クチチュのこと。

村上龍「歌うクジラ」上、下巻を読んでいる。

近未来の日本・・・・・敬語を使う人間がいない国、日本語がおかしい、助詞の使い方がめちゃくちゃなので、読むのに頭の中で
正しく変換しながらの作業。

でもこの物語はおもしろい。このままいったら日本はこうなるかもしれない。

人間が魚類だったころの名残を残して、えらであった耳から分泌物を出すクチチュという種類の人間が出てくる。
その分泌物は毒があり、人を傷つけたり、殺したりするのだ。

次女が赤ちゃんの頃、長女が赤ちゃんだった次女の左の耳の匂いが臭いといつも言ってたことを思い出す。

２歳でその匂いは消えてしまったけど、あれは魚類だった頃の名残が次女に残って生まれてきたかもしれない・・・・
なあんて考えながらこの本を読んでいた。


まだクジラの意味は物語では出てこない。


きのう家の掃除をしながら、本の整理をしていた。

今年は小説があまり読めていない。
評論や詩集ばかり読んでいた。

来年は少し精力的に小説を読もうと思う。

ワンちゃんの毛もクルクルカールが流行なのかな？

会社のお歳暮を買いに行ったイオンのなかに、ペットショップが新しくできていた。

動物用の檻にいれられているんじゃなくて、たくさんの子犬が、広いきれいな木の床のベランダみたいに長くなっている
スペースで、みんな遊んでいる。

外側がガラス張りになっていて、子犬たちの様子がよく見える。

すごくかわいい！　違う犬種のたくさんの子犬がじゃれたり、走ったり、うんちしちゃったりしている。

こういうディスプレーは、画期的だと思った。

小さな檻に入れられているより、子犬が生き生きしていて、見ているとその１匹１匹の性格までわかる。

やんちゃなのや、のんびりしているのや、元気でやたら走り回ったり、他の子にちょっかいだしたりしていて、見ていて飽きなくて、つい笑いながらしばらく見入ってしまった・・・・

１匹ぼおっとのんびりすわって他の犬の様子をマイペースで見ている、浅田真央ちゃんの愛犬と同じ種類の茶色の毛がくりくりしている子犬がいて、すごくかわいかった・・・毛っけがクルクルカールしていてテンプルちゃんみたいだ。

欲しいなあ・・・・と思ったけど・・・・・我が家にはこだまもいるし・・・


となりで「かわいい」と見ていたおばちゃんが、すうっとペットショップの中に入っていってしまった。

このディスプレーは売れるかもしれないと、つい商売目線で見ていた。

水が出るところが広いそのスペースにはいくつもあって、みんな立ち上がって水を飲んでる。
ご飯を食べるところもみたいなあ・・・と思いながらいつまでも見ているわけにはいかないのであわてて帰ってきた。


ペットショップも競争が激しそうだ・・・・どこも商売は戦国時代だなあ・・・

海老ちゃんシャワー・・・・ふりそそぐ・・・

スーパーに寄って、夕食のおかずを・・・（きょうは海老のチリソースでもつっくろっかなあ・・）

あれ？テレビで海老蔵さんオンパレードのせいか、無意識に海老が頭にこびりついてるらしい・・

ここ数日、スーパーの海老の売り上げがのびたのではないか？？

ワイドショーはあまり見ないが、ＮＨＫの夜のニュースでさえ、海老蔵さんだった、こう連日、頭からシャワーのように
海老ちゃんを浴びせられると、どうも頭が無意識に海老モードに入ってしまっているらしい・・

こういうのをマインドコントロールというんじゃないだろか？？


あぶねえ、あぶねえ、自分の頭で考えるのをポリシーとしてるわたしとしては、不覚だった、

っつうことで、タラが安かったので、タラのチゲ鍋にした。


小沢さんもそうだけど海老ちゃんも、最近のマスコミは狂乱状態のように異常だ。

シャワーのようにふりそそがれるうそかほんとかわからないような情報の雨・・・・

うさんくさげな評論家まで次々と現れ、上から目線で都合のいいようにいいたいことを言っている。

日本では報道されなければいけない大事なことは、何も知らされず、どうでもいいことばかり押し付けられる。


あと石原都知事の？？

マツコデラックスさんやイッコウさんが好きなわたしは、石原都知事の発言には少々ムカついた

あの方は都知事という公職でありながら、差別発言されることはあの方自体の人間性が垣間見えてしまう。
哀しくなっちまうよ・・・・・

世の中にはほんとうにいろんな人がいるけれど、基本は小沢さんの言葉ににもあったように「共存」だろうと思っている。

匂い。

見上げれば、雲がひとつもない淡い冬の青空。
空が、まるで違う世界のように遠い、深呼吸してみる、薄いひかりの匂いがする。

匂いの感覚はとてもだいじなものだと思う。

テレビでも認知症の人にアロマを使うと、症状が改善する人が多いと言っていた。

今、アロマオイルなんかも人気だそうだ、けれど、わたしの匂い感覚はちょっと違う・・・・


黴の匂いが好き、車の排気ガスの匂いも嫌いじゃあない、

インドネシアやタイやベトナムの混沌とした雑多な市場、野菜に花に、肉、魚、香辛料・・・・そんなものが忽然と混ざり合った
、そこにたくさんの人々の体臭や汗や、暑い国の太陽の匂いや、シャッフルしたようにみんな混じり合っている市場の匂い、

