S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

なつかしい人から・・・

2012-06-28 16:59:26 | Weblog
きのうの夜、とっても懐かしい人から電話があった。

中学の頃の担任の先生です!

先生とは今でも年賀状や手紙も何通か書きましたが、声を聞くのは中学生以来です。


「わかるかな?」と最初言われても、とっさに40年はさかのぼれませんでした・・・・

近況や昔のこといろんな話を電話でしました。


先生はすごーく厳しい先生でしたが、大好きな先生でした。

わたしは反抗心も強かったので、おかしいと思うと黙っていられず、すぐ先生のいる職員室にかけこんで
「先生、これは先生がおかしい」とよく反抗してました。

クラスの学級委員をやっていたので、みんなの不満も先生にはぶつけてましたが・・・
でもわたしはどちらかというと無口な頑固者でした。

話をよくきいてくれる先生でした。

先生の大好きな所だったのは、理科の先生だったのでいつだか授業中に、化学の時間
「もし、大変な悩み事があって死にたくなったら、先生の所に来い。一番楽に死ねる量の青酸カリをあげるから。
 青酸カリは飲みすぎたら楽に死ねないから先生が計ってあげるからな」

っと言われたこと。
今でもよく覚えている。先生は優しい人だとすごく思ったエピソードです。


中学生の頃、渡辺淳一の「阿寒に果つ」だとか、自殺する小説や、自殺した作家の小説ばかり
読んでいた私へのメーッセージと受け止めたような気がします。

国語の女の先生が、いつも「今、何読んでるの?」と聞いてきて、本を見せると、
「こういうのあんまり読んでほしくないなあ」と言ったけど、先生が読んでほしくない本を
好んで読んでいた中学生だった気がする。


最近は、出した詩集を送ったり・・・

先生曰く「おまえの詩はむずかしくてよくわからない、ところどころしか」っと笑って言ってた。

もう84歳になった先生は奥様とふたり暮らしで、昔先生がよく年をとったら晴耕雨読の生活したい、
っというそのままの暮らしらしくて、それでもすごくお元気でうれしかった。


中学生にフラッシュバックしたひとときでした・・・


今度お会いすることを約束して・・・・

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