ASUS - ZenFone Max Pro (M2) (ZB631KL)が特定の周波数帯を使用できない不具合についてのお知らせと対応について
ASUSが主催するコミュニティーサイトA部のイベントでお借りしたZenFone Max Pro M2の1週間使用したレビューです。
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A部で積極的に活動すると、内容に応じてポイントやランクがもらえます。
ポイントやランクが上がると、A部でしか手に入らない特別ノベルティーがもらえたり、スペシャルイベントに参加することができます。
もちろん入部は無料。ガジェットに詳しい部員も、これから学びたい部員も大募集!
A部サイトトップページより
A部 https://abu.asus.com/
ZenFone Max M2シリーズは3月15日に発売されました。
お借りしたZenFone Max Pro M2(ZB631KL)を1週間使った感想です。
Maxバッテリーは予想通り素晴らしい
ZenFone Maxシリーズの特徴である大容量バッテリーは電池切れのストレスから解放され、日常的に使うガジェットとしてより便利に利用できます。
電池持ちのテストとして、WiFiのみ接続・画面輝度最高・音量3(ミュートから3回+ボタンを押した状況)で、Youtubeアプリを利用し電源が切れるまでの動画再生時間を計測しました。結果は1時間あたり約10%電池を消費し9時間41分で自動的に電池が切れました。最大輝度で連続利用はあまり現実的な環境だとは思いませんが、それでも約10時間の連続再生ができましたので、現実的な環境(明るさ自動)であれば、さらに再生時間は延びるであろうと予想されます。
ZenFone Max M1(ZB555KL)のレビュー中編で、ZB555KLとZE553KLの電池持ちテストを実施しました。その際とは微妙に環境が異なる(以前のテストは開始1時間はディスプレイ明るさ自動)ため、一概に比較することはできませんが、同じ5000mAhバッテリー搭載のZenFone Zoom S(ZE553KL)に比べ若干(1時間あたり1%~2%程度)電池の消費は多いですが、Antutuベンチマークの性能差(13万対8万)やディスプレイのサイズと仕様を考慮すると、ZenFone Max Pro M2の方が良いと考えても差し支えないと思います。
ZenFone MAX M1(ZB555KL)レビュー 中編
https://nomayu2.blog.so-net.ne.jp/2018-10-31
充電時間は付属のACアダプタとUSBケーブルを利用し、自動的に電源が切れた状態から約2時間10~20分でした。別売りのOTGケーブルを用意することで、他端末に電源の供給も可能です。
SONY製IMX486センサー搭載のカメラは期待しすぎるとがっかりするかも
今回のZenFone Max Pro M2はカメラにもこだわっています。Maxシリーズとしては初めてカメラセンサーの型番を明示し、AI機能を搭載するなど力が入っています。
撮影例
設定を何も変更せず数秒後に連続撮影した写真のWBが全く違う物になったのは謎。見た目に近いのは2枚目の方。
撮影した感じでは過去のZenFone Maxシリーズに比べれば撮影した写真は良くなっているのは間違いありません。しかし、昨今のスマートフォンはカメラにこだわった端末も多く、相対的に価格が高いスマホほどその傾向も強くなります。ZenFone Max Pro M2で考えると、この4万円以下という価格帯では悪くはない仕上がりですが、もっと上の価格帯でカメラ性能を謳っているモデルに比べるとはっきりと劣ります。
ダイナミックレンジは以前のZenFone Maxシリーズに比べれば改善していますが、決して広くはない(というか狭い)です。日中時間帯も積極的にHDRモードを利用した方がぱっと見では綺麗に写ります。
夜間はスマホ画面で見る分にはそこまで気になりませんが、大画面で見るとノイジーに感じる事もありますす。また、明暗差の激しい被写体(夜のネオンなど)は滲んだ感じになり、ネオンに明るさを合わせると全体的に暗くなってしまうことが多く、逆に暗い部分に合わせると白くぼやけたような写真になることもありました。また光学手ぶれ補正(OIS)は搭載されていませんのでくらい環境での撮影は気を遣います。
デュアルカメラはメイン+被写界深度測定用となります。被写界深度用のカメラの使い道としてはポートレートなどのボケを生かした写真を撮るシーンが考えられます。ポートレートモードで撮影すると画面でボケた感じを調整しながら撮影できるので、簡単にボケ味を生かした写真を撮影することは可能です・・・しかし、ボケた感じがあまりにもわざとらしい写真になることも多かったです。使い方に慣れれば別なのかもしれませんが、ソフトウェアの完成度が若干低いかなと思いました。
カメラに関しては価格を考えれば十分な性能といえるでしょう。しかし、過大な期待は禁物ですね。今回不満に感じた部分はソフトウェア処理に起因する印象なので、ソフトウェアを洗練させればもっと手軽により綺麗な写真が撮れるようになるかもという感じを受けました。
ZenUIのないZenFoneはZenFoneと呼べるのか?
