人の顔とは本当に不思議だ。
仙台の義父のことをきのう書いたけれど、亡くなる前、家族で仙台にじいちゃんに会いにいったお正月、じいちゃんは本当にいい顔をしていた。
鼻に酸素ボンベの管がはいっていたけど、庭の芝生でゴルフクラブを持って打つまねをしながら笑いながら写真を撮った。その顔が今我が家の仏壇に飾ってある写真。
あの笑い顔が亡くなるたった1週間前とはとても思えないくらいだ。
じいちゃんはすべて覚悟して冬の澄みきった青空みたいな笑顔だった。
顔に出ていた「黙す」ということ。語らずともわかったじいちゃんの意思やみんなへの優しさ・・・
中学の時、担任の先生が「40歳過ぎた顔は自分の責任、自分の生き方が顔にそのままあらわれてくるからな」と言った。その時の自分は子どもでピンとこなかったけれど、今はとてもよくわかる。
40歳過ぎて、うさんくさい顔?という人はとてもたくさんいる。
政治家、えらいお坊さん、
うさんくささは饒舌すぎる言葉にも出る。
しゃべればしゃべるほど・・・・薄っぺらさが透けて見えるひともいる。
ガーガーとがなりたてる・・・
「黙す(もだす)」という意味のことを辺見庸さんが書いていた。
三島由紀夫の「憂国」を読んでいた。
奇しくもまるで今の日本のような2.26事件
仙台の義父のことをきのう書いたけれど、亡くなる前、家族で仙台にじいちゃんに会いにいったお正月、じいちゃんは本当にいい顔をしていた。
鼻に酸素ボンベの管がはいっていたけど、庭の芝生でゴルフクラブを持って打つまねをしながら笑いながら写真を撮った。その顔が今我が家の仏壇に飾ってある写真。
あの笑い顔が亡くなるたった1週間前とはとても思えないくらいだ。
じいちゃんはすべて覚悟して冬の澄みきった青空みたいな笑顔だった。
顔に出ていた「黙す」ということ。語らずともわかったじいちゃんの意思やみんなへの優しさ・・・
中学の時、担任の先生が「40歳過ぎた顔は自分の責任、自分の生き方が顔にそのままあらわれてくるからな」と言った。その時の自分は子どもでピンとこなかったけれど、今はとてもよくわかる。
40歳過ぎて、うさんくさい顔?という人はとてもたくさんいる。
政治家、えらいお坊さん、
うさんくささは饒舌すぎる言葉にも出る。
しゃべればしゃべるほど・・・・薄っぺらさが透けて見えるひともいる。
ガーガーとがなりたてる・・・
「黙す(もだす)」という意味のことを辺見庸さんが書いていた。
三島由紀夫の「憂国」を読んでいた。
奇しくもまるで今の日本のような2.26事件