S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

「いのち」は暖かいよ!

2006-11-13 16:48:01 | Weblog
一気に寒くなって、こだまはベッドにもぐりこんでくる。横向きで、眠るので、こだまはちょうどお腹のところで丸まっている。もぞもぞとあったかいので、子どもがおなかにいたときの妊婦さん状態だ。お腹が大きいときも横向きに寝ていると、もぞもぞお腹の中で赤ちゃんが動いてお腹はあったかい・・・・・そんな昔を思い出す感覚!
ひとつ違うのは毛っ毛だらけだということかな。
「いのち」というのは確実にあったかいよ!それが「いのち」の感触だとわたしは思う。


いろんなことがバーチャルにしか感じられない社会の、病んだものが吹き出してるような気がする。死んでも生き返ると思ってる子供たちが6割もいるって・・・・!?なんなの?
オール電化で、そのうち火を見たことがない子だって出てくるかも・・・・・簡単に放火することだって、バーチャルな世界のできごとになって、簡単に死んでもいつか生き返るなんて思ってたら怖い・・・・
しかしわたしだって死んだことがないから、絶対真実はわからないわけだ・・・・でもゴキブリに生まれ変わるかもしれないよ。


きのうから藤原新也「黄泉の犬」を読み始めた。藤原新也さんの考え方はわたしはすごく共感できる。頭でだけではなくて、身体中で生き物として思考している気がする。そして世界を視る眼はすごく冷静で論理的でさえある。全身全霊で生きている人間という感じがする。信じられる人だと思う。けしてバーチャルではなく手で触れ、耳で聴き、そして確実な視線で世界を視ている。
信じられる大人というのは絶対にいる。今子供たちが本当に信じられる大人に出会えたら、きっといのちが暖かいものだということを実感できて死を理解するんではないかとわたしは思ってる。

話は飛ぶが、長女はきのうの夜、いろいろな事情?があって、暗闇の道でドブに落ち、全身ずぶぬれで帰ってきて、玄関で泣いていた・・・妹がそれを見て「泣くな!」と叱咤していた・・・・唖然・・・・・

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