私はZenFoneを何台も利用しているので、ZenFoneといえばこういう操作で○○ができる、ZenFoneならこの設定で○○な動作をする。というのに慣れてしまっているようです。結論から書いてしまうと、ZenUIが無いなら他のメーカーでも良いかもって感じてしまいます。確かにコストパフォーマンスは素晴らしく、端末の出来も非常に良いZenFone Max Pro M2なのですが、新しいZenFoneを入手したんだっていう実感は無かったです。
もちろんこれは負の側面だけではなく、他社製品から移行がしやすいという善の側面もあります。ASUS ZenUIのカスタマイズがないシンプルなUIなので、使いやすいと感じる方も多いと思います。
ZenUIが搭載されないことにより、搭載モデルに比べパフォーマンスが向上しているのはメリットともいえます。ゲーミングデバイスとしては正しい選択なのですが、日本市場でSnapdragon660搭載モデルがゲーミングモデルとして認知されるのか若干疑問です(800番台搭載が最低ライン)。この価格帯で少しでもパフォーマンスを上げるためにはZenUI非搭載もやむを得ない決断だったのだと思いますが、後から任意で入れられるようにするなど、これまでのZenFoneユーザーを大切にする姿勢も見せて欲しかったように思います。
最近のZenFoneに搭載されている主な機能の利用可否は以下の通り
・利用できる機能
ZenMotionのダブルタップオンオフ
・利用できない機能やアプリ
簡単モード・キッズモードなどのシンプル操作UI
ダブルタップオンオフを除くZenMotion機能
ツインアプリ
OptiFlex(メモリ性能を最大限利用しアプリ起動高速化)
ページマーカー
スクリーンショット(マルチ長押し・ロング・サウンドオフ・保存形式選択)
片手モード
手袋モード
AIブースト(ZenFoneの一部機種のみ採用のOC機能)
ノッチを隠す機能(ZenFone5に採用されたようなノッチを隠す設定なし)
・操作性が変わっている機能
カメラアプリ
ドロワータイルに設定できる機能
スクリーンショット(電源と音量下同時押し)
・Googleプレイストアからインストール出来ない主なASUSアプリ
ASUS PixelMaster Camera
ASUS Quick Memo
ASUS Splendid
ASUS Weather
Game Genie
Mobile Manager
Photo Collage
ZenUI Launcher
上記一覧にある物のいくつかは、ZenFoneに搭載された際にウリの一つとなっていたものでもあります。ちょっと残念です。
1週間使用してみた感想
税込みで4万円以下では素晴らしいパフォーマンスと電池持ちを兼ね備えたZenFone Max Pro M2は多くの人にお勧めできるコスパの大変素晴らしい良い端末だと思いました。
Max M1でも書きましたが、大容量バッテリーは電池残量を気にせず運用できますし、日常利用では1日はもちろん2日間充電しなくてもいけそうだと感じました。スペック的にゲームなどをやるために購入する方も多いと思います。ZenFone Max M2シリーズの台湾発表会では話題のポケモンおじさんが登場するなど、いわゆる位置ゲーをバリバリやって電池を消耗させるよう環境でも、比較的長時間ゲームに集中することが出来るのではないでしょうか。
位置ゲーをやるためのスペック
・GPSサポート衛星の増加
→Max Pro M2はGLONASS、Beidou、Galileo、QZSS(みちびき)に対応しています
・AR機能利用のためのジャイロスコープ搭載
M2シリーズのスペックの違いと迷った時の選び方
Pro M2のみ搭載されている機能は以下の通り
Snapdragon660 (M2は632)
4GB LPDDR4xメモリー (M2は4GB LPDDR3)
Corning Gorilla Glass6
2,280×1,080ドットフルHD+ (M2は1,520×720ドットHD+)
1,200万画素×500万画素カメラ (M2は1,300万画素×200万画素)
メインカメラSONY製IMX486センサー
GLONASS、Beidou、Galileo、QZSSサポート (M2はGLONASSのみ)
NFC
