のまゆ

開店休業

ASUS ZenFone4 ZE554KLを購入しました

2018年04月11日 21時00分00秒 | ZenFone情報
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ZenFone5発売間近のタイミングでZenFone4を購入しました。購入したのはZE554KL(S660/6GB/64GB)で価格は55,980円でした。一見特価ではないのでなぜこのタイミングで???という感じですね。ここからがポイントで、この価格に対しdポイント12,298P、ドコモ口座5,150円、ぷららポイント23,940Pが付き、実質とはいえ14,592円相当になりました(なる予定)。もっとも、ぷららポイントは食おじになったら死亡案件ですし、dポイントも期間限定なので使い道に難儀する可能性が(ジョーシンPOSA塞がれちゃいましたし・・・)。

開梱レビュー
今更なので簡単に

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箱はZenFone3(ZE520KL)同様に高級感があります。

内容物
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本体・説明書一式・ACアダプタ・USBケーブル・ZenEar・イアーピース(3サイズ)・ケース・SIMスロット用ピンが付属します。この世代からZenFoneの多くのモデルでTPUケースが付属されるようになりました。とりあえず気に入ったケースが見つかるまで使うもよいですし、そのまま常用するのもよしという感じです。背面もガラスを利用したデザインということもあり、裸運用ではなくケースつけて運用するのがメーカーの想定なのでしょう。ZenEarはハイレゾ未対応モデルです。定価で6万円近いモデルですし、ハイレゾ対応もウリの一つなのですからハイレゾ対応イヤホンを付属しても良いと思いますが。

本体
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今回はミッドナイトブラックにしました。背面はZenFoneのアイデンティティーでもある同心円がキラリと光ります。裸で使うと指紋が目立ちそうですね。


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ACアダプタはZenFone3付属のものより大きめです。出力も大きめで急速充電対応です。

SIMはnano+nanoです。SIM2はmicroSDと排他利用。SIMの世界では小は大を兼ねます。MVNOに興味のある方は、利用予定端末のSIMサイズに関わらずnanoSIMを選択肢アダプターで対応した方が将来的に面倒なことにならないかも。

3回ほどシステム更新を行い最新の状態に。てっきりOreoが配信済みかと思ったら国内版はまだなんですね。

動作は快適です。ZenFone3(ZE520KL)でも快適でしたが、S660と6GB RAMを使うともう戻れないですね。Antutuは13万くらいだそうです。ゲームをやる方は最上位のS835・S845モデルを選んだ方が良いかもしれませんが、日常利用ではS660モデルでも十分すぎます。


カメラ
ZenFone4のウリの一つがデュアルカメラ。標準・広角の2つのカメラが搭載されています。

北関東某所での撮影例
ブログ用に画像サイズ変更済み。クリックしても元画像にはならないのでクリックする意味は無いです。

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標準

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広角
中央付近の気動車は上下線の別はある物のほぼ同じ位置です。比較すると広角はやはり広いです。ブログ用のサイズでしたらさほど気になりませんが、スマホやPC画面でサイズ変更前の画像を見ると広角側の動体は15年くらい前のデジカメで撮影したようながっかりな画像でした。静止した物ならあまり気にならないレベル。暗所には弱いので室内は厳しそうな雰囲気です。広角って室内で使う機会が意外と多いのでZenFone6以降での改善に期待。


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標準

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広角
アート作品の例。同じ場所から撮影しています。物理的に後ろに下がることができない場所なので広角が生きます。日中晴天下なら広角側カメラも意外と綺麗に撮れます。


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標準
オートモードで背景ボケはこんな感じ。オートでこれなら十分かと。

標準側はSONY IMX362センサーでデュアルピクセルAF・光学式手ぶれ補正など最近のミドルレンジ以上のスマホに要求される要件は十分に満たしています。広角側は800万画素のOmnivision 8856で特筆すべき点はないです。画質よりも広角で撮れるという事に重きを置いた仕様です。

標準側に関しては特に不満はないです。フォーカスも早いですし、撮影した画像もそれなりに綺麗です。広角側は撮影条件に大きく左右されますね。日中晴天下なら問題はありませんが、暗い環境だと画質は破綻します。動体に対しても微妙な感じがします。広角ゆえに太陽などの強い光線が入るとパープルフリンジが出ます。広角ですので周辺は歪曲しますがこれは仕方の無いことだと思います。デジタルですので無理矢理補正するモードが搭載されていても良いかもしれませんけど。広角側の画角は120°で35mm換算で約13mmになるわけですが、実際はもう少し狭いような印象です。まぁ、広角カメラについては画質は重視しないけど、標準カメラでは撮れない広さで撮れるという事が重視されていて、それはそれで悪くないかもしれません。

カメラに関しては綺麗に撮れる標準側と、新しい世界を撮れる広角側という組み合わせは良いと思います。ただ、広角側のカメラシステムにももう少し良いものを使って欲しいとは思います。

