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新しくPCを組み立てようと思う~その2・M/B ASRock B460M Pro4~

2020年06月12日 21時00分00秒 | PC・携帯・家電
前回は新しく組み立てるPCケースを紹介しました。2回目はマザーボード編。
今回は3枚目くらいぶりにAsrockのマザーボードを選択。


Asrock B460M Pro4
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ケースがMATX対応ですので、マザーボードもMATXかMiniITXからの選択となります。自分の用途としてはPCIスロットが最低でも2本必要なのでMiniITXの選択は最初から除外されます。第10世代intelCoreプロセッサ対応のMATXマザーボードは各社から発売されていますが、価格と希望の見合ったASRock製品を選択しました。
*Mini-DTXも選択肢として考えられますが、製品数の少ないニッチな規格なので最初から考慮しませんでした。

予算的に1~1.5万円ほどの製品を考えており、必然的にH470orB460チップセット搭載品からの選択となりました。ASRockのPro4シリーズのMATXモデルはZ490、H470、B460に設定されH470製品とは最後まで迷いました。スペック上の主な違いは以下の通り。

H470M Pro4との違い
・PCI Express 3.0 x1スロット数(B460Mは1本、H470Mは2本)
・WiFiのCNVi対応(B460Mは未対応)
・USB3.2 Gen.2対応(B460Mは未対応)

スペック表を確認すると大きな違いは上の3点。

1つめのPCIスロットはグラボ直下スロット(厚みが2スロット以上のグラボを指すと使えなくなる)が増えるだけなので実質違いはありません。

2つめのCNVi対応の有無はWiFiモジュール追加時に選択の幅が広がるかくらいの違いです。現状CNVi対応製品の方がAmazon販売価格が高いので、対応の有無をこだわる必要はないと思います。

3つめのUSB3.2 Gen.2の有無は迷ったものの、対応機器を持っていない事と、約3,000円の価格差を考えると安い方で十分だろうって結論に至りました。発売直後でご祝儀価格的な意味合いもあると思いますので、価格がこなれてくれば予算的な選択肢は広がるような気もします。


開封します
梱包物は、マザーボード本体、バックパネル、SATAケーブル2本、M.2ネジ3個、M.2スタンドオフ1個、日本語マニュアル、保証書類でした。代理店ASKの2年保証付きの製品でした。


黒×シルバーの配色でシンプルだけど安っぽさは感じません。


CPU周辺MOSやM.2スロットにもヒートシンクがつきます。


SATAは標準的な6個。十分というか過剰すぎる感じも。


M.2はCPU側にヒートシンク付きスロット(M2_1)、PCIE1とPCIE2の間にヒートシンクなしのスロット(M2_2)が1つの合計2つ。M2_2はSATAにも対応しますが、SATA利用時はSATA3_0端子(2枚上画像の上を向いているSATA端子の左側)と排他利用になります。NVMe対応のM.2 SSDも価格がこなれてきて普及し、この価格帯でも2スロットが標準的になりました。


M2_1スロットのヒートシンクを外すとこんな感じでスッキリです。

M.2 WiFiスロット(Key E)はタイプ2230 WiFi/BT モジュールに対応したスロットで対応製品とアンテナを搭載する事でWiFi対応になります。


せっかくなので、WiFiモジュールとアンテナも購入しました。購入したのはWiFi 6対応のintel AX200NGWとケーブル・アンテナ。Amazonで3,200円ほどでした。


intel AX200
B460チップセットはCNViに対応していないのでAX200を選びましたが、Z490とH470チップセットはCNViに対応していますのでAX201も選べます。現状ではCNVi対応製品専用のAX201より、汎用性の高いAX200の方が安い傾向(Amazonで1,000円差)なので、CNVi対応マザーボードでもAX201を積極的に選択する理由も無さそうですが。


IOポート部とIOパネルにアンテナ取付用のブラケットがありますので、まるで標準装備のような体でWiFi対応可能なのがASRockの魅力かも。


CPU&ケースファンの端子は合計5個
昔のMATXマザーボードはファン端子が少なくて分岐ケーブルやファンコンを使ったり、ペリフェラルを変換したりと苦労したものですが、このマザーボードは5個(CPUを除いても4個)もファン端子があるので難儀する事なくファンを取り付けられそうです。簡易水冷様々ですな(^_^;)


CPU用電源コネクタは8ピンのみ

1万円程度で購入できるマザーボードとしては基本をしっかり押さえたコスパの優れたモデルだと思います。KなしのCore i5やi3と組み合わせるには最適な製品ではないでしょうか。


