
わたしの住んでいるところから車で30分の所に菅平高原という今はスキー場になっている
高原があります。
そこにはこんな粘菌が森に住んでいるのです。
落ち葉の下なんかにこの「子実体」というきのこのようなものが生きています。
この胞子からは小さなアメーバーみたいなものが出て、核分裂して大きく育つのです。
十分に育つと乾いたところに移動して、一晩でたくさんの子実体に変身し、また胞子を
飛ばすのです。
モジホコリとかカタホコリとかいろんなのがあります。
モジホコリはゆっくりと動いて時速5mmだと!
菅平からわたしの家まで車で30分、モジホコリは2500年ほどかかって歩くのです!(すごいね)
ちなみにわたしが歩いたら半日かかるかな??
カタホコリの子実体はすっごくかわゆいかたちをしています。
宮崎作品にも「まっくろくろすけ」とか、「こだま」とか出てくるけど、あんなイメージです。
人間世界とは、はるかに無縁な気がするこんな生命の世界を知ってみると、すごく不思議な気がする
のです。人間は自分のことばかり考えすぎていて、こんな粘菌の世界のことなんて、まったく
考えてもいなくて・・・・
でも確かにこの粘菌たちもせいいっぱい生きているのだなあ・・・とかわいく思えます。
菅平通信に載ってた小さな写真があるので、携帯で写してみたのを皆さんにおみせします。
写真をクリックして大きくして見てね。(少しぼやけてるけど・・)