくった。おいしかった。
食べ物をおろそかにしないで、大切にしたい。息子が小学生の時、先生が給食で「嫌いなものから、食べればあとで好きなものが食べられると思ったら嫌いなものも食べられるでしょ」と言ったので、息子は「家のおかあさんは好きなものから食べなさいねって言うよ。もし、地震が起きて、給食残して逃げなきゃいけないときに、好きなものが残っていたら逃げ遅れるからって」と先生に話して、先生が苦笑していたと言っていたけれど、いつもそういうふうに子供に言ってたなあ。子供って正直でうそも方便という言葉は知らないからね。
大学生になって家を出て行くとき、娘には「悲しいことがあったら、自分の大好きなおいしいものを食べなさいよ。元気がでるから」と言っていたことがあるkれど、ほんとうに、どんなに悲しい時でも、おいしいもののパワーはすごくて、元気がじわっと出てくるものだ。
だから掃除は苦手だけれど、食事はけっこうやる気で作る。
みんなに毎日元気で明るく暮らしていってほしいから・・・・ついでに自分もね。
うーん、我ながらけっこういいお母さんじゃん!?・・・・・自画自賛しても仕方ないが、早く言えば花より団子タイプなのです。
だけどわたし果物はあまり好きじゃなくて、買うのがもったいない気がして、あまり買ってこない。
そうするとみんなが「果物ぐらい買っておいて」と言う。
あまり好きじゃないのに、甘夏の皮をむいたり、いちごを洗ったり蔕を取ったりがめんどくさいのだ。ビタミンCは不足してるかもしれん。
思い出がなぜか食べ物と密接につながっている。春はたけのこ、空豆。
たけのこは小さい頃、とれたてのたけのこの皮に、おばあちゃんが梅をつけたときの、紫色の紫蘇の葉を包んで、三角にしてくれた。その三角形のとがったところから、吸うとすっぱい汁が少しずつ出てきて、すっぱいしょっぱいキャンデーといった感じ。だけど、今思うとこんなのが、なんで好きだったのかなあ、ほのかに竹の香りがして、一気に顔がしゅわっとなったのをなつかしく思い出す。
空豆は本当に今でも大好きな食べ物で、小さい頃は学校から帰ると、やっぱりおばあちゃんが大きなお鍋で、空豆をゆでていて、それは、ものすごーくおいしかった!
ふわふわとしたお布団にくるまれて眠っていたような、空豆のさやも手で触るのが大好きな子供だった。できればこの空豆のように、白いふわふわの綿のようなさやにくるまれて眠れたらどんなにいいだろうなあ、と思った。
母も家が商売をしていたので、忙しく働いていたから、おばあちゃんがいつもおやつをくれた。しわしわの手で、みそおにぎりを作ってもらって、階段の途中にすわって鼻歌歌いながら食べたりした。
食べ物はできるだけ今でもしゅんのものを食卓にのせるようにしている。そうすると、季節と食べ物は、なつかしい思い出に変わってくる。
旅に出てもその地で食べた味が、鮮明に思い出に変わってくる。タイでは熱くて、辛かったトムヤンクン、台湾の屋台のショーロンポー、ニューヨークのでかーいサンドイッチ、ベトナムの生春巻き、それは日本でも食べられるものだけど、そこの土地で食べた味と、旅の景色と思い出は、いっしょになって心に残っている。
春はキャベツもお豆類もおいしくなって、うれしい。きのうは春キャベツと新じゃがの料理をつくった。おいしかった。
食べ物をおろそかにしないで、大切にしたい。息子が小学生の時、先生が給食で「嫌いなものから、食べればあとで好きなものが食べられると思ったら嫌いなものも食べられるでしょ」と言ったので、息子は「家のおかあさんは好きなものから食べなさいねって言うよ。もし、地震が起きて、給食残して逃げなきゃいけないときに、好きなものが残っていたら逃げ遅れるからって」と先生に話して、先生が苦笑していたと言っていたけれど、いつもそういうふうに子供に言ってたなあ。子供って正直でうそも方便という言葉は知らないからね。
大学生になって家を出て行くとき、娘には「悲しいことがあったら、自分の大好きなおいしいものを食べなさいよ。元気がでるから」と言っていたことがあるkれど、ほんとうに、どんなに悲しい時でも、おいしいもののパワーはすごくて、元気がじわっと出てくるものだ。
だから掃除は苦手だけれど、食事はけっこうやる気で作る。
みんなに毎日元気で明るく暮らしていってほしいから・・・・ついでに自分もね。
うーん、我ながらけっこういいお母さんじゃん!?・・・・・自画自賛しても仕方ないが、早く言えば花より団子タイプなのです。
だけどわたし果物はあまり好きじゃなくて、買うのがもったいない気がして、あまり買ってこない。
そうするとみんなが「果物ぐらい買っておいて」と言う。
あまり好きじゃないのに、甘夏の皮をむいたり、いちごを洗ったり蔕を取ったりがめんどくさいのだ。ビタミンCは不足してるかもしれん。