Bluetooth5.0 (M2は4.2)
5,000mAhバッテリー (M2は4,000mAh)
Wave finishデザイン
クリアケース (M2は別売り)
ZenEar交換用イヤーピース
M2のみ搭載されている機能は以下の通り
FDD-LTE B26サポート
定価ベースの価格差は税抜9,000円となりますが、性能的にはそれ以上の差があると思います。迷ったら上位モデルのPro M2を選択するのが無難でしょう。デザイン・サイズは好みによるところが大きいので店頭などでご確認ください。M2シリーズはPro M2がWave finishデザインで高級感を高めていますが、裸運用時には指紋汚れが目立ちます。M2は既存Maxシリーズの延長にある背面デザインで、高級感はありませんが指紋汚れは目立ちにくいです。
総評
良かった点・イマイチな点
○コスパ
○大容量バッテリーによる電池持ち
○国内3キャリアVoLTEに対応
○SIM+SIM+SDカードのトリプルスロット
△ノッチデザインは賛否が分かれる
△ZenUI非搭載
△カメラは標準+超広角の方がわかりやすく撮影の機会が広がる
×WiFiは2.4GHz帯のみ
×microUSBはいまさら感が漂う
価格を考えると今年のSIMフリースマホ市場で台風の目になりそうな端末に仕上がっています。
満足な点は、必要十分以上な性能を持ちながら4万円以下というコスパに優れている点につきます。
微妙なのは、ノッチデザインは好き嫌いが分かれることでしょうか。画面占有率が上がっているので妥協できれば問題はありませんが、今年の流行はノッチではない雰囲気です。一昨年秋のiPhoneX以降に各社がこぞって採用してきたノッチデザインですが、昨秋以降発表された端末を見ると、ノッチを使わずに画面占有率を向上させる方法を各社採用してきています。すぐにノッチが過去の物となることはないでしょうが、ノッチは嫌いという方はもう少し待ってみると良いかもしれません。
ZenUI非搭載も判断の分かれるところです。自分はZenUI搭載端末の方が使いやすいと感じるので△にしましたが、シンプルな方が良いという方にとってはZenUI非搭載は○にもなりますし、ZenFoneを使い続けて操作性に慣れているから次もZenFoneという方にとっては×になるでしょう。
カメラも被写界深度デュアルカメラは訴求力が弱いかなと思います。スマホでポートレートモードのボケ味に関しては被写界深度用カメラの有無よりソフトウェア処理のカスタマイズが重要だと感じました。ZenFoneは標準+超広角等のズーム倍率差デュアルカメラを採用してきた経緯があり、超広角カメラは撮影の幅が広がりわかりやすく便利さが伝わると思うのでそちらを採用した方が良かったのかなとも思います。
不満点はコストとの兼ね合いによる部分となります。WiFi 5GHz帯やUSB type-Cに対応していればなおのこと良かったですが、対応することで価格が上がった場合にどれだけの消費者がそれを許容できるかを考えると未知数な部分もあります。それらに問題を感じなければ選択肢として上位に上がる端末でしょうし、それらが問題なら残念ながら他の端末を選ぶしか無いと思います。
若干の不満もありますが万人に完璧な物など存在し得ません。買って損はない端末に仕上がっているのは間違いありませんので、気になった方はASUS Storeや家電量販店などでお手にとってご確認ください。
ASUS Store オンライン - ZenFone Max M2
https://jp.store.asus.com/store/asusjp/html/pbPage.zenfonemaxm2_norikae/
ASUS Store Akasaka
https://jp.store.asus.com/store/asusjp/html/pbPage.akasaka/
ZenFone Max Pro M2は発表後2回のシステムアップデートが配信されています。
FOTA方式で配信されていますので、購入された方はアップデートをお忘れ無く。
3月15日に配信された2回目のアップデート内容は上記の通りです。
ASUSが主催するコミュニティーサイトA部のイベントでお借りしたZenFone Max Pro M2の1週間使用したレビューです。
A部ってなに?
