S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

我思う、ゆえに白髪もふえる・・・・

2006-04-20 16:02:25 | Weblog
今朝の激しい雨で、桜はあっという間に半分散ってしまった。風に吹かれてはらはら散ることもなく、地面に雨でへばりついている花びらたちは、悲しい。

きのうの続きになるけれど、わたしはロックに生きている人が好きだし、自分もそういうふうに生きたいという思いがある。
人に流されることもなく、自分の頭でものごとを受け止め、考え、そして信念を持って生きていく生き方が、ロックに生きるということだと思っている。
人にあるいは、マスコミ、新聞、テレビの情報に流されないということは、真実を見抜く力を持つということで、自分の頭で自分の言葉で、ものを考えるということです。
それは、簡単ではなく、かなりむずかしいことで、だからロックに生きている人たちは自然に風当たりが強くなるのだろう。
鳥肌実さんもたくさんの圧力に押しつぶされそうになりながらも、本質を見抜く力を持っているし、30歳で亡くなったライターの奥山貴宏さんもとてもロックな生き方をした人だ。
こういう人たちは、真実を見抜こうと目をこらして、考え抜いている人たちに勇気を与えてくれる。
常識や一般論やそういうものにとらわれたおばさんになりたくない!絶対なりたくない!人に優しい人間でありたいとも思わない。いくら話したってオウムのヘッドギアをつけているような、自分の頭でものを考えないような人には通じないし、届かないのだ。
この届かないという思いを感じることはとても悲しいことなのだ。だから自分の信念で生きていくしかないと思う。
世の中には本当にさまざまな考え方の人がいるし、人の価値観もいろいろだから、自分が本当に正しいとか真実だとかはわからないけど、デカルトが言うように、「我思うゆえに、我あり」なのだろうと思う。
ずっと生きてくれば考え方の違いで友達を失うこともあるし、石をぶつけられることもあるし・・・・・
なんだか、えらく真面目に書いてしまった。わたしとしてはもっと楽しく書いていこう。
鮎川信夫の詩に「橋上の人」という長い詩があって、これを読み返すと最近はこれってまさに小泉さんのことだと思ったりする。政治や法律をやったら手を洗わなければならない」って共感してしまう。それだけ政治の世界は何重構造にもなっていることをおぼろげに感じるのだ。

きのうは最近買った「びんぼうレシピ」の中から、鶏肉のカレーピラフをつくったぞ。これがけっこう美味いのです。また気が向いたら作り方をここに記します。

がんばれ!鳥肌実

2006-04-19 22:35:33 | Weblog
家の前の小さな桜の木の花です。朝は蕾もあったのに、夕方帰ってきたときは、ちらちら散りはじめてました。
花の命はホント短いなあ、としんみりしてしまった。
いつも元気な?わたしもきょうは仕事も忙しかったし、お疲れです。

最近思うことは、世の中の理不尽さに、大きな抵抗をされながらも、信念でがんばっている人たちはすごいなあと思うのです。
たとえば鳥肌実、興味のある人は鳥肌実オフィシャルサイトを見てね!
軍装妄想、貧乏、不遇、欲情、空腹の人。がんばれ!影ながら応援してるよ!