部品は揃ったので週末に組み立てます。



ASRock B460M Pro4の基本的なスペックは以下の通り
オリジナル機能
ASRock スーパーアロイ
- プレミアム 50A パワーチョーク
- サファイアブラック PCB
- 高密度ガラス繊維 PCB
ASRock スチール製スロット
ASRock フルカバー M.2 ヒートシンク
ASRock ウルトラ M.2 (PCIe Gen3 x4 & SATA3)
ASRock ポストステータスチェッカー (PSC)
ASRock 完全スパイク保護 (あらゆる USB、オーディオ、LAN ポート向け)
ASRock ライブ更新と APP ショップ

CPU
- 10th Gen Intel® Core™ Processors (ソケット 1200)
- デジタル電源
- 9 電源フェーズ設計
- Intel® Turbo Boost Max 3.0 テクノロジ

チップセット
- Intel® B460

メモリー
- デュアルチャネル DDR4 メモリテクノロジー
- 4 x DDR4 DIMM スロット
- DDR4 2933 / 2800 / 2666 / 2400 / 2133 non-ECC、アンバッファード・メモリに対応*
- ECC UDIMM メモリモジュールに対応 (non-ECC モードで動作)
- システムメモリの最大容量: 128GB**
- Intel® Extreme Memory Profile (XMP) 2.0 対応
- DIMM スロット内に 15μ ゴールドコンタクトを採用
*詳細情報は ASRock のウェブサイト内のメモリーサポート一覧表をご覧ください。
Core™(i9/i7)は、最大2933までのDDR4に対応します。; Core™(i5/i3)は最大2666までのPentium®およびCeleron®に対応します。
**OS 上の理由により Windows® 32-bit では使用メモリが 4GB 未満となります。Windows® 64-bit で 64-bit の CPU をする場合、この制限はありません。

BIOS
- 128Mb AMI UEFI Legal BIOS、多言語 GUI サポート付き
- ACPI 6.0 ウェークアップ機能対応
- SMBIOS 2.7 対応
- CPU コア / キャッシュ, GT, DRAM, VPPM, PCH 1.05V, VCCST, VCCSA 電圧マルチ調整

内蔵グラフィック
- ハードウェアアクセラレーションコーデック: AVC/H.264, HEVC/H.265 8bit, HEVC/H.265 10bit, VP8, VP9 8bit, VP9 10bit, MPEG 2, MJPEG, VC-1**
- グラフィックス、メディア、コンピューティング: Microsoft® DirectX 12, OpenGL 4.5, Intel® Built In Visuals, Intel® Quick Sync Video, ハイブリッド/スイッチャブルグラフィックス, OpenCL 2.1
- ディスプレイおよびコンテンツのセキュリティ: Rec. 2020 (広色域), Microsoft® PlayReady 3.0, Intel® SGX Content Protection, UHD/HDR ブルーレイディスク
- 3 つのグラフィックス出力オプション: D-Sub, HDMI および DisplayPort 1.4
- トリプルモニターに対応
- HDMI 1.4対応、最大解像度 4K x 2K (4096x2160) @ 30Hz
- 最大以下の解像度で DisplayPort 1.4 入力をサポートします 4K x 2K (4096x2304) @ 60Hz
- D-Sub に対応、最大解像度 1920x1200 @ 60Hz
- Auto Lip Sync、Deep Color (12bpc)、xvYCC、HBR (High Bit Rate Audio)、HDMI 1.4 をサポート (HDMI モニターが必要)
- HDCP 2.3 および HDMI 1.4 および DisplayPort 1.4 ポート
- 4K Ultra HD (UHD) playback および HDMI 1.4 および DisplayPort 1.4 ポート
*Intel® UHD グラフィックス・ビルトイン・ビジュアル機能および VGA 出力に対応するのは、GPU が内蔵されているプロセッサを使用する場合だけです.
**VP9 10ビットとVC-1はデコード専用です。
VP8およびVP9エンコードは、Windows®OSではサポートされません。

オーディオ
- 7.1 チャネル HD Audio およびコンテンツ保護機能 (Realtek ALC1200 オーディオコーデック)
- Premium Blu-ray 音質対応
- サージ保護に対応
- ELNA 製オーディオコンデンサ
- PCB 絶縁シールド
- 左右のオーディオチャンネル用の個別の PCB レイヤー
- Nahimic Audio

ネットワーク
- ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s
- Giga PHY Intel® I219V
- インターネットウェークアップ (Wake-On-LAN) 対応
- 雷/静電気放電 (ESD) 保護に対応
- エネルギー高効率イーサネット 802.3az に対応
- PXE 対応

