ヤギになれたかもしれない・・・

わたしの母は片側しか母乳が出なかったので、足りなくてわたしはヤギのおっぱいを
飲んで大きくなったらしい・・・・

子どもの頃母から聞かされてから、ヤギを見る目が変わった！
友達の家にヤギがいて、小学生のころ、帰りによってはヤギにテストの答案用紙を食べさせていたのが
わたしと友達です！

おいしそうに食べるのがおもしろくて、よく食べさせていたら友達のお母さんに見つかって
おこられた。


母曰く、「ヤギのお乳は人間の母乳にもっとも近いんだよ」と言ってたけど・・・
母だって科学者じゃないから誰かからそう教えられて、自信を持ってわたしに飲ませていたんだろうと
思うのですが。

今、ヤギのお乳というとモッツラレラチーズしか思いつかない。


昔って粉ミルクが無かったのか？いやあっても高かったのか？理由はよくわからない。

でもわたしはこうしてヤギではなく人間になった・・・
いや、少し人間離れしているかもしれない。


舞ちゃんがおっぱいをたくさん飲むのを見ながら、そんなことを思い出しちゃった。


ずっと前におおかみに育てられた女の子がいたでしょう。
あの子はおおかみのおっぱいで育てられたってことだよね。

結局、あの女の子は人間にはなれなくて、早く死んでしまったけれど・・・

わたしだって、ヤギの小屋でヤギだけに育てられたらヤギになっていたことだろう・・・

生命力というのは不思議なもので、きっと何で育てられても生きていくぐらいの生命力を
持っていたら生きられるのかもしれない。

舞ちゃんを抱っこしながら（元気に大きくなあれ）と呪文を唱えています。