S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

お帰りなさい・・・

2010-01-15 16:51:05 | Weblog
仙台の義父が亡くなってもうすぐ3回忌。

献体で、東北大学にいたおじいちゃんが戻ってくることになった。
1月19日でちょうど2年になる。

肺ガンってわかったときに、じいちゃんは献体したいと手続きをとった。
亡くなって住職が枕経をしてすぐに大学の車が迎えに来て、そのままじいちゃんは行ってしまった。

今度はお骨になって戻ってくる。

あっという間に大学病院に献体してしまったから、おばあちゃんが少しは家に置いておきたいということで、3月に納骨することに決まった。
納骨の時は、お父さんと私で仙台にいくことにした。

おじいちゃんの日記帳を出してみる。

最後の日記は1月15日・・・・
亡くなる4日前だ。
じいちゃんは毎年元旦に新しい大学ノートをおろして、日記を書いていた人だ。

最後のページは今読んでも泣けてしまう。

「夕方5時より、紙おむつを使うようになった。
 ありのままに生きれば、恥ずかしい事はない。
 とらわれない心、こだわらない心、かたよらない心
 どんど祭で正月も終わった」

(おとうさん、お帰り)
今朝、仏壇の笑った写真のおじいちゃんに話しかけた。

とてもいい顔をしている。