ASUS初のコミュニティーサイトA部は部員全員で作り上げるサイトです。
A部で積極的に活動すると、内容に応じてポイントやランクがもらえます。
ポイントやランクが上がると、A部でしか手に入らない特別ノベルティーがもらえたり、スペシャルイベントに参加することができます。
もちろん入部は無料。ガジェットに詳しい部員も、これから学びたい部員も大募集!
A部サイトトップページより
A部 https://abu.asus.com/
ZenFone Max M2シリーズは3月15日に発売されました。
お借りしたZenFone Max Pro M2(ZB631KL)を1週間使った感想です。
Maxバッテリーは予想通り素晴らしい
ZenFone Maxシリーズの特徴である大容量バッテリーは電池切れのストレスから解放され、日常的に使うガジェットとしてより便利に利用できます。
電池持ちのテストとして、WiFiのみ接続・画面輝度最高・音量3(ミュートから3回+ボタンを押した状況)で、Youtubeアプリを利用し電源が切れるまでの動画再生時間を計測しました。結果は1時間あたり約10%電池を消費し9時間41分で自動的に電池が切れました。最大輝度で連続利用はあまり現実的な環境だとは思いませんが、それでも約10時間の連続再生ができましたので、現実的な環境(明るさ自動)であれば、さらに再生時間は延びるであろうと予想されます。
ZenFone Max M1(ZB555KL)のレビュー中編で、ZB555KLとZE553KLの電池持ちテストを実施しました。その際とは微妙に環境が異なる(以前のテストは開始1時間はディスプレイ明るさ自動)ため、一概に比較することはできませんが、同じ5000mAhバッテリー搭載のZenFone Zoom S(ZE553KL)に比べ若干(1時間あたり1%~2%程度)電池の消費は多いですが、Antutuベンチマークの性能差(13万対8万)やディスプレイのサイズと仕様を考慮すると、ZenFone Max Pro M2の方が良いと考えても差し支えないと思います。
ZenFone MAX M1(ZB555KL)レビュー 中編
https://nomayu2.blog.so-net.ne.jp/2018-10-31
充電時間は付属のACアダプタとUSBケーブルを利用し、自動的に電源が切れた状態から約2時間10~20分でした。別売りのOTGケーブルを用意することで、他端末に電源の供給も可能です。
SONY製IMX486センサー搭載のカメラは期待しすぎるとがっかりするかも
今回のZenFone Max Pro M2はカメラにもこだわっています。Maxシリーズとしては初めてカメラセンサーの型番を明示し、AI機能を搭載するなど力が入っています。
撮影例
設定を何も変更せず数秒後に連続撮影した写真のWBが全く違う物になったのは謎。見た目に近いのは2枚目の方。
撮影した感じでは過去のZenFone Maxシリーズに比べれば撮影した写真は良くなっているのは間違いありません。しかし、昨今のスマートフォンはカメラにこだわった端末も多く、相対的に価格が高いスマホほどその傾向も強くなります。ZenFone Max Pro M2で考えると、この4万円以下という価格帯では悪くはない仕上がりですが、もっと上の価格帯でカメラ性能を謳っているモデルに比べるとはっきりと劣ります。
ダイナミックレンジは以前のZenFone Maxシリーズに比べれば改善していますが、決して広くはない(というか狭い)です。日中時間帯も積極的にHDRモードを利用した方がぱっと見では綺麗に写ります。
夜間はスマホ画面で見る分にはそこまで気になりませんが、大画面で見るとノイジーに感じる事もありますす。また、明暗差の激しい被写体(夜のネオンなど)は滲んだ感じになり、ネオンに明るさを合わせると全体的に暗くなってしまうことが多く、逆に暗い部分に合わせると白くぼやけたような写真になることもありました。また光学手ぶれ補正(OIS)は搭載されていませんのでくらい環境での撮影は気を遣います。
デュアルカメラはメイン+被写界深度測定用となります。被写界深度用のカメラの使い道としてはポートレートなどのボケを生かした写真を撮るシーンが考えられます。ポートレートモードで撮影すると画面でボケた感じを調整しながら撮影できるので、簡単にボケ味を生かした写真を撮影することは可能です・・・しかし、ボケた感じがあまりにもわざとらしい写真になることも多かったです。使い方に慣れれば別なのかもしれませんが、ソフトウェアの完成度が若干低いかなと思いました。
カメラに関しては価格を考えれば十分な性能といえるでしょう。しかし、過大な期待は禁物ですね。今回不満に感じた部分はソフトウェア処理に起因する印象なので、ソフトウェアを洗練させればもっと手軽により綺麗な写真が撮れるようになるかもという感じを受けました。
ZenUIのないZenFoneはZenFoneと呼べるのか?