思い出は食べ物と共に、

2006-04-18 15:06:21 | Weblog
きょうは黄砂が舞っているのか、山がかすんで見える。春特有の空。桜も9分咲きといったところです。
思い出がなぜか食べ物と密接につながっている。春はたけのこ、空豆。
たけのこは小さい頃、とれたてのたけのこの皮に、おばあちゃんが梅をつけたときの、紫色の紫蘇の葉を包んで、三角にしてくれた。その三角形のとがったところから、吸うとすっぱい汁が少しずつ出てきて、すっぱいしょっぱいキャンデーといった感じ。だけど、今思うとこんなのが、なんで好きだったのかなあ、ほのかに竹の香りがして、一気に顔がしゅわっとなったのをなつかしく思い出す。
空豆は本当に今でも大好きな食べ物で、小さい頃は学校から帰ると、やっぱりおばあちゃんが大きなお鍋で、空豆をゆでていて、それは、ものすごーくおいしかった!
ふわふわとしたお布団にくるまれて眠っていたような、空豆のさやも手で触るのが大好きな子供だった。できればこの空豆のように、白いふわふわの綿のようなさやにくるまれて眠れたらどんなにいいだろうなあ、と思った。
母も家が商売をしていたので、忙しく働いていたから、おばあちゃんがいつもおやつくれた。しわしわの手で、みそおにぎりを作ってもらって、階段の途中にすわって鼻歌歌いながら食べたりした。
食べ物はできるだけ今でもしゅんのものを食卓にのせるようにしている。そうすると、季節と食べ物は、なつかしい思い出に変わってくる。
旅に出てもその地で食べた味が、鮮明に思い出に変わってくる。タイでは熱くて、辛かったトムヤンクン、台湾の屋台のショーロンポー、ニューヨークのでかーいサンドイッチ、ベトナムの生春巻き、それは日本でも食べられるものだけど、そこの土地で食べた味と、旅の景色と思い出は、いっしょになって心に残っている。
春はキャベツもお豆類もおいしくなって、うれしい。きのうは春キャベツと新じゃがの料理をつくった。おいしかった。
食べ物をおろそかにしないで、大切にしたい。息子が小学生の時、先生が給食で「嫌いなものから、食べればあとで好きなものが食べられると思ったら嫌いなものも食べられるでしょ」と言ったので、息子は「家のおかあさんは好きなものから食べなさいねって言うよ。もし、地震が起きて、給食残して逃げなきゃいけないときに、好きなものが残っていたら逃げ遅れるからって」と先生に話して、先生が苦笑していたと言っていたけれど、いつもそういうふうに子供に言ってたなあ。子供って正直でうそも方便という言葉は知らないからね。
大学生になって家を出て行くとき、娘には「悲しいことがあったら、自分の大好きなおいしいものを食べなさいよ。元気がでるから」と言っていたことがあるkれど、ほんとうに、どんなに悲しい時でも、おいしいもののパワーはすごくて、元気がじわっと出てくるものだ。
だから掃除は苦手だけれど、食事はけっこうやる気で作る。
みんなに毎日元気で明るく暮らしていってほしいから・・・・ついでに自分もね。
うーん、我ながらけっこういいお母さんじゃん!?・・・・・自画自賛しても仕方ないが、早く言えば花より団子タイプなのです。
だけどわたし果物はあまり好きじゃなくて、買うのがもったいない気がして、あまり買ってこない。
そうするとみんなが「果物ぐらい買っておいて」と言う。
あまり好きじゃないのに、甘夏の皮をむいたり、いちごを洗ったり蔕を取ったりがめんどくさいのだ。ビタミンCは不足してるかもしれん。

ドラえもん模様のソファで眠った

2006-04-17 17:06:17 | Weblog
きのうの掃除が災いして、身体中が痛いのです。しゃかりきがんばったもんねえ。
朝、目を覚ますとこだまが頭がふとんに入っていて、わたしの目の前にこだまの後ろ足が並んでいた。ぎょ!
いきなり目を覚まして飛び込んでくる映像が猫の肉球って、かなりぎょっとする。
きのうは、変てこりんな夢を見た。わたしは旅芸人で、どこかの温泉町に詩の朗読に行くのだ。マネージャーがお父さんで、その街に小さなゲームセンターがあり、ゲーム好きのマネージャーはそこでゲームに夢中になっている。そこのゲームセンターにはドラえもん模様のソファがあって、そこはすわり心地が良くて、わたしは疲れて眠ってしまった。気づいたら、出番の時間で、舞台衣装を宿にとりにいけなくて、かなりあせっていた。
なぜかというと、その時着ていた服がやたらめったら、ダサいのだった。せっかくかっこいい舞台衣装を持ってきたのに、取りにいく時間がなくて、泣きそうなくらいせつなかったけど、舞台があるので、そのダサいお洋服ででることになったのだった。マネージャーに怒鳴りつけ、あんたがゲームなんかに夢中になっているせいだと怒っているが、あわてて舞台のあるところに走って走って、走りまくる。
そこでは、もう最初の人が始まっていて、なんと・・・・・!リリー・フランキーさんだった。
サインをもらいたかったけど、わたしの出番は次なので、汗をふきふき舞台に立つのだ。詩の朗読なのに、なぜか、歌っている・・・・
前の夜、情熱大陸でリリー・フランキーさんのを見たせいで、こんなへんちくりんな夢を見たのだろう。

リリー・フランキーさんは好きだけど、安部晋三と小泉チルドレンは生理的に嫌悪感を感じてしまうわたくしなのでした。

貼ったとたんに「バリッ」はひどい!