動画は標準側・広角側のどちらでも撮影できますが、基本的に標準側で撮影するのが無難です。動画撮影時は静止画撮影時に比べ若干画角が狭くなりますのでご注意を。動画サイズは4K・フルHDなども選べます。フルHDで60FPS撮影時のみ同時に静止画を撮影することができません。

カメラアプリはZenFone3から変更されていて操作方法が洗練された感じがします。ただ状況により動作が緩慢なのはいただけません。特に連写後に保存待ちで撮影ができなくなることがあるのは改善して欲しいですね。またそのような状況になると撮影順に保存されない事が散見されちょっとガッカリです。


NFC
ZenFone4では無印モデルもNFCを搭載しています(というか、ZenFone2無印も搭載していましたのでZenFone3無印だけ非搭載なんですが)。場所は本体前面左上付近です。

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カードを読み取るときはこんな感じ。読み取ったらカードを外さないと画面全体を見る事ができません。

おサイフケータイ対応ですと、画面側をリーダーにタッチしなくてはいけないので改札機などで躊躇いますが、カードリーダーやNFC付き機器とのペアリング程度しか用途はありませんので前面でも問題ない(むしろ前面の方がカードリーダとしてはかざしやすい)と思います。おサイフケータイに関しては日本オリジナル企画ですからコスト的に難しいのでしょうね(同じ台湾のHTCは対応してきましたけど)。


総評
良くできた端末です。まさに「あなたのふれあいパートナー」*という感じ。

残念なのは価格ですかね。ASUSの端末はコストパフォーマンスの良さでSIMフリー端末黎明期を支え、日本でそれなりに支持されるようになったのだと思いますが、現在の日本国内で販売されているASUS端末は全体的にお値段が高いような気がします。穿った見方をすると端末単体販売ではなく、MVNOとのセット販売前提の価格設定に感じてしまうんですよね(現にMVNOとセットで購入すれば2万円弱の値引きがあったりしますし)。もちろんエントリーモデルも展開していてそれらは買いやすい価格ではあるのですが、上位モデルでも台湾のように戦略的な価格設定をして欲しいなと思います。この端末に6万円(定価は税抜59,800円)の価値はあるかと問われれば十分にあるとは思いますが、万人に勧められるかと問われると微妙な感じです。SIMフリー機に6万円出すならキャリアのハイエンドモデルも選択肢としてあるのではないかと思います。

ASUS JAPANにとって不幸なのは、台湾と日本が地理的に近いことかもしれません。台湾のASUSが取り扱うZenFoneは日本で利用するのにあたって技適以外は大きな問題がありません。対応バンドやACアダプタが同じです。それでいて価格は地元台湾では戦略的価格なので日本価格と比べるとお安めです。そうなるとどうしても価格を比較してしまい、あげくおま国とか言われネットで叩かれちゃうんですよ。もちろん、日本向けカスタマイズを考えると価格差ができてしまうのはやむを得ないのですが、納得できる程度の価格差にして欲しいです。ZenFone3(税込2万円弱差)はやり過ぎです。ZenFone4(税込1万円差)なのでまぁ頑張ったかなと。理想は5千円差くらいですね。

*画像にある関鉄のスローガンが「地域のふれあいパートナー」。そこから捩ったのは公然の秘密ですし、そのためだけに関鉄を撮りに行ったのも内緒w


この機種に限りませんが、ZenFoneもdocomo VoLTEに対応して貰えるといろいろと嬉しいのですが・・・こちらも同じ台湾のHTCは対応してきているようですし・・・



一緒に購入したもの

ガラスフィルム(楽天Lively Life 1,330円)
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ガラスと炭素素材のハイブリッドフィルムを楽天で購入しました。最近流行の2.5Dガラスはフィルム貼り付けにとって害悪でしかありませんが、ハイブリッド品なので良い感じで貼り付けられました。一つ難点があるとすれば、ナビゲーションキーの照明を透過しないこと。せっかくZenFone4から無印もキーが光るようになったのに台無しです。


手帳型ケース(Amazon TOPACE 600円)
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Amazonで安かったので色が微妙でしたが購入。600円という価格にしてはきちんとしたケースでした。前面がツートンカラーなのですが黒の単色で良かったというのが本音。受話口が開いていて閉めたままでも通話ができそうな印象ですが、本体の受話スピーカーと位置がずれていてなんちゃってデザインでした(^_^;) ZenFone4は通知LEDが受話口に付いていますが、それも見えません(ガッカリ) メーカーに問い合わせて代替品を送って貰いましたが、それも同じ穴の位置でしたので仕様なのでしょう。こんな安い製品なのに代替品まで送付していただいたメーカー(TOP ACE)の対応は神対応というかやりすぎかも(*^_^*)


退役したZenFone3の使い道
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ZenFone3はSo-Net 0 SIM + docomo with SIM でDSDS運用にします。維持費2円でとりあえずスマホとして使えます。


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