イ先生の記事には妙に誘われてしまい、ついつい後追いしてしまう。
ということで、7時前に仕事の片もついたので同僚を誘って一杯やっていくことにした時も、ほぼほぼ予定調和で青葉横町のたこ八に行くことにした。
とりあえず、静岡駅で帰りの新幹線の指定を取ってからブラブラと街を彷徨いつつ到着。 地図を見ないで適当に歩くと結構分かりづらいかもしれない。
十数件のおでん屋が並ぶ青葉横町にある老舗のたこ八に入ると丁度入れ替わりでワシらが独占状態になる。
とりあえず「瓶ビールちょうだい!」から始めて「お初だからよく分かりません♪」とおばちゃんにおでんの取り方から教わる。
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ネタがなんだか分からないのでお伺いをたてつつ、スターターは黒はんぺんと糸こんにゃくとなる。
その後は、闇鍋状態のおでん鍋から適当に引き抜いたり、おばちゃんお勧めなどをいただきながらビールをグビグビといただく。
屋台から始めて50年というおでん出汁は、注ぎ足しながらもきちんと漉さないと苦みが出るそうだ。
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玉子などもそもそ食べていると「フライも美味しいよ」の誘いがかかる。 つられて、黒はんぺんのフライ、玉葱フライ、セグロイワシの天ぷらなどワシワシを食べ進む。
牛すじとかも美味しいが、色黒美人の静岡おでんには鰹節粉と青のりがよく似合う。
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さすがにお腹も一杯になっていくのだが、おばちゃんと色々な話をしながらだとついつい酒もおでんも進む。
ワシはホッピーをはさんで、お茶割りに移行。 手元で挽きたての粉茶とミニパックの焼酎と水から適当に自分で調合するのも面白い。
2時間弱いて、新幹線の時間もあるので名残を惜しみつつお店をでた。
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会計はおでんは串の数でカウントしているとのことだが、3人でたらふく食べて呑んで8千円弱の会計には大満足。
駿河ラーメンを食べようという誘いは即時に却下され、キャバ系のお店の建ち並ぶ街をふらふらと静岡駅へ向かう夜は更けていく…