わたしはそんな匂いが好きだ、そういう場所に行くと、がぜん元気になる。

それは「香り」ではなく、正真正銘の「匂い」だ。

犬や猫や獣の身体が雨に濡れて、けものの匂いがする時、命の匂いだと思う。


たぶん今のブームになっているのは、植物や森のかおり、花のかおり、お部屋やトイレはあくまで消臭や芳香

そういう香りが別に嫌いではないんだけれど、強烈に命の匂いを嗅ぐと、わたしは元気になる。


火、風、光、そういうものたちに繋がっていく、どこかエネルギッシュでさえある匂いだ。

人間はたぶん半分は森や植物をも必要としているけれど、半分は獣と同じ血の流れているいきものでもあるんだろう。

一気に寒く・・・・

●鈴木宗男さんの会見で、マスメディアが絶対に伝えない部分を抜粋します。
　きのう収監前に宗男さんが記者に語った言葉です。


私は政治家としてやましい事していないし、これからも権力とは闘います。

間違った権力とは断固闘ってまいります。


―マスコミのおびただしいリーク報道はどう思われますか？

これは、やはり権力側が仕掛けたもので、マスコミの皆様方も権力、特に検察に使われている、とそう思っております。


―記者クラブはどう思いますか？

私はいい方向に向かっていると思います。だんだんオープン化されている。

これも私の事件を機に、国策捜査を機にですね、検察も記者会見をするようになった、あるいはフリーの人らも入れるようになったということは、ひとつの実績を問えたというふうに思っております。


―今の政治に対して言いたいことは？

やっぱり国民目線で、国民の思いをしっかり受け止めて、やっていただきたい、とこう思っています。


―○○された？（事件）の経緯について

私は一貫して主張している通り、ワイロは貰っておりません。

事実が明らかにならなかった、あの密室での作られた調書、シナリオ、ストーリーで、一人の人間を抹殺するというのは、公平なやり方ではない。
司法の危機だ。司法ももっと人間的に判断をいただきたいと、こんなふうに考えています。



鈴木宗男さんが１年半後に、元気な姿を見せてくれるのを願っています。


今日からぐんと寒くなった。
こだまは朝からこたつにもぐったまま寝ていてほとんど１日寝て過ごしている。
朝、起きて窓の外を見ていたがおもむろにまたこたつにもぐりこんだまま・・・

ガラス越しにみる空の色で、こだまは（寒そう）と判断したらしい。

これからが本当の冬だよ、っとこだまは気合入れずに気合抜いて過ごしている。

水は流れはじめている。いつか大河に成り得る。

きのう、検察と権力の横暴に反対する日比谷デモは１５００人ぐらい人が集まったらしい。
デモの人数も増えていき、そして全国各地に拡がっていく。

確実に水が浸透するように、少しずつマスコミ（新聞やテレビ）と一般の人たちとの差がついていく。

いまだもって、みのもんた氏のように朝から小沢攻撃をがなりたてているテレビもあるらしい。（時代遅れというか時代錯誤というのか・・・・可哀そうに・・・）

折しも、今日、鈴木宗男さんが収監の日。
時々、ムネオ日記を読んでいた。宗男さんの発信する言葉はわたしには胸に響いていた。

日本にとって大事な政治家ほど、検察は抹殺していく。けれど宗男さんは、たくさんの本当にたくさんの支援者がいて、きっと収監されても宗男さんを支えていくだろうと思う。

ほんとうの真実を葬ろうとする権力の力は１０年前はそれでもすんだかもしれないけれど、いまはそれではすまない。

中国が自国に都合の悪い情報を流させないためにグーグル攻撃をしても、真実は誰がそれをしたのかも白日のもとにさらされる
時代なのだ。

流れようとする水を止めても、その勢いが増し、いつかは壁を突き破ってでも水は流れざるを得ない。
それが自然な歴史の流れだろう。

無理やり止めようとする間違った壁は突き破られるのが運命だ。

水は一滴からものすごい容量の何万トンという水に変わっていくだろう。

世界もこの国もそしてわたしたちも変わっていく・・・・そういう時代の節目に今はいるのかもしれない。


あまりにも露骨な小沢攻撃をしたために、「何かおかしい・・」と思う人達がたくさんふえていく。

あまりにも露骨にマニフェストと変えたために、「菅政権は何かおかしい・・・」と思う人たちも増えていく。


そして折しもノーベル賞の授賞式もはじまる。
中国はどんなに批判し抑えようとしても水が流れはじめてしまっている。

あたたかいので雪ではなく雨・・・

やっぱりＮＡＳＡの新しい生命体は・・・酵母じゃなかった、細菌だった・・・
ヒ素を食べて増殖するなんて、すごいヤツだ。まるで、芸の肥やしで殴られる海老蔵さんみたいだ（違うか）