私はZenFoneを何台も利用しているので、ZenFoneといえばこういう操作で○○ができる、ZenFoneならこの設定で○○な動作をする。というのに慣れてしまっているようです。結論から書いてしまうと、ZenUIが無いなら他のメーカーでも良いかもって感じてしまいます。確かにコストパフォーマンスは素晴らしく、端末の出来も非常に良いZenFone Max Pro M2なのですが、新しいZenFoneを入手したんだっていう実感は無かったです。
もちろんこれは負の側面だけではなく、他社製品から移行がしやすいという善の側面もあります。ASUS ZenUIのカスタマイズがないシンプルなUIなので、使いやすいと感じる方も多いと思います。
ZenUIが搭載されないことにより、搭載モデルに比べパフォーマンスが向上しているのはメリットともいえます。ゲーミングデバイスとしては正しい選択なのですが、日本市場でSnapdragon660搭載モデルがゲーミングモデルとして認知されるのか若干疑問です(800番台搭載が最低ライン)。この価格帯で少しでもパフォーマンスを上げるためにはZenUI非搭載もやむを得ない決断だったのだと思いますが、後から任意で入れられるようにするなど、これまでのZenFoneユーザーを大切にする姿勢も見せて欲しかったように思います。
最近のZenFoneに搭載されている主な機能の利用可否は以下の通り
・利用できる機能
ZenMotionのダブルタップオンオフ
・利用できない機能やアプリ
簡単モード・キッズモードなどのシンプル操作UI
ダブルタップオンオフを除くZenMotion機能
ツインアプリ
OptiFlex(メモリ性能を最大限利用しアプリ起動高速化)
ページマーカー
スクリーンショット(マルチ長押し・ロング・サウンドオフ・保存形式選択)
片手モード
手袋モード
AIブースト(ZenFoneの一部機種のみ採用のOC機能)
ノッチを隠す機能(ZenFone5に採用されたようなノッチを隠す設定なし)
・操作性が変わっている機能
カメラアプリ
ドロワータイルに設定できる機能
スクリーンショット(電源と音量下同時押し)
・Googleプレイストアからインストール出来ない主なASUSアプリ
ASUS PixelMaster Camera
ASUS Quick Memo
ASUS Splendid
ASUS Weather
Game Genie
Mobile Manager
Photo Collage
ZenUI Launcher
上記一覧にある物のいくつかは、ZenFoneに搭載された際にウリの一つとなっていたものでもあります。ちょっと残念です。
1週間使用してみた感想
税込みで4万円以下では素晴らしいパフォーマンスと電池持ちを兼ね備えたZenFone Max Pro M2は多くの人にお勧めできるコスパの大変素晴らしい良い端末だと思いました。
Max M1でも書きましたが、大容量バッテリーは電池残量を気にせず運用できますし、日常利用では1日はもちろん2日間充電しなくてもいけそうだと感じました。スペック的にゲームなどをやるために購入する方も多いと思います。ZenFone Max M2シリーズの台湾発表会では話題のポケモンおじさんが登場するなど、いわゆる位置ゲーをバリバリやって電池を消耗させるよう環境でも、比較的長時間ゲームに集中することが出来るのではないでしょうか。
位置ゲーをやるためのスペック
・GPSサポート衛星の増加
→Max Pro M2はGLONASS、Beidou、Galileo、QZSS(みちびき)に対応しています
・AR機能利用のためのジャイロスコープ搭載
M2シリーズのスペックの違いと迷った時の選び方
Pro M2のみ搭載されている機能は以下の通り
Snapdragon660 (M2は632)
4GB LPDDR4xメモリー (M2は4GB LPDDR3)
Corning Gorilla Glass6
2,280×1,080ドットフルHD+ (M2は1,520×720ドットHD+)
1,200万画素×500万画素カメラ (M2は1,300万画素×200万画素)
