S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

守るべきもの。

2012-02-23 16:13:54 | Weblog
新潟県知事がとてもまっとうな発言をしています。

こういうふうに考えるのが普通だとわたしは思います。

がれき処理で環境相を批判 新潟県知事
2012年02月20日

 東日本大震災の被災地のがれきの広域処理問題で、細野豪志環境相が「(被災地以外の地域が)受け入れられない理屈は通らない」などと述べていることに対し、泉田裕彦知事は19日、「どこに市町村ごとに核廃棄物場を持っている国があるのか」と批判した。「国が環境整備をしないといけない。国際原子力機関(IAEA)の基本原則で言えば、放射性物質は集中管理をするべきだ」と訴えた。



そしてあの南相馬の黒い粉は、ものすごい高線量です。
普通に通学路にものすごい高線量の放射性物質が落ちてるっていうことです!

それが風に舞うのです・・・・
子どもたちはマスクもせずに歩いている子もいます。

こんな所に普通に子どもたちを生活させている国がどこにありますか?

世界中さがしてもこんな国はないと思います。

戦争のように地雷がたくさんあちこちに埋まっているところを平気で子どもたちに歩かせてるのと
なんら変わらないと思います。

起きてしまった原発事故、
けれど、起きてしまった悲惨な事故だからこそ、過少評価や隠ぺいではなく、本当に危険と隣り合わせの
子どもたちを守るために情報をだして、国は動くべきだし、動かなければそれは犯罪だ。

守るべきものは、たったひとつ命です。
他に何がありますか、



大山さんのブログから引用させていただきました。

山 内 知 也**神戸大学大学院海事科学研究科

概要:南相馬市にある商業施設から2011年12月21日に採取された土壌から、キログラム当り100万ベクレルを超える放射性セシウムが検出された。

通常、キログラム当り1万ベクレルを超える放射能密度の放射性セシウムが1万ベクレル以上あれば(1 kg以上あれば)、それは放射性同位元素として扱われる。

キログラム当り100万ベクレルというレベルは、ゴミ焼却炉や下水のスラッジプラントの焼却灰であったとすれば、コンクリートに固めても埋設が認められないような高いレベルである。

近隣には同様の汚染土壌があたり前のように存在しているが、何ら対策も注意喚起も行われていないとされている。早急な調査と除染が求められる。

計測機器:高純度ゲルマニウム半導体検出器/Canberra GC3019

測定結果:詳細は添付のとおり(M120120117092715)。

Cs-134485,252 ± 965 Bq/kg
Cs-137604,360 ± 574 Bq/kg
TOTAL1,089,612 ± 1,123 Bq/kg

採取時の試料(U8容器に入っている)

試料は黒っぽい褐色を呈しており、植物起源と思われる断片も混入している。コケ類等か枯れることで濃縮が進んだとも考えられる。100 ml足らずの容器表面でも表面線量は3 µSv/hを超えている。

人が居住する地域に決して存在してはならない高いレベルの汚染物質である。このような土地に無防備な住民を住まわせてよいとはとうてい考えられない。

山内知也**』

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