2006-04-16 21:19:40 | Weblog
久しぶりに日曜日に家にいたので、限界に近いぐらいきたなくなっていた家のお掃除に1日中奮闘していた。
ハーフマラソンをしたぐらい・・・疲れきった・・・
Bat,きれいになったどーー。 捕ったどーの心境ぐらい、きれいになったのがうれしい。
3月、4月は日曜日忙しくて、出かけてばかりだったから、埃もたまっていたんだ。掃除は得意ではないけど、きれいになったときと、きたないときと、我が家はすごいギャップがある。このギャップが新鮮といえば、新鮮ではあるのだけれど。
女の子のわりには娘たちの部屋は足の踏み場もないぐらいきたないし、片付けているとだんだん空しくもなってくる。
夕方やっとひととおり掃除が終わって、気になって仕方がなかった破れかぶれの障子をはった。
子供たちが大きくなってからまたもやこんなに障子が破れるなんてことは、夢にも思っていなかったのだ。猫は、壁で爪をとぐし、ふすまや障子を破るし・・・・子供よりひどい。こだまはとくにやせていてものすごーく身軽なので、高いところに飛び上がる。家の木にもよく登っているし、真夜中に蝙蝠をとってきて、わたしは蝙蝠にかじられたこともある。蝙蝠の歯は鋭い!すずめや、鳥はしょっちゅうとってくる。そして食べずに部屋に放っておくから鳥の屍骸を庭によく埋めてあげる。不幸中の幸いというか、まだ蛇はとってきたことがない。蛇なんかとってきたら、家中卒倒してしまうよ。いつも見えるところの障子が、こだまが破いてすごかったので、まるで廃屋のようだったから、貼らなくては・・とずっと思っていたから、天気もよかったし、張替えしたんだけれど・・・・・・貼り終わって障子を入れたとたんこだまがぶっ飛んできて、飛び上がり、「バリッ」
やっときれいになったのに、こだまは貼ったとたんに、破いた・・・・
居候のくせに、「こらー」っと怒鳴ってもやっぱり猫だから・・・しかってもあまり効き目なしだ。
こだちゃん、母の寿命を縮めるつもり?

ひどく疲れた。毎日掃除していればこんなに疲れないんだろうけれど、わたしには時間がない。またしばらくは掃除もいいかげんになるだろうなあ。
世の中のお母さんたちは、いったいどういうふうに片付け、掃除をしているんだろう・・・
今は働いているお母さんがほとんどだから、主婦ばかり苦労してるような気がするなあ、


中高年パワーはすごい!

2006-04-15 16:33:44 | Weblog
毎週金曜日の夜に、公民館でやっている中国語の講座に参加することにしたので、きのうは第1回目。
駅前留学のNOBAは授業料が高いので、いけないけれど、こちらは月2000円なのでやってみることにした。
仕事から帰っておおいそぎで夕食の用意だけして、いざ出陣。先生は中国の大学で日本語を教えている魏先生。
きょうは初めてなので、母音の発音練習からはじまった。やっぱり普段日本語で聴いていない音は、発音するのがむずかしい。
最初からこんなで、いったいどうなるのかなあ、とちょっと不安。勉強、とくに語学はなかなか毎日くりかえさないとむずかしいかも。
それにしても、受講しているのは、おじさん、おばさんばっかり・・・・中高年のエネルギーはすごい!そのうち老人の暴走族集団だって街を走り回るかもしれん・・・・
ひとりずつ、発音を先生がチェックしてくれる。ここで恥ずかしがっていると出遅れると思って、一生懸命大きな声で言ってみると、以外に先生にほめられた。
少しがんばってみようかなあと思っている。

まだ桜も二分咲きぐらいなのに、公園はすごい人・・・街は大渋滞。いったいみなはん、何見にきてはりますねん?
春を待ちすぎて、待ちきれなくなったんだろうかね。そんなに生き急がないで、のんびり春を待ちましょう。っといいながらわたしはいつも満開の桜の公園にあまり行ったことがない。桜は散り際が好きだから、風が吹いて、桜の花びらがほっぺたとか額とか、髪とか、口の中に入ってくるのが好きだもん。
この間の猿ちゃんみたいに、桜食うおばちゃんになってみるか!?

