S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

道は遠く遥かなり・・・です。

2006-11-17 16:35:17 | Weblog
娘は今日自己推薦入試で、合格が決まった!ひとまずよかったっす。これから親は入学金の工面をしなければなりませんが、今の時期はこれから入試時期で、クラスのみんなの前で、あまり喜んでもいられませんが、それでも気が楽で、あとは履修不足の補習と定期試験の準備だけすればいいわけで・・・・・
写真学科に行きます。高校の3年間写真部で写真しかやってこなかった娘ですが、自分の好きなことがこれからみっちり勉強できるのだから、そりゃあルンルンです。住むのは東京なので、また部屋探しもしなければならない。あと4年間は必死に働かねばなりません。

ここ3ヶ月は入試の実技(写真を撮る)と、論文(写真を見て論文を書く)で必死にやってましたが、わたしも便乗して写真論や写真集を読んだり、見たりして論文の協力はだいぶしましたぞ!書いたものを読んで意見言うぐらいでしたが、写真にのめりこんだ3ヶ月は母もけっこう楽しかったっす。

なんでもそうなんだけど、突き詰めることはものすごい奥が深いと思った。1枚のすぐれた写真には永遠さえ写し取られているような気がした。わたしも写真をやってみたくなった3ヶ月でした。そしてわたしの書いている詩と娘のやっていきたい写真はよく似ている。詩は言葉では表現できないものを言葉で暗示しなければならないし、写真は眼では見えないものを感じさせなければすぐれた写真とはいえないので、そんなところが似ている気がす


娘はとても楽しそうに写真を撮っている、そんなカメラのレンズをのぞいている横顔は夢中になっている顔がかわいいと思う。それでもずっとやっていったら、必ず苦しくてたまらなくなる時がくるだろうと思う。ものごとを突き詰める道はそんなに甘いもんじゃあないからだ。
その苦しさを乗り越えて、誰でもない自分ひとりで乗り越えなければ、道は開けない・・・