玉川温泉のお宿に着けば先ずは荷物をクルマから下ろし、同行者にチェックインを任せてワシは車で10分ほどかかる「新」玉川温泉の駐車場に案内されます。 ちなみにショートカットコースがあるので歩いても10分とかかりません。
玉川温泉は、他の湯治場でもよくあるパターンで大まかには旅館部と自炊部=長期逗留用に別れ、ワシ達が選んだ旅館部の中にもグレードを含めいくつかの選択肢があります。 まっ、よく分からなかったこともあって、やや狭いツインルーム(トイレ付)にジジイ二人で泊まることになっております (妙) ちなみに同行者とワシはネタ元は違うのがクッキリしている(ワシは依然としてココロアタリはないのですが…)のですが、流行り病の発症日認定がキッチリと同じですので、車内&室内はノーマスクで過ごせるコトはよかったなぁ… というトコロであります。
簡単な入浴ガイドを受け、早々に湯に浸かりに行くことにいたします。 館内は清潔且つ新しめなのですか、昔からの建て増しによりかなり複雑な構造となっていますので、浴場への移動も適度な運動になります。
コチラ、玉川温泉は湯量と共に酸性度も日本一とのことで長い時間浸からないようにとの警告(?)を受けています。 おおまかには、
① 湯に3分浸かる
② 3分休む
③ 湯に5分浸かる
④ 3分休む
⑤ 湯に2分浸かる
⑥ 上がり湯をしっかりかぶる
という全体で30分ほどのルーティンを日に2〜3回繰り返すといったものです。 濃さや温度、泡風呂、蒸し風呂等々10種類くらいの湯舟があるのですが一度には3~4種類くらいしか入れないのが残念です。 加えて湯の中で身体を擦ると炎症を起こすとか、飲泉は思い切り薄めるとかの諸注意もありますので、正直、面倒臭いですね (笑)
温泉に浸かってもノンビリ感が薄いので、続けての室内岩盤浴でダラリとしてバランスを取りたいと思った。 その岩盤浴も汗がダラダラ出るような感じではなく、身体の芯が温まるわけでもないのが不思議ですが、まあ、ヨシとしましょう。 それでも湯上がりのビールは美味しいので、キリッと部屋呑みしてからバンゴハンをいだきます。
セミブッフェ式というヤツで、メインを肉か魚かを選び、他は比較的シンプルな料理が並んだ中から自選式で調達していきます。
ちなみに、選んだメインは魚=今年の初サンマで、〆はしょっつる鍋ベースの自作式ミニ稲庭うどんにいたします。
食後は軽く部屋飲みをするものの早めに寝るわけですが、温泉ではグッスリ眠れるパターンや、妙に身体がほてって眠りが浅くなったりとイロイロあります。 この日は2~3回の短い目覚めはあったもののほどよい眠りを得ることができました。 まっ、良く寝た=早起きなので4時くらいには目を覚まして、スマホもいじれないのでウツラウツラとベッドの中で過ごします。 尚、WiFiはあるのですが、場所というか部屋の中の位置によっては感度がよくないトコロがあるのと、通信電波もほぼ届かない場所が散在しており、ベッドにフツーに寝ているとネットがほぼ使えない状況なのです。
続けますが、6時まで待ってからワンセットの入浴を済ませ、7時からフルブッフェ式のアサゴハンをいただきます。
朝7時と早めの時間なのでヒルゴハンには間があるのでちょいとガッツリといただきますが、米が美味しいのでカレーにしたのはちょっともったいなかったかもしれません。
食後は部屋でゴロゴロして文庫本など読んだりしますが、ちょいと散歩というコトで源泉の湧き出ているエリアというか玉川温泉を有名にした北投石の岩盤浴ができるエリアを通っている遊歩道を休み休みで小一時間かけて回ります。
「大噴」と称される沸々というには豪快過ぎるほどに湧き出る源泉の温度は確か98℃とか…
更に進むとミニ硫黄山という感じのエリアになりますが、アチコチに岩盤浴をされている方がいるワケです。
屋根囲いという感じのテントが3つほどありますが、収容人数が限られているためミナサン思い思いの場所に陣取られているのです。
=スケジュール式にはこの後に続く八幡平インチキトレッキングの記事は明日にもお届けしたいと思いますので、2日目のバンゴハンに移ります=
湯に浸かり→岩盤浴→部屋ビールという前日と同じパターンでバンゴハンブッフェに臨みまして、この日のメインには「肉」を選んでみました。 ちなみに、アルコール類はカウンターに自ら取りに行く方式なのでダブル(2杯同時)で頼んでおります。
メインは「肉」といっても牛肉と大根の煮物なので健康式食事というヤツでうすね (笑) まあ、バンゴハンは軽めの方がヨイでしょう。
そして、この日の〆も稲庭うどんにしますが、トッピングはお茶漬けを流用しています。 こういった自選式の組み合わせができるのもブッフェのヨイトコロではあります。
明けた翌朝は6時までキッチリと眠れたというコト以外は同じ流れですが、シッカリと白飯をいただける構成にしております。 そして、技というほどではないですし、写真ではほぼ分からないのですが、非常にシンプルなワカメの味噌汁には冷奴用の豆腐と刻み葱を投入してバージョンを上げております。
と、食事を中心としての玉川温泉の紹介記事でありましたが、興味のある方へ少しばかりの情報提供ができれば幸いであります。 尚、この後は八幡平のインチキトレッキング&ヒルゴハンとツアーの最終ヒルゴハンの記事をお届けする予定としているので、玉川温泉についてもっと知りたいという読者の方がいらっしゃいましたらコメントを寄せていただきたいと存じますが、評判となっている「効能」につきましてはエビデンス不十分なため、問われてもお答えできないことは予めお伝えしておきます。
玉川温泉 (旅館・オーベルジュ(その他) / 仙北市その他)
その他総合点★★★☆☆ 3.3