今年の流行語で、「脱小沢」なんてトンデモナイといかる。
オザワン大好き人間のわたしは「親小沢」が妥当だと思っている。
わたしが選ぶなら、「偏向報道」とか「マスゴミ」・・・・・・になる、フンだ、仕返しだぃ

政権があやしくなるとすぐに小沢ダークネタを新聞も書き散らし、世の中の政権への不満を小沢さんに覆いかぶせようとする
きたなさに、いいかげん怒り通り越しあきれるが、こういうことを２年もやっているテレビや新聞は、もう国民になめられてるのがわからないんだろうか？？

脱小沢したから、こんなトンデモナイ、政権担当能力のない、アカン内閣になっちゃったんだよ。

だから新聞社は軒並み赤字なんだよ、、自分の首を自分で絞めている

ますますゴミを自ら増やしている地球内汚染生物と化している・・・


流行語なんかよりおもしろいのは、女子中高生の携帯用語。

真似して使いたいのは「気にすんな、ワッショイ！」とか、「ありえんてぃ」とか、いいじゃん！


きのうの雨は熱帯雨林の雨のように、１２月には場違いなほど温かくなった。

ずっとこたつに寝ていたこだまは、いきなり春と勘違いしたのか、夜遊び呆けてなかなか家に帰ってこない。

みんな寝静まった真夜中に帰ってきて、こたつにはもぐりこまずに、沖縄旅行中で留守のお父さんのベッドで寝ていた。

気温にはかなり従順なこだまです。

時間を噛みしめてみる。

３０時間発酵させてつくったあこ酵母を使って、パンを焼いてみた。

あこ酵母は発酵するとお酒のような匂いがする・・・うーん、生きてるなあ！

パンにするにも時間がかかり、１次発酵は１２時間（会社で仕事してる間、また発泡スチロールに入れておく）

夕方家に帰ってから膨らんだのを分割しベンチタイムが２時間、それからまた２次発酵に２時間・・・
その間に夕食の用意をして、夕食も食べて、

パンが焼けたのが夜の１１時になっちゃった・・


今朝、パンを食べてみました。

感激！ほんとうにシンプルな食パンですが、ものすごーくおいしい。

噛みしめると小麦粉の甘みもあって、パンの味はイーストを使ったものより、深い。
不思議となんだかゆったりした気持ちになれます。長い時間を閉じ込めているせいかもしれない。
今回小麦粉は北海道産のはるゆたかというのを使ってみた。

おいしいということはうれしいということと同じだなあと思う。

手間がかかった分、ほろっとうれしい。


また時間がある時にはもっと余裕で作れるかもしれない。

時間が長い分、働いて帰ってくる時間に発酵が終わるように温度管理をうまくしたら、もっとじょうずに家にいる時間で、
うまく焼けるかもしれないなあ。

そういえば、今日ＮＡＳＡが地球外生命体？発見か？という記者会見をするとか・・・
もしかしたら酵母ちゃんみたいなものかもしれないよ。

雨垂れ・・・・のち・・・アレハンドロ・・・

「石にかじりつく」という言葉より「雨垂れ石をも穿つ」みたいな言葉の方が好きだ・・・・

がんばって生きている民が雨垂れだとしたら、権力をふりまわしてるのが石だ。

警察の裏金を告発した仙波敏郎氏、検察の裏金を告発した元検察官三井環氏、最高裁の裏金を暴露した生田暉雄氏、ウィキリークスじゃないけど、日本のマスコミはこういう権力の暴挙こそ報じるべきだろうに・・・

民の税金を自分たちの享楽のために裏金をつくるなど、警察も検察も裁判所も犯罪組織といえる。
しかもそういうのは必ずトップに君臨している。

犯罪組織が犯罪者を逮捕し、起訴し、裁いているこの国はあまりにもアホらしいではないか・・

雨垂れになり石を穿たなければならないし、そうするべきだと思う。


石といえば、先日漬けた野沢菜の水がすっかり上がっていたので、漬物石の重さを少し軽くした。


火曜日の夜は筋トレに行く。
本当は１週間に２回ぐらいやりたいんだけど・・・なかなか時間がとれない。

筋肉の鍛えられた身体を持つおばあちゃんになれたらかっこいいかもしれないので、なるべく細く長く続けていこうと思う。

先生がトレーニングに会わせて、かけてくれる音楽のなかでレディガガのアレハンドロと繰り返す歌が頭から離れなくて、
「アレハンドロ」・・・といつも頭の中で名前がリフレインしている。

とてもいい曲です。

既存の世界を壊しつつ、新しい独自の世界を創っていくというエネルギー・・・わたしも欲しいな、


１２月なので、衣替え、もみの木です。