頼れるのは自分だけ、という現実。

2006-04-14 16:25:36 | Weblog
高校生の娘は文系を受験予定だけど、英語はまあまあがんばっているが、受験科目の国語があまりよくない。
春休み明けのテストも国語はひどかった・・・・
現代国語だけは、母は自信があったから、ちょっくら教えてあげられるだろうか?と思って娘の現代国語の問題をわたしもやってみた。
そしたら、漢字は書けないし、評論文の問題もまったくもってだめでした。
「全然たいしたことないじゃん、教えてもらうなんて無理」とばっさり斬られた。
ショック!こんなに自分ができないの?っていうより、問題が難しいのだ。現代国語だけは・・という自信はもろくも崩れ去った・・・・・・
これが、ながーいあいだ、現場から遠ざかったという現実なのでしょうか。
今まで、娘の点数をバカにして「そんなにできないの?困るじゃん」っと言ってたわたしは、「けっこうできていますね。(丁寧語)」」というせりふに変わるだろうと思う。
ねえ、だけどこんな問題誰が作ってるの?そういえば詩人の谷川俊太郎さんが、自分の詩が国語のテスト問題になっていて、それをみたら、むずかしくて自分でもわからなかった・・・って言ってたことを思い出した。作者でさえわからない問題っていったい・・・・・何を問うているの?
高校生の頃は勉強しなくたって現代国語だけは、かなり点数とっていたという過去の栄光は、なにも残ってはいなかった。
数学も物理も日本史もだめだったから、いったいわたしの義務教育プラス、高校教育の6・3・3年は何だったのでしょうか?せつないよ。
必死に受験勉強をした冬の夜の、オールナイトニッポンのテーマ音楽だけが、頭によみがえってきた。
がんばった!という事実はそれでも尊く、今の自分の礎になってるのかいな?
早弁と、よだれを教科書にたらして居眠りしていた、なつかしい高校時代。楽しかったよなあと、しばし思い出の世界にもどってしまった。

あ、いけない、いけない。とにかく受験失敗しないように、ふんばっておくれよ。
母は何もしてあげられないんだから。長男の時も、長女の時もふたりとも母の眠っているときしか、勉強してなかったから、勉強してるところを母は見たことがない。
やっぱりおいしいご飯をつくることしか、母のできることはないのだ。

錆びた鉄の匂いに包まれて・・・

2006-04-13 16:53:18 | Weblog
ここ2,3日暖かかったので、桜がようやくぷつぷつと開き始めました。
満開になるには、まだ少し時間がかかりそうです、と言ってもお花見の予定もないのですが・・・・
桜の花って下を向いて咲いているから、人が見あげるにはちょうどいいのですね。
となりの家の庭に、白いこぶしの花がみごとに咲いています。こぶしとは言いえて妙で、ほんとうにこぶしを突き上げたみたいに力強い花です。
わたしは、こういうごっつくて、力強い花がけっこう好きです。見ていると爽快になれる。
わたしは花がとても好きというわけではなくて、どちらかというと花には興味がなく、花の名前はぜんぜん覚えられない。
花の好きなお母さんに育てられた女の子って、やっぱり花が好きな子になるんだけど、わたしがあまりお家に花を飾らないし、お庭に花も植えないので、家の娘たちも、花より団子タイプに育ってしまった!
家の庭なんかかなり、殺風景な意味のない庭で、木が2,3本あるぐらいなもん。
だけど、わたしはこの庭をトトロの森みたいにしたい!
花はあまり好きじゃないけど、森は大好きだ。森好きが高じて、富士山の樹海を見に行ったことがある。そしたら、自殺を考えていると思われたらしく、むりやり車に乗せられて(それでもいい人だったからよかったものの)さんざん説教されたこともある。
花束をもらうよりは、お酒をもらったほうがうれしいし、匂いのきつい花はどうしても苦手・・・・
だからわたしのオーデコロンは花の匂いではなくて、錆びた鉄とレタスの匂いのするのを使っている。これは、コムデギャルソンのオーデコロンだよ!

