会津若松からはSLばんえつ物語に乗車して新潟を目指します。この列車が初日のメインです。
会津若松駅のSL出発ホームは頭端式のため、車庫から一度新潟方面へ向かいバックでホームに入線します。
ゆっくりとホームへ入線
隣のホームから先頭も撮れるかなと期待はしていませんでしたが(ォィ)、案の定無理でした。
入線後5分ほどで出発ですので、乗車するためホームへ向かいます。
新潟までは3時間半強の長旅です。
乗車しましょう
以下車内の様子は、後方車両(1号車)から見ていきます。会津若松発では前から7号車(グリーン車)・6号車の順で最後尾が1号車のオコジョルーム+展望車になります。
オコジョルーム(子供向け多目的車)
展望室
こちらの展望室は乗客なら誰でも利用できます。
顔を出して記念撮影できるボード
普通席
普通席は4人用ボックスです。長旅なので満席だと息苦しいかもしれません。指定席料金は520円で、快速列車ですので青春18きっぷの利用も可能です。
展望車
列車中程にはハイデッキの展望車があります。
窓側を向いたソファー部分はハイデッキで、窓も大きいので高い視線から景色を眺めることができます。
バー部分は通常の目線の高さです。
郵便ポストと記念スタンプ台。このポストに投函するとばんえつ物語オリジナルの消印が押印されます。往路とも新潟駅到着後に集荷になります。
売店。記念品やお弁当、お酒の販売があります。
グリーン車
グリーン車は1-2の3列シートで、7列分21席の設定です。料金は新潟-会津若松で1,670円ですので、指定席車両との差額は1,150円となり、設備やサービスを考慮するとここを選ばない手はありません。考えることは皆同じでこの座席から予約は埋まっていきます。なお、グリーン車ですので青春18きっぷは利用できません。
グリーン車利用者専用展望室
グリーン車はドア前で係員のチェックがありグリーン券未所持の場合は入場できません。グリーン車でこのようなチェックをしているのも最近では珍しいですし、グリーン車利用客としては特別感があってよいと思います。
発車するとSLばんえつ物語手帳の配布があります。手帳にはスタンプスペースと沿線の案内が掲載されています。
SLばんえつ物語手帳、グリーン車乗車記念証、きっぷ。
SLばんえつ物語手帳は指定席車の乗客にも配布されますが、グリーン車乗車記念証はグリーン車の乗客にのみ配布されます。なお、この乗車記念証はグリーン車への通行証も兼ねています。
つづきます
昨今のグリーン車は大衆化が進んでいますから、仕方が無いとは思いますが、本来グリーン車のような上級クラスは特別な存在であると思いますので、このような対応は賞賛できると思います。ただ、それほど高くない料金で、こういう対応をすると人件費がかかりますので、運行コスト的に大丈夫なのか気になります。