拡張スロット
- 2 x PCI Express 3.0 x16 スロット (PCIE1/PCIE3: でシングル x16 (PCIE1); でダブル x16 (PCIE1) / x4 (PCIE3))
- 1 x PCI Express 3.0 x1 スロット
- AMD Quad CrossFireX™、CrossFireX™ 対応
- 1 x M.2 ソケット (Key E), タイプ 2230 WiFi/BT モジュールに対応
*起動ディスクとして NVMe SSD に対応

ストレージ
- 6 x SATA3 6.0 Gb/s コネクタ、サポート RAID (RAID 0, RAID 1, RAID 5, RAID 10, Intel® ラピッド・ストレージ・テクノロジー 17), NCQ、AHCI およびホットプラグ機能*
- 1 x ウルトラ M.2 ソケット (M2_1), 最大 Gen3 x4 (32 Gb/s) までのタイプ M Key 2242/2260/2280 M.2 PCIe モジュールに対応**
- 1 x ウルトラ M.2 ソケット (M2_2), M Key タイプ 2260/2280 M.2 SATA3 6.0 Gb/s モジュール、および、最大 Gen3 x4 (32 Gb/s) までの M.2 PCIe モジュールに対応**
*M2_2 が SATA タイプ M.2 デバイスで使用されている場合は、SATA3_0 は無効になります。
**Intel® Optane™ テクノロジーに対応 (M2_1)
起動ディスクとして NVMe SSD に対応
ASRock U.2 キット

コネクタ
- 1 x SPI TPM ポート
- 1 x シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー
- 2 x RGB LED ポート*
- 2 x アドレサブル LED ヘッダーs**
- 1 x CPU ファンコネクタ (4 ピン)***
- 1 x CPU/ウォーターポンプファンコネクタ (4 ピン) (スマートファン速度制御)****
- 3 x シャーシ / ウォータポンプファンコネクタ (4 ピン) (スマートファン速度制御)*****
- 1 x 24 ピン ATX 電源 コネクタ
- 1 x 8 ピン 12V 電源 コネクタ
- 1 x フロント音源ポート コネクタ
- 1 x Thunderbolt™ AIC コネクタ (5 ピン) (対応するのは ASRock Thunderbolt™ AIC R2.0 カードだけです。)
- 2 x USB 2.0 ポート (4 USB 2.0 ポート対応) (静電気放電 (ESD) 保護に対応)
- 1 x USB 3.2 Gen1 ポート (2 USB 3.2 Gen1 ポート) (静電気放電 (ESD) 保護に対応)
*合計 12V/3A、36W までの LED ストリップに対応
**合計 5V/3A、15W までの LED ストリップに対応
***CPU ファンコネクタは最大 1A (12W) の電力の CPU ファンに対応します。
****CPU/ウォーターポンプファンは最大 2A (24W) の出力の水冷式ファンに対応します.
*****シャーシ / ウォーターポンプファンは最大 2A (24W) の出力の水冷式クーラーファンに対応します.
CPU_FAN2/WP, CHA_FAN1/WP, CHA_FAN2/WP および CHA_FAN3/WP は、3 ピンまたは 4 ピンファンが使用されているかどうかを自動検出できます.

後部出入力ポート
- 1 x アンテナ ブラケット
- 1 x PS/2 マウス/キーボード ポート
- 1 x D-Sub ポート
- 1 x HDMI ポート
- 1 x DisplayPort 1.4
- 4 x USB 3.2 Gen1 Type-A ポート (静電気放電 (ESD) 保護に対応)
- 1 x USB 3.2 Gen1 Type-C ポート (静電気放電 (ESD) 保護に対応)
- 2 x USB 2.0 ポート (静電気放電 (ESD) 保護に対応)
- 1 x RJ-45 エリアネットワークポートおよび LED インジケータ (アクティビティ/リンク LED と速度 LED)
- HD オーディオジャック: サウンド入力 / フロントスピーカ / マイクロフォン


2 コメント

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Unknown (通りすがりの自作初心者)
2021-03-21 13:31:11
適合するWIFiモジュールが分からなかったので参考にさせていただきました。ありがとうございました。
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Unknown (Kimi(ブログ管理者))
2021-03-21 20:36:27
>通りすがりの自作初心者さん
はじめまして。コメントありがとうございます。

参考になったようで何よりです。今ですとintelやAsrockからWiFiカードとアンテナ等がセットになった製品が販売されていますので、そちらを選ぶのが無難かもしれません。
WiFiカードの中身は同じですので、どちらも動作に違いは無いと思いますけど。
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