金門島でまわったエリアは上の地図をご参照ください
金城車站近くのお店で夕食をすませて空港に戻ってきました。空港インフォメーションで自転車の鍵を返却しパスポートを取り戻しました。その際、受付のお姉さんが飛行機飛ばないかもって・・・とりあえずお礼を言って航空会社カウンターへ。
カウンター横の出発案内は欠航の文字が並んでいます。一応搭乗予定の便は天候調査中で遅延扱いです。
とりあえずカウンターの人に聞いてみますと、多分飛ばないよって感じ。翌日便に振替受付中という事でしたが、とりあえず欠航が決定するまで保留に。まぁ、この視界の悪さじゃどうしようも無いですね。そして軍事拠点だからILS-CAT3くらいあるだろうという希望も打ち消されましたw
欠航が決定
翌日便ですが金門空港18時45分発の便まで満席ということで、この時点でマンダリンはお昼頃、ファーイースタン(FAT)は始発便の空席があることは確認済みでしたので、とりあえず払い戻しをしてもらいました。ちなみに、コミュ力不足か規約上の問題かはわかりませんが、他社便への振替はやっていない模様でした。他社便予約のサポート(お手伝い)はできますので、わからないことがあったら声をかけてくださいねとも。あと、翌日も朝早い時間帯は視界が回復しない可能性があるので、10時以降の便の方が確実だというアドバイスもいただきました。
空港インフォメーションカウンターでは、近隣の宿の案内もして貰えるとの事ですが、以下の理由により空港で野宿することを決定しました。
1.空港近くには宿が無い
→空港までの往復に時間とお金がかかる
2.金門島は民宿系が多い
→日本語どころか英語も通じないだろうし、カードが使えるかもわからない。
3.空港のキャンセル待ちは朝7時受付スタート
→その時間に空港に戻るとなると宿でゆっくりできない。
こういう時に、テキパキと宿を取ってとっとと空港を離れることができると格好いい(?)のですが、テンパり系ブログ主のわたしがそんなことできるはずは無かった!
スマホをポチポチして、飛べばラッキー、飛ばなければキャンセルすればいいやということで、FATの朝1便を予約して翌日に備えます。
通常最終便出発後に空港は閉鎖されますが、このような状況のため、24時間開館措置がとられ、空調の効いた快適(かどうかは微妙)な空間で一晩過ごすことができます。この日は毛布の貸し出しもありました(要身分証明書)。それほど寒くも無いですし、毛布が無くても問題ないレベルでしたのでかりませんでしたが、周りの台湾の方が親切に管理室行けばかりれるから毛布かりなさいよと何度(一人や二人では無く数人の方が)も声をかけてくれたのは感動しました。こういう親切さに触れるとまた来たくなりますね・・・その前に帰らないといけませんけど(^_^;)
知らない天井で寝ます
朝になりました。結局グッスリ眠っていた模様(良くも悪くも不用心だなとは思いました)。今のところ全便平常運行です。のちに、運行情報は7時頃まで更新されないだけという事実を知ってしまいましたが・・・
空港には無料でインターネットができるPC(ASUS&Acerコラボ!)が置いてありました。OSがWindows7なのはご愛敬。またスマホなどの充電用コンセントも。で、このPCでフライトレーダーを見ると、FAT台北発(折り返し金門発1便になる便)がすでに欠航している事実。空港の案内は平常運行なのに(^_^;)
というわけで、スマホでマンダリン・ユニーの両サイトをチェックし、奇跡的にあいていたユニーエアの2便目(9時50分発)を予約しました
せっかくなので空席待ちも入れてみます。空席待ちは搭乗航空会社・行き先を選択し、個人情報(台湾の方は国民カードを読ませるだけ、外国人はパスポート情報や名前などを入力)を入れると空席待ち受付完了です。今回はマンダリンで入れてみました。26番目でしたが、結果的に9時発の1便目は2名のみでしたので、9時50分発がとれている為、空席待ちの意味は無かったです。
7時40分頃の出発案内。各便は台北・台中・高雄の各空港を遅延して出発済み(フライトレーダーで確認)で、いわゆる出発地に引き返す可能性がある条件付きと思われる状況です。
FATはとっとと欠航が決定したので払い戻しをします。
カウンターでは次の便は飛びますし空席ありますよという事でしたが、他社のそれより早い出発便を取れているので払い戻しの手続きをおこないました。
*補足*
天候条件で欠航ですので、払い戻しではなく振替をした方が費用的には安いです。しかし、今回の場合は、1.振替可能便が翌日18時45分発まで無かったこと。2.空港カウンター営業時間外に空席が発生した場合も、キャンセル待ち向けに保留はされず、ネットから予約できてしまうシステムな事。3.旅行なので時間はお金で買ってしまった方が満足度が高いこと。4.そもそも、台湾国内線はそれほど高価では無く、キャンセル→再度予約でも差額が大したことない事。などの理由から手間はかかりますが、このような方法に至りました。