メインカメラSONY製IMX486センサー
GLONASS、Beidou、Galileo、QZSSサポート (M2はGLONASSのみ)
NFC
Bluetooth5.0 (M2は4.2)
5,000mAhバッテリー (M2は4,000mAh)
Wave finishデザイン
クリアケース (M2は別売り)
ZenEar交換用イヤーピース
M2のみ搭載されている機能は以下の通り
FDD-LTE B26サポート
定価ベースの価格差は税抜9,000円となりますが、性能的にはそれ以上の差があると思います。迷ったら上位モデルのPro M2を選択するのが無難でしょう。デザイン・サイズは好みによるところが大きいので店頭などでご確認ください。M2シリーズはPro M2がWave finishデザインで高級感を高めていますが、裸運用時には指紋汚れが目立ちます。M2は既存Maxシリーズの延長にある背面デザインで、高級感はありませんが指紋汚れは目立ちにくいです。
総評
良かった点・イマイチな点
○コスパ
○大容量バッテリーによる電池持ち
○国内3キャリアVoLTEに対応
○SIM+SIM+SDカードのトリプルスロット
△ノッチデザインは賛否が分かれる
△ZenUI非搭載
△カメラは標準+超広角の方がわかりやすく撮影の機会が広がる
×WiFiは2.4GHz帯のみ
×microUSBはいまさら感が漂う
価格を考えると今年のSIMフリースマホ市場で台風の目になりそうな端末に仕上がっています。
満足な点は、必要十分以上な性能を持ちながら4万円以下というコスパに優れている点につきます。
微妙なのは、ノッチデザインは好き嫌いが分かれることでしょうか。画面占有率が上がっているので妥協できれば問題はありませんが、今年の流行はノッチではない雰囲気です。一昨年秋のiPhoneX以降に各社がこぞって採用してきたノッチデザインですが、昨秋以降発表された端末を見ると、ノッチを使わずに画面占有率を向上させる方法を各社採用してきています。すぐにノッチが過去の物となることはないでしょうが、ノッチは嫌いという方はもう少し待ってみると良いかもしれません。
ZenUI非搭載も判断の分かれるところです。自分はZenUI搭載端末の方が使いやすいと感じるので△にしましたが、シンプルな方が良いという方にとってはZenUI非搭載は○にもなりますし、ZenFoneを使い続けて操作性に慣れているから次もZenFoneという方にとっては×になるでしょう。
カメラも被写界深度デュアルカメラは訴求力が弱いかなと思います。スマホでポートレートモードのボケ味に関しては被写界深度用カメラの有無よりソフトウェア処理のカスタマイズが重要だと感じました。ZenFoneは標準+超広角等のズーム倍率差デュアルカメラを採用してきた経緯があり、超広角カメラは撮影の幅が広がりわかりやすく便利さが伝わると思うのでそちらを採用した方が良かったのかなとも思います。
不満点はコストとの兼ね合いによる部分となります。WiFi 5GHz帯やUSB type-Cに対応していればなおのこと良かったですが、対応することで価格が上がった場合にどれだけの消費者がそれを許容できるかを考えると未知数な部分もあります。それらに問題を感じなければ選択肢として上位に上がる端末でしょうし、それらが問題なら残念ながら他の端末を選ぶしか無いと思います。
若干の不満もありますが万人に完璧な物など存在し得ません。買って損はない端末に仕上がっているのは間違いありませんので、気になった方はASUS Storeや家電量販店などでお手にとってご確認ください。
ASUS Store オンライン - ZenFone Max M2
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ASUS Store Akasaka
https://jp.store.asus.com/store/asusjp/html/pbPage.akasaka/
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