長女も仕事に少し慣れてきたようで、施設にいくと自閉症のイサム君が娘の顔をみて、「にっ」って笑うのがうれしい、と話していた。
娘は「絶対がんばってプロになってやる!」と言っているけど、この子は他の2人にくらべてホント、負けず嫌いだ。

桜の花は見るのではなくて、食べるもの?かも。

2006-04-12 15:59:59 | Weblog
こだまの足です。なま足ですぞ。
動物園のお猿たちが、めちゃくちゃうまそうに満開の桜の花をカッパカッパと食べているのをテレビでみた。
花を食べるのって、ある種妖艶な感じがしないでもないなあ・・・
人間だって桜湯も飲むし、桜餅も食べるしね。おいしいのかもしれん。
次女の塾の先生はアカシアの花が咲くといつも天ぷらにして食べるって言ってた。
娘の塾の先生は、すごくいい先生で、スローライフな生き方をしている。
ヨーグルトを作り、甘酒を作り、お菓子だって作っちゃうし、お肉やお魚はあまり食べないで、山菜や野菜を食べているせいか、ゆったりした考え方の先生だ。
いつも「南の島で暮らしたい」と言ってる娘なので、満月には塾の窓からお月見をしてお茶をいれてくれる先生との勉強の時間は娘にとって、ほっとする時間かもしれない。
娘の側に先生のような大人がいてくれることは、すごくうれしい。
めまぐるしく変化していく現代社会のなかで、変わらない大切なゆとりのようなものを感じるだろうから。
父や母は、商売をしているから、やっぱり弱肉強食の緊張した世界か、抜け出すことはできないし、日々、時間に追われ、お金に追われる姿を見せていることが多いから、やっぱり先生のような大人と接することは、娘にとってだいじなことだと思う。

どういうふうに生きるか?は環境によっても、考え方によっても、人それぞれだけれど、人は一回だけの人生しかないのだから、どう生きても時間的には差はあまりない。
芸術や文学がこの世界に必要な人もいれば、戦争が必要なひともいる。
自分で選び取っていく生き方をより豊かに子供たちには生きていってほしいなあ。

先生は携帯電話も持ってないし、パソコンも持ってない、でも万年筆をたくさん持っているらしい。「どんどんアナログ人間になっていくよ」と娘に話したって言ってたけど、わたしもどこかアナログ的な人間だと思ってる。

驚異のトレーナー

2006-04-11 21:09:20 | Weblog
曇り空から雨になる。
朝もけっこう寒いなあと思ったんだけど、さすがにもう厚いセーターは季節はずれなので、トレーナーや薄手のカーデなどをいくつか出した。
出ました!トレーナー!いつも毎年着ているこのトレーナーはなんと・・・22年前のものだった!
自分でもびっくりなんだけど、確かに長女がまだ2歳のとき買ったものだから・・・22年着ていることになる。
不思議なことにまったくどこも破れないのだ。トレーナーシーズンの春や秋はいつもいつも普段着に着ているから、洗濯回数だってものすごいと思う。ふつう、袖口とか、襟とかすりきれて、ひじなんか抜けちゃうとおもうのに、まったくその気配はないのだ。
魔物のようなトレーナーである。が、ちょっと値段は高めだったが、けっして高価なものでもないのに、おぬし!やるな!というせりふも思わず口をついて出てくる。
もし、4分の1世紀を生き抜き、それでも着ることができて、どっこも破れなかったらこのトレーナーちゃんを額に入れて飾ってあげようとも思う。
だいじに、だいじに着て20年なら、まだわかるけど、ガンガン洗濯しまくって22年なんて、泣きたくなるほどすごいよ、おまえは。
そんな独り言をいいながら、今日はこのトレーナーを着ています。
毎年、このトレーナーを着て記念写真をとっておいたら、顔だけが老けていって世にもへんてこりんなアルバムができちゃうよ。
娘が先月ユニクロで買ったトレーナーはもう袖口がほころびた・・・・・・
ユニクロさん、しっかりしてね。

我が家にはまだ毎日酷使しているのに、健在なものが、まだ考えたらあった!
それは、結婚したとき買った大きなゴミ箱です。これはさすがにもう蓋が壊れかけてきたので、新しいのにしなきゃと思ってるんだけど、なんとなく捨てられないなあ。

小沢さん、笑っている顔も好きですが、笑ってない厳しい顔の小沢さん、かっこいいよ!