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自作PCのHDDをWD40EZRZ-RT2とST4000DM004に交換

2017年12月10日 21時00分00秒 | PC・携帯・家電
先月ですが、自作PCのHDDを交換しました。

交換前3TB×3→交換後4TB×2、3TB×1

私がHDDを購入した10月頃は税込1万円切りが特価でしたが、最近は秋葉原などで税込9,000円切りも見られるようになりました。

購入したのは
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左:ウェスタンデジタル WD Blue WD40EZRZ-RT2
右:シーゲート BARRCUDA ST4000DM004

WD40EZRZは3プラッタ、ST4000DM004は2プラッタの現行品です。後者はSMR(Shingled Magnetic Recording)方式を採用し、データーを瓦のように微妙に重ねて書き込むことで1プラッタあたりの記憶容量を増加させプラッタ数を減らすことで、本体サイズの小型化や消費電力の削減などを実現したモデルです。このモデルで採用されたSMR方式ですが少しだけ癖があり、データの書き換えを行うたびに速度が遅くなってしまいます。一度書き込んで上書きをしない用途であれば問題ありませんが、データの書き換えを頻繁に行う環境ではパフォーマンス低下が起こりますので、Windowsシステムドライブでの利用には向きません。
*プラッタ=HDD内部の記録用円盤の枚数

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シーゲート(下)は2プラッタということで筐体の薄型化が図られています。

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重量もWD40EZRZの約630gに対し、ST4000DM004は約440gと軽いです。もっとも3.5インチはデスクトップ用HDDやNASでの利用が考えられますので、重量やサイズの違いは一概にメリットデメリットにはなり得ません。輸送コスト的には小型軽量化は有効でしょうけど。


フォーマット直後に計測したベンチマーク(CrystalDiskMark)は以下の通り。数字が大きい方が速いです。

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WD40EZRZ

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ST4000DM004

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参考)WD30EZRX

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参考)PX-256M8PeG(NVME SSD)



ベンチを見る限りWD40EZRZとST4000DM004に大幅な性能差は感じられませんが、万能なWD40EZRZに対し、ST4000DM004は利用方法によりパフォーマンスが大幅に低下する可能性が高いですので、同じような価格でしたらWD WD40EZRZ-RT2を選択するのが無難だと思われます。なお、このクラスのHDDはシステムドライブには向きませんので、別途SSDをシステムドライブにされることをあわせてオススメいたします。


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