無事確保できた台北行きチケット。当日なのに早鳥運賃が予約可能で1,888元でした。結局差額は300元ほどで、キャンセル手数料はかかりませんでしたが、為替レートとクレジットカード海外利用手数料の関係で2,000円くらい余計にかかりました。まぁ、2,000円くらいなら何の問題もありませんけど。
外も霧が晴れてきました。
空港のレストランで朝食。
搭乗予定の便も無事着陸しました。このような天候ならば着陸さえできれば離陸は問題ありません。
これで、ほぼ台北へ戻れることも確定。搭乗待合室へ向かいます。
空港の案内はこんな感じに。欠航便はFATの1便のみでした。
保安検査場通過
金門空港はPBBが2つあり、マンダリンやFATのジェット機は2階PBB利用が多いようです。プロペラ機は歩いて飛行機に搭乗する1階のゲートから。
1階待合室の様子
三通の中継点である金門空港は免税店もあります。
時間になったので搭乗します。
機内で新聞を読んでみる(注:読むというより見るという感じ)。なんか昨日は台湾全土で大変だったみたいです。
台北松山空港に到着。
ここから駆け足です。
MRT松山機場からホテルへ。現在時刻は11時5分、ホテルのチェックアウトは12時なので、急げばシャワーくらい浴びる事ができそうです。
ホテルでシャワーを浴びて荷造りして、MRTに乗って台北駅。そこでお昼ご飯の台鉄弁当を購入。
新竹までは9時発自強号指定券があるので、それを利用し無座移動します。12時30分発の自強号に乗れると思ったらタロコ自強(無座扱い無し)だったので、仕方なく区間車で移動します。
14時頃新竹に到着。
この先は区間車の中で時刻表をチェック済みなので、それに基づいて移動します。予定では新鳥日まで台鉄で移動し、そこから高鐵に乗り換えます。14時13分発自強125次で苗栗まで。苗栗で途中下車するのは悠遊カードの仕様上制限(?)からです。新鳥日までだと70km超えちゃうのと、新鳥日駅は自強号通過なんで。ちなみに、台湾高鐵苗栗駅は一つ手前の豐富駅が乗換駅となります。高鐵苗栗駅は各駅停車の新幹線しか止まらない上、だいたい1時間に1本の運行です。乗換の台鉄豐富駅も区間車しか止まらない駅です。待ち時間も長い可能性が高く、この駅で乗り換えるのはあまり得策だとはいえません。
苗栗駅
苗栗駅から区間車で新鳥日駅(高鐵台中駅)まできました。時間は16時10分。台北駅から高鐵(新幹線)なら1時間位の距離です。金門島では時間は金で買うとか言っておきながら、この移動はどういうことなのでしょうか(^_^;)
台鉄新鳥日駅から高鐵台中駅の乗換は10分くらい見ておけば大丈夫でしょう。乗換通路にはお土産物屋さんや鉄道グッズショップなどが昔はありましたが、今はシャッター街です。
高鐵台中駅
この後の出発は16時17分、20分、25分と連続してありますが、25分発に乗車します。17分発は時間的に厳しく、20分発は途中で抜きますので、目的地の嘉義へは25分発が事実上最速です。乗車時間は20分ほどなので自由座で十分です。
嘉義駅に到着
思ったより混雑していません。
シャトルバス乗り場へ向かいます。
嘉義ランタンフェスティバル会場行きシャトルバスに乗車します。
つづきます。
*飛行機が定刻で飛んでいたら、こんな感じの予定でした。*
3日目
台北で夕食とデザート
4日目
自強号で新竹駅→海線・海を眺めながら南下、途中下車して散策、車内で駅弁→彰化駅から自強号で台鉄嘉義へ。→KANO観光・軽めの夕食→シャトルバスで嘉義ランタンフェスティバル会場へ
台北から高鐵(新幹線)で移動すれば嘉義のKANO観光できたんじゃないかと思われるかもしれませんが、高鐵嘉義から台鉄嘉義はシャトルバスで片道30分程度かかりますし、そこまで熱心にKANO観光したかったわけではないので時間を無駄に使った移動になりました。
日本では島流し経験がないので初体験でした。まさか、台湾の離島で経験することになるとは思いませんでしたがw
金門島ですが、今回は台北から飛行機で往復しましたが、それ以外に中国の厦門から船で入る方法があります(日本人観光客が向かうルートとしてはこちらの方が一般的かもしれません)。欠航がもう少し早くわかっていれば厦門経由でという方法もあったのかもしれませんが、厦門行きの船便も日没くらいには終了してしまうので、今回はどうしようも無かったです。本文にも書きましたが、治安の比較的よい台湾でよかったです。